白いスパイ・イルカ

（『NHKスペシャル』より）

このシロイルカ（ロシア語でベルーガ）は推定14歳（人間に例えると20歳）のオスで、名前は「ヴァルデミール」というそうです。

彼は広い海をただ１頭で、ずっと泳ぎ続けています。なぜでしょうか⁉️

このシロイルカについて、様々な事実が判明したのは、この動画がきっかけでした。場所は波止場でしょうか？

実はこのシロイルカには「ロシアのスパイ」という嫌疑がかけられていました。それは、

●人間に対して、積極的にコミニケーションを取る。

●人間が与える餌を、喜んで食べる。

●群れずに、単独で行動し続けている。

●小型カメラが装着できる、ハーネス（サンクトペテルブルク製品）を付けていた。

という構成要件によります。実際にスパイとして利用される動物はイルカだけではありませんが、善悪の区別がつきにくい、純粋無垢な彼らを戦争目的に利用するなんて、人間のエゴもいいところですね。

現在は特殊なハーネスも取り外されて、スパイの仕事から解放されたので、ただ１頭で広い海をさまよっているというわけです。しかしながら、それでは長く生きられるか心配なので、保護するかどうか検討されているそうです。

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