人を好きになったことのない女性の原因と対処法6つ

「人を好きになったことがありません。原因はなんでしょうか?どうしたらいいでしょうか?」という、女性のあなた。

 

人を好きになったことのない女性の原因と対処法は6つあります。

① 人を好きになる環境や状況がない

② 人を好きになるのは苦しいと思い無意識に避けている

③ 人を好きになることや好きになってもらうことに自信がない

④ 同性と一緒に遊ぶ方が楽しいので恋愛に興味が持てない

⑤ 「一人でも幸せだ」と感じ他人から「愛されたい」という気持ちがない

⑥ 愛されることを知らないので「他人と関わりたくない」と思ってしまう

 

人を好きになれないのは、好きになるのが不安だったり、自分に自信がなかったりすることが原因かもしれません。

 

無意識のうちに、誰かを好きになろうという自分の気持ちを打ち消してしまっている可能性もあります。

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人を好きになる環境や状況がない

人を好きになりたくても、出会いがなければ人を好きになることはできません。

 

周りはみんな恋人がいたり、いいなと思う人は結婚していたり、また、同性ばかりの学校や職場で異性と出会うチャンスがなかったりすることが原因で、恋愛ができないケースがあります。

 

または、勉強や仕事が忙しく、それに集中するあまり出会いがあっても、好きになるチャンスがあっても、気づかずに過ごしているのかもしれません。

 

そのような場合、人を好きになれないのではなく、人を好きになるチャンスがないだけということもあります。

 

心理学の本には、次のように書かれています。

恋愛は性欲から派生したもので、遺伝子を残そうとする本能に根ざしているが、それだけでは説明がつかない、人間しか持たない感情や行動のことを指す。江國香織の小説「東京タワー」に「恋はするものじゃなく、おちるものだ」という一文があるが、このように、恋する気持ちは理性や意思とは関係なく突然芽生えるもの。いったん落ちたらその気持ちを止めることはできない。

『男女がうまくいく心理学辞典』より引用 齊藤 勇監修 朝日新聞出版

好きな人は欲しいと思ってできるものではありません。

 

この人を好きになりたい、と思っても気持ちが思い通りに動くものでもありません。

 

好きな人ができたことがないのは病気?と悩み過ぎないようにしましょう。

 

ただ単に、まだ、そういった「出会い」がないだけなのかもしれません。

 

焦ることなく、そのときが来るのを待っていましょう。

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「人を好きになるのは苦しい」と思い無意識に避けている

人を好きになるのは素敵なことですが、とても苦しいこともあります。

 

人を好きになれない人の特徴として、恋愛をして苦しむのを無意識に避けているという点があります。

 

人を好きになればその人からも好きになってほしいと思うものです。

 

しかし、片思いならつらいもの。

 

ほかの女性と楽しくしているだけでも胸が苦しくなるもの。

 

恋人同士になっても、浮気をされたり、約束を守ってもらえなかったり、自分の希望通りにならないと、悲しくなるものです。

 

幸せなときばかりではないことを、あなたは周りを見て知っているのでしょう。

 

そんな思いはしたくない、と強く思ってしまっているのではないでしょうか。

 

そのため、少しでも「いいな」と思う人が現れても、その気持ちを打ち消してしまうのです。

 

その人と会わないようにしたり、避けてしまったりして、好きにならない行動に出てしまうのです。

 

自分では意識していないかもしれません。

 

心の中に、人を好きになることへの不安が大きいなら、まずは恋愛の不安や苦しさではなく、幸せな点を見るようにしましょう。

 

周りには人を好きになり、苦しい思いをしても幸せに過ごしている人もたくさんいるはずです。

 

そういった人たちをよく観察し、恋愛の不安を少しでも和らげてみましょう。

*関連記事:「付き合うことが怖い」あなたへ。対処法5つ【体験談】

 

人を好きになることや好きになってもらうことに自信がない

自分は人から好きになってもらえない、と思っていると人を好きになれないことがあります。

 

自分に自信がないことも、人を好きになれない女性の特徴の一つです。

 

恋愛をする人は、容姿がよい、性格がよい、頭がよい、愛嬌があるなど美点があり、恋愛テクニックを持っている人、と思い込んでいませんか?

 

自分は誰かから特別に思われることはない、恋愛の駆け引きなどもできない、そのため、人を好きになってもつらい思いをするだけ、と思っていないでしょうか?

 

そのようなことはありません。

 

どんなに容姿端麗でも、頭がよくても、性格がよくても、人を好きになって苦しむことはあるのです。

 

振られることもあれば、胸が張り裂けそうに悲しい経験もするものです。

 

いつでもうまくいく恋愛ばかりしている人はいないと言ってよいでしょう。

 

それが人を好きになるということであり、恋愛というものです。

 

恋愛は誰でも苦しむこともありますが、楽しめることもたくさんあるものです。

 

苦しむだけだから自分は人を好きになってはいけない、恋愛なんてできない、などと思わないことです。

 

恋愛は苦しいこともありますが、その何倍も楽しく優しい気持ちになれるもの。

 

それは、一定の人に与えられるものではありません。

 

恋愛は誰にでもできることなのです。

*関連記事:好きな人の見つけ方。6つの方法とは?【体験談】

 

同性と一緒に遊ぶ方が楽しいので恋愛に興味が持てない

あなたは今が楽しくて、その世界から離れたくないと思っているのかもしれません。

 

男性といるより同性の友達と遊んでいる方が楽しくて、または家族と一緒にいた方が気が楽で幸せを感じているのかもしれませんね。

 

今のままでいたいと思ってしまうため、好きな人を作って泣いたり、笑ったりする必要がないと思っている可能性もあります。

 

その場合、無理に異性を好きになろうとしなくてもよいでしょう。

 

今の生活を十分に楽しむことも大切なことです。

 

ただ、少しでも恋愛に憧れを抱いたら、今とは違った人とのお付き合いをしてみるのもよいでしょう。

 

異性の友達を作れば、今までとは違う世界が見えてくるかもしれませんし、もっと違う楽しみができるかもしれません。

*関連記事:男性との出会いがある7つの場所とは?【体験談】

 

一人でも幸せだと感じ他人から「愛されたい」という気持ちがない

一人でいることが苦ではなく、誰かから愛されていなくても大丈夫、という女性は、人を好きになれない、もしくは人を好きにならないことがあります。

 

基本的に人は、誰かから愛されたいと思うものです。

 

愛されることで、自分はその人にとって必要な存在であることを感じ、自分の存在意義を認識するからです。

 

しかし中には、自分で自分の存在意義を認識することで満足できる人もいます。

 

それは自立しているということでもあり、素晴らしいことです。

 

ただ、ずっと一人で生きていくのは寂しいことでもあります。

 

誰からも「君が必要だ」「君がそばにいてほしい」と言われないのは、悲しいことでもあります。

 

心理学の本には、次のように書かれています。

ある心理実験では、他者との交流を完全に遮断された被験者が2、3日で独り言を言う、幻覚を見るなど精神不安定になる様子が観察されました。

『男女がうまくいく心理学辞典』より引用 齊藤 勇監修 朝日新聞出版

誰かに頼らず、一人で生きていける女性は強くたくましいものです。

 

それでも、好きな人がいて、その人に愛されて生きていくのは、もっと楽しいこともあるものです。

 

もし、一人ではなく誰かと一緒に食事をしたらどうだろうか?

 

もし、映画やドラマを観た後、感想を言い合える相手がいたらどうだろうか?

 

もし、仕事でつらいことがあったとき、一人で泣くのではなく誰かに話を聞いてもらったらどんな気持ちになるだろうか?

 

そんな風に考えてみてはいかがでしょうか?

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愛されることを知らないので「他人と関わりたくない」と思ってしまう

人を好きになれない原因として、家庭環境が影響しているケースがあります。

 

心理学の本には、次のように書かれています。

親子関係で言うと、乳幼児期に親からの十分な愛を体感できずに育った人は、「愛される自分」を受け入れることができず、好意を寄せてくれる人を自ら遠ざけてしまうことがあります。

『男女がうまくいく心理学辞典』より引用 齊藤 勇監修 朝日新聞出版

人から愛されるということがどういうことなのかわからないため、好意を示していてもそれに気づかない、また自分は人から愛される人間ではないと思っているため、誰からも好きになってもらえない、と思ってしまうのです。

 

そう思っていると、人とのコミュニケーションができなくなります。

 

人を好きになり、恋愛をしていくには、自分の気持ちや自分の生活などさまざまなことを相手に伝えなければなりません。

 

しかし、こんなことを言ったら嫌われるのでは?自分の気持ちを伝えると離れていってしまうのでは?とネガティブなことしか考えられず、自分の話ができないのです。

 

嫌われるくらいなら、深くかかわらない方がマシ、と思ってしまい、人を好きになれなくなるのです。

 

もし、人との関わりが不安で怖いと感じるなら、少しずつよいので心を開く練習をしましょう。

 

そのためにも、何でも話せる人を見つけましょう。

 

話をしていて信頼できると感じた人や、フィーリングが合う人などを探してみるのです。

 

いろいろな人と出会うためにも、サークル活動やお稽古事などを始めてみるのもよいでしょう。

 

また、ネガティブなことばかり考えないことです。

 

いつもマイナスなことばかり考えていると、表情も暗く、かたくなってしまいます。

 

誰かがあなたに話かけようとしていても、暗い表情だと話しかけてくれません。

 

そうそう、悪いことばかりではないのですから、考えるならよい方を考えましょう。

 

また、相手の好意を感じたら素直に受け入れることです。

 

疑ってかかるより、相手を信じることが大切ですよ。

 

きっとあなたが思っているより、周りはあなたを魅力的で素敵な女性だと思っているはず。

 

そんなことはあり得ないと思っても、心の中でそう思うのは自由です。

 

そう考えた方が、楽しい気分になれますよ。

*関連記事:「彼氏ができない」と悩む大学生のあなたへ。彼氏をつくるポイント7つ【体験談】

 

まとめ

 

人を好きになったことがなくても、病気と決まっているわけではありません。

 

好きな人ができなくても、楽しく生きていくことは可能です。

 

しかし、人を好きになることは自分だけでなく、相手を幸せにすることでもあります。

 

それは、とても温かい気持ちになることで、幸せを感じられることです。

 

もし、好きになることから逃げているなら、苦しむことを怖がらず、自分の気持ちを打ち消さないようにしてみましょう。

 

そうは言っても、急ぐ必要もなければ焦る必要もありません。

 

これからとても素敵なめぐりあわせが、待っているかもしれません。

 

自分の気持ちに嘘をつかないようにして、その時を待ってみましょう。

 

あなたの悩みと疑問が解決し、笑顔になれる幸せな恋愛ができますように。幸運を祈っています。

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