文章を読むのに、蓄積が必要です。
読むことの訓練そのものの蓄積もそうですが、
文章を読むことによって得られる知識も、
文章のお話、それそのものの蓄積も。
例えば、鬼。
鬼のイメージ、いまのところ、生徒さんから採取できる範囲では、
こわいもの
というもの、一択です。
ただし、そこから少々掘り下げると、
節分の豆まきや、桃太郎、などに。
しかし、ほんと(??)は、こわいイメージ以外もお持ち頂きたいところ。
『泣いた赤鬼』
とか、お読みになっていると、
こわい以外のイメージに至りやすいです。
…ということで、
国語をある程度、強化というか、補強というか、土台作りに、
日本昔話やら、有名な童話やら、下敷きにあること、
求めたいし、求めていたのですが…。。。
う~~~ん。。。
我が子を見て、あるいは、我が子に関わるクラスメイトやらお友達やらの様子を見て、
この、ある程度のお話に触れる、というハードル、
実はとんでもなく高かったんだなぁ、と改めて…。。。
我が子がとある発達障害というのもあって、
いや、それを理由にしちゃいけないなぁ、とはわかっているのですが、
ともかく、読書というか、活字というか、
それらとは、いくばくか縁遠い生活環境。
我が子に限らず、周囲のお子様からのお話を聞くに、
それなりのお時間を、ゲームやら、YouTubeに取られていて…。。。
うん、小学校低学年くらいの段階に、
一定ラインの読書経験を前提としてほしいなぁ、と、
思っていたもの、ことごとく我が子はもちろん、その周辺の子も無理ですわ…。
あいや、我が子の交友関係で、私が知ることができる範疇が、
日曜日に、5,6時間公園でずっと遊んでいる、体力に全振りした子らなんで、
サンプルデータとしては、けっこう偏りがあるのは、わかっているのですが…。。。
そう考えると、
集団塾のカリキュラム、おおむねどこも、4年生から本格化するのであれば、
3年生までの段階では、
有名な童話、昔話、絵本を下敷きにした文章、などにして、
それらを補うものだと、大変ありがたいなぁ、とは思うのですが。
とはいえ、それだと、その段階ですでにご家庭で済ませてきた層からすれば、
不満も出てしまうので、
集団塾の国語、いっそのこと、
本をしっかり読み聞かせしてましたグループと、
全然読まずに済ましてきたグループと、
その2つにわけて、というのが、ありがたいなぁ、と思ったり、と…。。。
というわけで、明日の記事更新お休みです。
次回更新、明後日木曜日となります。
ご了承願います。