歩いて走って登って、毎日ビール(・・・日本酒も)。

歩いて走って登って、毎日ビール(・・・日本酒も)。

体を動かすのは好きなのです。
体を動かした日でも。
動かさない日でも。
・・・ついつい今日もまたビール!
・・・いや最近は日本酒にはまり中・・・。


                          

我が家のGMの運転免許更新に付き添い愛知県民お馴染みの平針運転免許試験場に出かけた帰り。

そのまま帰るのは面白くないしと思いどこか行こうかとGooglemapを眺めていました。

平針に行く地下鉄鶴舞線は名鉄豊田線につながっていて、新豊田で愛知環状鉄道に乗り換えると岡崎の町に行くことができます。

東海道歩きで前を通った八丁味噌の味噌蔵は愛知環状鉄道の中岡崎駅の目の前にあります。

テレビで何度も見たことのある無料で蔵見学に一度行ってみたかった。

そうだ、岡崎に行こう。

 

順調に電車を乗り継いで中岡崎駅を目指します。

蔵見学は16時受付までの30分単位スタート、何とか間に合いそう。

名鉄豊田新線、愛知環状鉄道は初めて乗りましたが、ずっと続く緑の多い丘陵地に町が開かれ、線路や道路がつなげる風景は愛知県西部住みにとってはちょっと新鮮な景色でした。

愛知環状鉄道最大の車窓の見どころは高架から見るトヨタ自動車本社工場。

豊田城下町本丸天守台、豊田市トヨタ町正真正銘の1丁目です、1番地はあるのか?

まのあたりにするまでなにも知らなくて、車窓で見てから「あれここなに?」だったので写真は写せずでした。

街道歩きと違い下調べが無いので笑。

 

さて、中岡崎駅出ると目の前ともいえる場所に2軒の味噌蔵があります。

カクキューさんとまるやさん、どちらも同じように蔵見学できます。

駅から1分ほど、手前のまるやさんの前まで来た時に時計を見ると15時25分、15時半の見学時間にギリギリ間に合いそうなので飛び込むとセーフでした、アンケート的名簿に名前を書いてさあ見学です。

ここも急いでたので写真無かったのです、ストビューで。

 

キャラの濃い社長のパネルに挨拶して蔵に。

 

「八丁とはお城から八丁の距離にある町の味噌蔵だから」

「八丁味噌と名乗ってよいのはここに並ぶ二つの蔵だけ」

「赤味噌と赤だし味噌は違うもの」

愛知県民としては味噌は赤いのが絶対で絶対に譲れないものなのですが(個人の感想です)、八丁味噌など赤味噌(豆味噌)に米味噌を混ぜたものが「赤だし味噌」なのだそうです。

そんな解説を聞きつつ進みます。

ちゃんと知らんかった~、愛知県民としてはきちんと知っておかねば。

 

大きな木の桶の並ぶ蔵の中、ほのかに良い香りがしますよ。

 

 

バランスよく重さが伝わるようにこの石を積む技術は熟練の超絶職人技だそうです。

 

レトロホーロー看板、良いねぇ~。

 

向こう側にも桶が見えますね。

 

石造りの井戸があります、覗くと水面が見えます。

矢作川、岡崎と来れば秀吉伝説、秀吉ゆかりの「石投げの井戸」。

 

 

石はこんな感じ。

大きさの違う石を組み合わせて積んでいくのです。

 

昔は表通りにあったレトロ看板。

 

古さよりもむしろ新鮮さを感じるポスター。

ところでこのまるやさんの社標の円の歯車のように見える縁は「八丁」の文字がデザインされております。

もちろん解説を聞いての知識です気が付きませんでした。

 

蔵を通り抜けて、あの通用口の向こうは旧東海道です。

 

ここを歩いて通り過ぎた東海道ウォーカーも多いと思います。

 

見学者はまるやさんの味噌を使った田楽を味わわせていただけます・・・お酒が欲しいいいい。

 

最後は売店に導かれ笑、でも心はもうお土産を買う気満々でまるやさんの思う壺で笑。

コーラなど大変化球の商品もありまして気にはなりますが・・・。

 

やはり正統派の物をチョイスのお買い物。

右下の袋入りの味噌は見学者が頂けるお手土産です。

無料試食&手土産付きなのでした。

 

外に置いてあったお休み中の桶と石。

 

最後にお狸さんの見送りで見学終了。

大人の社会見学は楽しいですね。

 

時間が間に合わず岡崎城などは回れませんでしたので、金山まで出て路上ライブさんや。

 

パントマイムさんなんかで賑やかな金山駅近くの町をうろうろ歩いて夕ご飯を食べてお帰りしました。

名駅よりも金山の方が賑やかだなぁ。

 

半日ほどの時間でしたがよい一日でした。

東海道岡崎宿を歩く方は街道沿いの八丁味噌蔵見学、おすすめいたします。

無料で試食もあり楽しいですよ。