絢爛たるグランドセーヌ
娘のいちばんお気に入りのまんがです。
絵柄もキレイで女性も読みやすく、ポーズも美しいです。
作者のCuvieさんは愛知県名古屋出身です。
高校生までバレエを習っていたそうです。
「昔、自分が打ち込んでいて、道半ばで挫折してしまった世界を、客観的に見られるようになったことで、描くべき時期がきたと考えました。
ずっと温めてきたバレエ漫画を、ようやく形にして、みなさんに読んでいただける機会が得られました。漫画家として、とても興奮しております。
この熱が伝わるよう、今後とも頑張ります。
バレエを知ってる方も知らない方も楽しめるものにできれば幸いです。」
と語っていらっしゃいます。
梨沙ちゃんのモデルはCuvieさんなのかなぁと思います。(勝手な妄想です。)
何度も言いますが、やっぱりバレエまんがはバレエ経験者が描くべきです。
また後日紹介しますが、バレエをわかっていない人が描いたバレエまんがにもやっとしているのです。
ところでチャンピオンREDを、絢爛たる~を買うときに初めて知りました。
もともと少年向けに2002年に創刊した月刊誌を青年誌にシフトしたようです。
なつかしい。「リングにかけろ」「男坂」もジャンプで読んでました~!
集英社、講談社、ときどき小学館、というまんが生活を送ってきた私は、秋田書店はノーマークでした。唯一読んだのは、刃牙くらい。いや、あと樹海少年ZOO1は読んだわ!
…話を戻します。
「グランドセーヌ」ってなんでしょうか。
響きはフランス語です。「セーヌ川」もあるし。
フランス語は合っているけれど、綴りがちがいます。
セーヌ川は Seine
グランドセーヌは Grand Scene 偉大な舞台、シーン、大舞台といったところでしょうか。
フランス語が得意な方、間違っていたら教えてください。
この「絢爛たるグランドセーヌ」は、バレエをやっている人の、バレエをやっている人による、バレエをやっている人のためのまんが!というのが私の感想です。
純粋で明るく、喜怒哀楽をわかりやすく出す、思わず応援したくなる主人公です。
ひたむきにバレエと向き合っていて、バレエを習っている子どもたちに読んでもらいたいです。
このまんがは好きです。好きですが、うーん、なんでしょう(´ε`;)
バレエを知らない人も楽しめるのかな…?
バレエを知っている人は、ポワントへのあこがれややっと履けるようになったときの気持ち、ライバルであり友達である仲間への嫉妬、尊敬、羨望などのまじった複雑な気持ち、共感できます。
たくさん出てくる演目も、「あっ、これやった」とか「この踊りやりたいやつ!」などの付加の気持ちが乗り、余計に面白く読めます。
でも、バレエを知らない人にはストーリーにちょっと面白みが欠けるかな?
クララ読者にはぴったりかな!
このブログを読んでくださる方はバレエにまったく関心がない人はいないと思うので、このまんがはきっと気に入ると思います。
絢爛たる~には、いろいろな演目、その中のバリエーションやパドドゥなどたくさんの踊りが出てきます。
1巻では、レ・シルフィード、ジゼル、くるみ割り人形、ドン・キホーテとその中のキューピッド
2巻では、オディール、スワニルダ、メドゥーラ
3巻では、海賊の1場面
4巻では、オーロラと眠りの森の美女
5巻では、ピチカート、
6巻では、マノン、アクティオンとディアナ
7巻では、パリの炎
などなど…。
まんがの中でがっつり取り上げられているものばかりではないですが、知っているのがあるとうれしいし、知らないのはうちの娘の場合、YouTubeで調べていました。
うちの娘は発表会で、眠りの森の美女の婚礼の場面に登場する、宝石の精の役をやりかけたので、まんがに出てくる1シーンだけでも「宝石だ!」とか、他の踊りで「発表会で〇〇ちゃんが踊ったやつ!」など、興味を持って読んでいました。
あと、私のおすすめのターンボードが7巻で少し出ていました。
第8巻は4月20日発売予定です。
楽しみです^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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