本屋の閉店ラッシュが止まらないニュースが
ありました。10年で3割近く廃業したのだそう。
補助が必要ではないか？のような話も出ています。
メンテの帰り際、ふと目の前に古本屋が
ありました。
（画像はイメージです）
お客は一人だけいましたが
閑散としていました。
私が小さい頃、古本屋あちこちに
ありました。
しかし、全て今ありません。
本屋より古本屋の方がもっと経営は
難しいんじゃないか？と思います。
そこで今回は街の個人店の古本屋を営む場合
どうやって生き残るかを考えてみたいと
思いました。
※ブッ○○フやま●だ●け、○○ガ倉庫、万●書店と言った大きなチェーンは除きます。
本屋と古本屋は同じ本を扱う店ですが
ビジネス形体が異なります。
本屋は基本的に棚貸しで本は仕入れません。
（本によっては棚貸しでなく仕入れないとダメな本もあります）
店頭に本を並べ一定期間売れなかった本は
問屋へ返します。
本が売れたら数割を店がとって残りを
問屋へ支払います。
なので在庫リスクが少なめです。
しかし古本屋は本を買い取って
それを売るビジネスです。
在庫リスクしかありません。
売らないと即死です。
そのため本の買い取り価格は激安。
ブッ●●フへ持っていくと買い取れない
引取ならOKみたいな経験ありませんか？
そのくらい本の古物価値は下がります。
歴史的価値がある資料的な本などは別です。
古本は古本屋で販売するだけでは
まあ死ぬでしょう。
そこでインターネット通販で販売するのは
必須ですね。
他にも古物市場へ流す手もあります。
他の古本屋が買ってくれる可能性もあります。
あとはスーパーや展示ブースを借りての
出張即売会です。
こうやって本を捌きます。
ただ、本を買う人が減ってきたこの時代
いくら、本は心の栄養だ！
教養を深める！と言っても
時間を奪う！というネガティブ思考の方が
時代を先行してしまい敬遠されてしまいました。
Amazonはオーディブルという本の文字を
音声で読み語るサービスを始めています。
活字が苦手だったり、本を読まなくても
何かしながら本の内容を理解できる
画期的なサービスですが本屋には
面白くない話ですね。
さて、ここで私なら他にどうやって古本を
売るかを考えます。
私なら古本のサブスクをやるかな？
やる事は2つ。
まず、床屋、病院など待合室がある業主と
本棚契約をします。
よく待合室に本ありますよね。漫画とか。
あれを定期的に取り替えますというサービスです。
待合室の本ってずっと同じ本がそのままで
何度も行ってると読み終えてしまう事があります。
また巻が途中で止まってたり抜けてたりして
続きが分からん！！と感じる事があります。
そこを古本屋が管理してくれて揃った状態で
本を定期的に入れ替えてくれると
待合室のユーザー満足度が向上します。
次にやることは毎月一冊あなたに合いそうな
古書を送りますというサービスですね。
これは、そのまんまです。
讀書好きにミステリーで本が届きます。
読み終わったら古本屋へ売りましょう。
古本以外も扱う！
単価が稼げるものが必要です。
古本だけでは集客が難しいと思います。
私が小学生の頃は古本屋の中でタコ焼き
焼いてた店がありましたけどね。
すぐ潰れていました。
さすがに本にタコ焼きは匂いでアウト。
例えば、昔のゲームソフト＋攻略本を
セットで売るとか、何かしら関連で
紐づけた商品を扱うのがいいでしょう。
古本屋にガチャガチャを置けば？と言うのも
考えられるでしょうが、KALZAの審査では
回転数の悪さから、おそらく通らないです。
頭ひねって古本屋でどうやって商売するか
考えてみましたが、難しすぎますね・・・
