岐阜市長良のオルタナティブスクール

あいぎふ・自由学校です。

 

今年度のスタートは

小学生男子4人からでした。

中学生女子からの問い合わせや見学も

最近増えています。

 

不登校がきっかけでここに来る生徒が多いのですが

私たちは学校へ行っても行かなくてもいい

家でも外でもフリースクールでもどこでも学びはできる

と考えています。

 

ただ、ここにくるメリットの部分では

最近子どもたちを見ていて特に感じることがあります。

 

それは

親以外の人と触れ合うことで感じることがある

親以外の人と話すことで表現の幅が広がる

ということです。

 

親子での会話は赤ちゃんの時から続いているもの。

意識せずに一定パターンになってしまっていると思います。

 

しかし、スクールに来ると

背景も年齢もタイプも違う友達、大人たちが周りにいて

同じ言葉を発してもと絶え方が違うということを知ります。

 

ずっとゲームをやっていたり

年上の兄弟やその友達と遊ぶ時間が多いと

結構乱暴な言葉を平気で使ってしまっていることもあります。

が、その言葉を、友達と遊んでいる時に発した時

その言葉に傷つくことがあるということを知ります。

自分は使っているけれど、言われたことがなかった言葉を

自分に向かって言われたときの感情を知ることができます。

親なら察してくれていた話の内容が

ここでは相手に伝わらないこともあります。

そんな時、親であれば「もういいわ」としてしまっていたことも

友達には何とかして伝えたいと

言葉の工夫をすることも増えます。

 

また、語彙も増えていることを感じています。

それぞれが得意とする分野や知っている言葉が違う。

自分では当たり前と思っていた言葉を友達が知らなかったり

その逆に、友達が当たり前に使った言葉の意味を知らなかったり

そんなことから、語彙の幅が広がっていきます。

スタッフも個々の子どもたちがその言葉を理解しているかどうか反応を見ながら

わかる言葉にかみ砕いて行くという作業をしています。

 

人見知りで無口な子であったとしても効果はあって

耳から入る言葉が頭のなかに蓄積されていきます。

 

私たちは、不登校で家で過ごしていることに対して

それは問題であるとは思っていません。

家の中で沢山の言葉に触れるチャンスをつくることが出来たり

いろんな人に触れる機会があれば良いと思います。

が、なかなかその機会を作れないのならば

私たちのようなスクールやコミュニティーにお子様を送り出してみるのも

一つの手段だと思います。

 

GW中は4月27日~5月6日までGW休みです。
5月2日は、卒業生のお母さまが主催のハンドメイドサークルを開催。
その日は見学や相談も受け付けていますので

是非お気軽にお申込みくださいね。

 

ハンドメイドサークルお知らせ