紫外線そのものの怖さ

・その光線を無防備に浴びることで、細胞に炎症がおこること。

・コラーゲンなどのタンパク質を変性させること。

・肌の老化現象の一番の要因。(光老化)

・目に見えないこと。

[赤ちゃんの肌ってこんなに弱い]

「赤ちゃんの肌に紫外線が当たると、どのような影響が

あるのか。なぜUV ケアの必要があるのか教えてください」

 赤ちゃんの肌はデリケート

1) 赤ちゃんの肌は大人の半分の薄さ

2) 生後3か月頃から思春期で性ホルモンが分泌されるようになるまで、潤っているように見えても乾燥肌。

(子どもの肌の水分含有量は高いが、皮脂の分泌が少ないため乾燥しやすい)

3)メラノサイトが未発達

赤ちゃんの肌はプルプルつやつやで、何もしなくても自己治癒力が高いように思えます。

けれども今は、赤ちゃんの頃からの肌ケア(保湿)が大人になってからの肌トラブルに

関係するほど大切であることがわかっています。

(国立成育医療研究センター

https://www.ncchd.go.jp/press/2014/topic141001-1.html

また、保湿以外に大切なのは、幼少期からの紫外線対策です。

これは、子どもの肌が外界からの刺激に弱いことと、

紫外線から肌を守るためのメラトニン(色素細胞)が未発達な

ためです。

乾燥肌の子どもの肌は肌トラブルを起こしやすいので、

コツコツと守ってあげることが長く肌の健康を守ることに

つながります。

 赤ちゃんは成長発達の真っ最中

1) 少しの傷は回復が早い(成長過程にある・細胞分裂が盛ん)

2) 成長過程にある(細胞分裂が盛ん)がゆえに、傷ついた遺伝子が間違って修復される確率が高くなる

3) 目の細胞も発達途中であるため、紫外線の影響を

受けやすい。

(硝子体を構成するたんぱく質の変性 → ダメージの蓄積

→ 目の炎症・白内障)

『成長過程にある』ということは、赤ちゃんの頃からのUVケアが

必要であるとても重要な理由です。

UVケアで守るのはお肌だけではありません。

度重なる紫外線のダメージは、修復過程でミスの生じるリスクが

高くなります。盛んに修復しようとするあまり、治そうとする情報に誤りが組み込まれることがあるのです。

この情報の誤りは、本来の正常な皮膚情報から少しずつ逸脱し、

長い年月をかけて変性して、将来の皮膚疾患の原因となります。

一般的に晴れの日と呼ばれる日の紫外線の約80%は散乱光であることを考えると、地面から近いところで生活している乳幼児は、

大人よりも紫外線の影響を受けやすいといえるのです。

 赤ちゃんは顔や手足など、出やすい皮膚面積が大きい

赤ちゃんは大人に比べて全身の皮膚表面積に対する顔や腕や足などの面積の割合が高いです。これらの部位は、露出しやすい部分

であるので、紫外線にあたりやすいといえます。
体表面積に対する割合が高いので、大人が考えている以上に
紫外線の影響を受けることになるのです。

 

赤ちゃん連れで沖縄・・・の時は、ぜひUVケアを!!
紫外線対策用のUVカットウエア、UVカット帽子、そしてパパやママもぜひご一緒に紫外線対策してくださいね。

 

晴れたらエポカル