動物の身体には無数の神経が存在しているのですが、人間でもあまり神経については意識せずに過ごしているかと思います。
今回はハリネズミちゃんのふらつき症候群につながる可能性が高いと言われている神経についての私見を書いていきたいと思います。
まず、神経とは身体中に張り巡らされたネットワークであり、脳や脊髄からなる中枢神経と中枢神経と身体の内外の諸器官に分布する神経をますば末梢神経があり、情報を伝達する役割を担っています。
神経は身体のあらゆる機能をコントロールする重要な働きをするため、神経が正常に機能しなくなると、身体の動きや感覚に障害が生じたり、内臓の働きが乱れたりすることがあります。
ハリネズミちゃんのふらつき症候群は、獣医学では何らかの神経の異常として捉えられています。当店でもそう感じています。
当店ではハリネズミちゃんのふらつき症候群に対して、色々なことを考察しております。その中で、神経の修復、痛みの軽減、予防が治療に役立つのではないかと考えました。
神経の修復を行うお薬は未だ開発されていないと言われております。そもそも、神経はどのようにして作られているのか?その主成分などがわかるとそれをつくる栄養素を摂取すれば良いのではないかと考えました。
中枢神経系で髓鞘を作る細胞は乏突起膠細胞(オリゴデンドロサイト)というものであり、末梢神経系ではシュワン細胞といわれているので作られている。
髄鞘(ミエリン鞘)とは神経細胞の軸索のまわりを幾重にも包み込む、脂質に富んだ膜構造のことをいいます。
中枢神経や末梢神経を作る細胞は異なっていることから,中枢神経の髄鞘と末梢神経の髄鞘はタンパク組成や抗原組成は当然異なっています。
それぞれの神経の主成分は、
中枢神経ではミエリン塩基性タンパク、プロテオリピドタンパク、末梢神経ではP0タンパク質(ミエリンタンパク質ゼロ)、P2タンパク質(フォークヘッドボックスタンパク質)から出来ております。そして、リン脂質があります。
どちらも異なるタンパク質から出来ておりますが、タンパク質を摂取しなければならないことはこのことからもわかります。
神経の修復には食べ物がよく関わっています。その成分としてビタミンB12があります。神経細胞はタンパク質とリン脂質から構成されていることが先ほどのことからもわかるかと思いますが、ビタミンB12には、それらのタンパク質やリン脂質の生成を促す作用があるということがわかっております。
すなわち、タンパク質、リン脂質、ビタミンB12は神経の再生には必須の栄養素ということが言えるのではないでしょうか?
中枢神経の修復には、膵臓から分泌されるFGF21タンパク質が関わっているということがわかっています。
ただ、神経の修復には時間を要するため、症状が現れるまでにこれらの物質を摂取しておくことが非常に重要になります。
また、神経を傷つけるのはストレスや炎症もあります。これらを考えると抗ストレス成分や抗酸化成分、抗炎症成分を含む食材を与えることも大切になります。
さらに、関節などの動きから痛みなどがある場合もあると考えました。
関節液、関節軟骨などに多く含まれ、潤滑作用や緩衝作用など、関節の動きを良くするといわれているヒアルロン酸を与えることも良いのではないかと考えました。
これらを考慮して、神経にとって何が必要なのかと考えて出来た商品がハリセレブプラスあしもとしっかりになります。
サプリメントはお薬とは異なり、サプリメントを摂取することで足りない栄養素を補い身体全体のバランスを整えていくという意味では非常に良いと考えています。
神経の修復は普段の食事を改善することが大切です。
もしも、ふらつき症候群が何らかの神経異常からくるものであれば、なおさら普段の食事に気をつける必要があるかと思います。
すべての生き物たちが健やかに過ごせますように🍀