家庭学習が、より進みやすくなりました。
小2次男の家庭学習。
小2の範囲はすべて終わったので、
小3の範囲の学習を進めています。
使っているのは
陰山英男先生の『たったこれだけプリント』(小学館)です。
上の子たちのときにも進級前の3月に
次の学年の『たったこれだけプリント』を使って
次の学年の学習ポイントを押さえるようにしてきましたが
先日に陰山先生からいただいたアドバイスで、
家庭学習が大きく前進しました。
陰山英男先生が教えてくださったポイントは、次の2つです。
- 『たったこれだけプリント』は、最初から解こうとせずに読んで解答を見て、こういうものかと知ることから始めるといい
- 自力で解かないといけないというのは、学校文化の刷り込み。見て読んで理解する。それを理解できたかどうかを解いてみて確かめるといい
たったこれだけプリントの構成は
国語以外は、見開きで1単元です。
左側ページが解説になっていて
右側ページに問題が載っています。
わが家の場合、
今までもこの左側ページは私が読み上げ、
時として他の例も上げつつ説明してきました。
けれど、私が1~2回読んだら
「はい、じゃあ問題やってみようか」と
子どもが自分で問題を解く時間にしていたので
まだ学校では習っていない問題を目の前にして
「わからないよぅ」「むずかしいよぅ」と
ベソベソとすることがよくあったのです。
次の学年の内容を学ぶのだから
そういう時もあるだろう、と
さほど気にしていなかったのですが
私が疲れているときにベソベソされると
イラっとしてしまうことも多々ありました。
このベソベソとイライラは
お互いにとってよくないなあと思っている中で
いただいた陰山先生からのアドバイス。
私は目から鱗が落ちる思いで。
そうか、何度も読んであげて、
自分でも読ませてみて、
こういうものかと分かってから問題を解けばいいんだ!
そう気づけたのです。
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陰山先生からのアドバイスを意識して
わが家の場合は次のように進めることにしました。
1.「左ページの解説」を私が何度も読んであげて、次男が聞く。平日は仕事から帰宅してからなので、夕飯を作る合間にキッチンの前に立って読むことが多いです。
2.次男が内容に慣れてきたと思えたところで、今度は次男自身に音読させてみる
3.次男がすらすら読めるようになったら、解説のところに出ている問題を口頭で次男に出してみる
4.次男がすらすら答えられてはじめて、「右ページの問題」に進む
こんな感じです。
この方法にしてから、次男に明らかな変化がありました。
今まで1回目に取り組むときは
「わかんないよ~」「どういうこと?」とベソベソしてたのが
「そういうことか!」「わかった!」という言葉が増え、
表情がぱあっと晴れやかになり、
右ページの問題に取り組む頃には
難なくすらすら解けるようになったのです。
これが『たったこれだけプリント』の
予習での使い方だったのか・・・。
何年も何年も使ってきて
陰山先生のアドバイスで
ようやく適切な使い方ができるようになりました。
▽各学年のものが出ています
今は、算数の割り算の問題に取り組んでいます。
「わりざんって簡単だね、九九と引き算でできちゃうね」と
ニコニコ話す次男を見て
ああ、上の子たちのときも
こうやって使えていたらもっとよかったなと
私の未熟さを残念に思う気持ちもありつつ、
次男と次女はこの進め方で
今までよりも気持ちをラクに
「これ、分かるよ!」と
子どものニコニコ顔を見ながら
勉強を進めることができるなと思っています。
▽先日、陰山先生と対談する機会をいただきました。
▽使ってきたドリル、学年別にROOMにまとめてあります ↓ 。
Instagram: berry.kurashi
▽色んな学習方法がありますね。
▽参考になります。
▽わが家の暮らしが本になりました。
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