あなたが生まれたワケ

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自分という不確かなもの

2019年11月19日 16時55分09秒 | カウンセリング

皆さまお久しぶりです。okです。
約3年前に、人生の転機ともいえるような引っ越しをしてから
状況は一変しました。
ブログをまったく更新していなかったけれども
その間にたくさんの素晴らしい出来事や
達成感、満足感を得てきました。
はっきりと言えるのは、あの決断は私にとってとても良い判断だったということ。
はっきりと幸せだと感じられる心を身につけたということ。
3年前の引っ越しに伴い、私も夫も仕事を辞め、新しい転職先を得ました。
そして、子供も保育園を変わり、住む場所も、環境も、通勤方法も、食べるものも、会う人も、
すべてが変わり、新しい人生が始まったのです。
それは私にとって、多くの穏やかさであり、恵みであり、発見でありました。
不満だった通勤電車、興味のもてない仕事、どうにもできずに苦しんでいた人間関係を捨て、
それと同時に、お金や、ステータスのようなものを手放し
残ったのは、自分の手で不満とさよならした小さくも光り輝く自分だったのです。
都会のように行列のできるケーキ屋さんはないけれど
鮮やかなハイブランドの服を着て過ごすような瞬間もないけれど
馴染みの大きな公園で風に吹かれてるそんな自分が自分で誇らしかった。
3年前には思ってもみなかった状況が目の前に広がり、
その状況に臆することなく対峙できる自分がいる満足感。
3年前にも、6年前には想像できなかった素晴らしい状況があった
その3年前にも全く想像もできない素晴らしい状況が今ある。
確かに何かが時間とともに変化しているのを感じるのです。
そしてさらに、どんどん、今尚、
自分の心に従って生きるという姿勢は研ぎ澄まされていくことになります。
今まで多くの場合その姿勢は、自分をストレスの無い環境へと置くための心地よい決断でした。
しかしそれはある時点を超えたときから
気づかなくてもいいことに気づかされる辛いものになるのです。
つまりそれは、知らなかった本当の自分との出会いです。
でももう、この姿勢を止めることなどできません。
自分の心の声がとにかく大きくうるさいのです。
通知をオフにする機能もあるにはあるのです。
しかし、それをする方がずっとずっと辛いのです。
通知をオフにしても、手を変え品を変え、時に運命と呼ばれるような偶然の力まで使いながら、
大きな通知音をけたたましく鳴らし存在をアピールしてくるのです。
もうこうなったらどうしようもありません。
降参してありのままの自分を認める以外に方法はないのです。
私の場合は、ある特別な一人を通して、知らなかった本当の自分に向き合うことになります。
その人の存在は最初こそ私にとって軽微な存在だったのです。
確かにアラームを鳴らしてはいましたが、
一過性のもの、他の様々な存在と同じように一度通知をオフにすれば簡単に消え去ってくれる存在だと思っていました。
しかし彼の存在はそれを許してはくれないのです。
手を変え品を変え、オフにしたはずの通知とは別のあらぬ方向からアラームを飛ばしてくるのです。
そして通知をオフにする回数が重なれば重なるほどに、彼に関するどんなに微弱なアラームすらにも
瞬時に反応している自分に気が付くことになります。
そして私は降参するのです。
彼に対する私の愛を知り、
彼を愛してしまう自分自身への愛を知るのです。
コントロールできるのは自分だけだと信じて疑わなかった自分が
自分自身すらも、コントロールできない領域があるという事実に降参するのです。
それが愛の領域です。

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