一部事業の廃止及び3月からの営業について | 日刊ふみちゃん新聞

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タイトルで「え?!」と思われた方もおられると思います。
事後報告になりましたが、令和5年2月10日をもって
鳥取中部第1号だった住宅宿泊事業法による農山漁村交流型民泊
及び飲食店営業(一般食堂)を廃業いたしました。

2019年1月から飲食店営業を開始
2月に住宅宿泊事業法の民泊の届け出を行い4月開業
最初の1年はスタートとしては順調かと思えました。

しかしその1年目の終わり コロナ禍が始まり
国や自治体の支援金などもいただきながら
何とか持ちこたえようと努力してきたつもりです。

様々なサービスを考え実行に移したり
アフターコロナを見据えてピザ&BBQコーナーを作ったり
土蔵を改装したりして コロナ収束を待つ日々でした。

5月にはコロナも5類に分類され マスク着用も緩和され
そのうちパーティションも必要なくなるのでしょう。
もうちょっとの辛抱じゃない?そう思われるかも知れませんが。

この3年殆ど稼働していなかった民泊も
旅行支援やインバウンドが始まっても再開する気になれませんでした。

コロナの前は気にもならなかった
自分が日常を過ごす空間、特に水回りを
会ったこともない他人に提供することに抵抗が生まれてしまったのでしょう。
ゲスト専用の浴室・トイレなどがあれば、まだいいのですが・・。
当店は家主居住型でそういう構造ではありません。

コロナに終わりが見えてきても
ロシアのウクライナ侵攻による燃料費・光熱費他諸物価の高騰は
当店のような一人で細々営業している店では量が作れなくて
少々値上げしたところで焼け石に水で、追いつかない。
1日は24時間、手足は2本ずつしかないのに
自分でどんどん荷物を増やして 限界を超えてきて 

正直「疲れた」 その一言です。

飲食や民泊で 成功したかった訳ではなかったはず。
住民交流サロンで食事を提供したかったから 飲食業許可を取った。
県外・国外のゲストと地域住民の交流ができたらステキだなと考え
空いてる部屋を整備して民泊を取った。

疲れて 何をする気も起きず 本当は何をしたいのか振り返ったとき

ここでお店を始めた目的を改めて噛みしめることができました。
住民交流の拠点を作り、地域の絆を作り 地域に仕事を生む。
一人でも多く 生きがいをもって暮らせる地域を作る。

コロナに終わりが見え始めた今 原点回帰して
残りの人生の限られた時間を 本来の目的のために使いたい。
そう考え 思い切って廃業届を提出しました。

令和5年度もう1年 副業勤務を続けながら
3月からは1つ残したそうざい製造業許可をメインとして
週1回(金曜日)の日替わり弁当営業
別注弁当・オードブルの予約販売
味噌づくり体験・味噌づくり代行
らーゆなど加工品の製造販売を行っていきます。
※住民交流サロンとして地域住民やグループ・団体の集まりに限定した
イートインスペースの提供などは従来どおりお受けします。

コロコロと営業方針を変えて申し訳ありませんが、

コロナ禍から物価高と 次々続く危機に迷いながら
試行錯誤の連続で疲弊した末に
抱えたものは削ぎ落とさないと 事業も私も潰れる。
そう考え事業を1本に絞り収入源を整え
本当にやりたいことだけやっていく。
そう決断した結果です。

何卒ご理解の上 今後ともご愛顧・ご支援いただけますよう
心からお願い申し上げます。