「ラーメン&餃子」究極の町中華!?「純麦×蔓餃苑」コラボイベント | じきの食歴

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そんな美味なる料理やお酒の記録を食の歴史として記しておこう

住所非公開、完全予約制のラーメン屋「純麦」と、現在改装中で通常営業されていない(それ以前もきまぐれ営業だったが)会員制高級紳士餃子「蔓餃苑」のコラボイベントがGW中の2日間、2回転で開催された。
会場は、住所非公開の「純麦」の店舗にて。
参加枠32名に対して応募者270名の約8.5倍という高い倍率の中、参加したいという熱い熱意をテレパシーで感じ取っていただけたのか、ありがたいことに参加させていただくことができた。
元々どちらも超予約困難店で、純麦は

コース仕立て4500円、住所非公開完全予約制の予約困難ラーメン屋「純麦」
https://ameblo.jp/ziki-fujimoto/entry-12822549318.html

で紹介したように予約困難店なのだが、

蔓餃苑にいたっては、不定期営業な上、夜遅くからの開催でも予約待ちの人達によって一瞬で予約が埋まってしまうという、これまた伝説級の超人気店。
現在は改装中でコロナ前からイベント営業でしかその餃子をいただくことができず、まさに幻の餃子とも言われている。

そんな特別なコラボイベントにて出された料理は、下記のもの。
純麦の矢嶋純さんと蔓餃苑のパラダイス 山元との掛け合いも楽しく、参加者もほぼ知り合いということもあり、笑いの絶えない2時間でした♪


・海老勃ちアボカド餃子
独特な包み方の海老入りの餃子。餡にはアボカドが入っており、そのねっとり感が独特の餡としての役割をはたしている

・ゼナキング大葉餃子
蔓餃苑名物餃子。すでに販売終了されている栄養ドリンク剤の「ゼナキング」を風味付けとして用いた餃子。様々な漢方が入っているので、複雑な風味と甘味が加わり、唯一無二の味わいとなっている。

・柳葉魚餃子
本物のメスのシシャモを丸ごと1匹包み込んだ餃子。中には魚卵が入っており、その食感も良い。シシャモは、普通焼かれることが多いけど、餃子の皮で包むことより皮目のついた脂がそのまま残るため、旨味もより引き立っている。

・ラムパクチー餃子
ラム肉を使った焼き餃子は、実は蔓餃苑が元祖とも言われている。パクチーは、あえて中に入れず別添えすることで、よりパクチーの存在感を感じることができ、ラムとパクチーそれぞれの風味をより強めている。

・虎河豚餃子
干したトラフグの入った餃子。干されたことにより旨味が凝縮し、なおかつアミノ酸が増加しているため河豚らしい旨味の強い餃子。

・ウナギウニ餃子
餃子よりもウニの量の方が多いという、目を疑ってしまいそうになる餃子。
最初、ウニをつまみに酒を飲み、ある程度減ってきてから餃子と一緒にほおばる。
餃子の中にはウナギが入っており、上に乗せられたウニやイクラがソースの代わりとなる。

・純麦ラーメン+ムール貝餃子トッピング
少し甘みがあり、しっかりした旨味の強いスープは、それでいてゴクゴクと飲めるのは、塩分濃度が程よいからなのだろう。
麺は、もっちりした太ちぢれ麺で、スープによく絡んでいる。
トッピングには、大きな豚ロースのチャーシューに、蔓餃苑のムール貝餃子。この餃子をいただくと、ムール貝のスープがたっぷりとにじみ出し、このスープにさらなる奥行を持たせる。
うーん、旨い。

・肉ごはん
そのままいただいてもいいが、先ほどのラーメンのスープをかけていただくのがまた旨い。

・キーマカリー餃子
当初はラーメンの前に出されていたらしいが、味が濃いいのでラーメンの後に回したとのこと。
カレーと言えば、ご飯でしょということで白米も少しもらっていただいた。
上に乗せられたウズラの卵は見た目も可愛いいが、カレー味ともよくあっていた。

・デコポンかき氷とモツアンマロン餃子
純麦定番のかき氷は、デコポンのかき氷。ごろりとカットされたデコポンにヨーグルトソースの2つの酸味が口内をさっぱりとさせる。
餃子は、餡子に栗入り。きな粉もまぶされており、まさにデザート。