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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
▼注目経済指標
・日本国内企業物価指数[前年比]0.9%(予想0.8% 前回0.9%)
・独消費者物価指数[前年比]2.2%(予想2.2% 前回2.2%)
・英ILO失業率4.3%(予想4.3% 前回4.2%)
・独ZEW景況感調査(予想46.4 前回42.9)
・米生産者物価指数[前月比]0.5%(予想0.3% 前回-0.1%)
▼ニュース、要人発言
IMF、日本の変動相場制へのコミットメントを支持
国際通貨基金(IMF)は、日本経済に対する審査(対日4条協議)の終了に当たって声明を発表し、日本の長年にわたる変動相場制へのコミットメントがショックを吸収し、金融政策が物価安定に焦点を当てることを支援するとの見解を示した(ロイター)
企業物価指数、4月0.9%上昇 伸び率は横ばい
日銀が14日発表した4月の企業物価指数(速報値、2020年平均=100)は121.2と、前年同月比0.9%上昇した、3月から伸び率は横ばいだった、銅や原油価格上昇の価格転嫁が進んだ、加えて円安の影響で円ベースの輸入物価が上がり、企業物価の押し上げ圧力になっている(日本経済新聞)
政策に摩擦生じないよう「密に意思疎通」=政府・日銀連携で鈴木財務相
鈴木俊一財務相は14日の閣議後会見で、政府・日銀の連携を巡り、政策に摩擦が生じないよう「意思疎通を密にする」と強調した、日銀による国債買い入れ減額に伴う金利動向や影響について注視する考えも示した(ロイター)
米政府、中国製EV・半導体などに最大100%追加関税
米政府は14日、中国製の電気自動車(EV)に現状の4倍に当たる100%の制裁関税を課すと発表した、半導体や太陽光パネル、鉄鋼・アルミなど総額180億ドル(約2.8兆円)分の輸入品の関税を上げる、中国は対抗措置を示唆した(日本経済新聞)
株高はスタグフレーションのリスクにさらされている-ハートネット氏
米利下げへの期待から投資家の楽観は2年半ぶりの高水準に達しているが、スタグフレーションのさらなる兆候が現れれば株価は下落するだろうと、バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト、マイケル・ハートネット氏が指摘した(ブルームバーグ)
中国「断固とした措置とる」、米追加関税に反対表明
中国商務省は14日、米政府が同日発表した中国製の電気自動車(EV)などへの制裁関税引き上げに「断固反対する」との報道官談話を出した、「自国の権益を守るため断固とした措置をとる」と明言し、対抗措置を示唆した(日本経済新聞)
カカオ豆が再び急落 一時21%安、流動性低く荒い値動き
チョコレートの原料、カカオ豆の先物相場が再び急落した、国際指標のロンドン先物(第2限月)は13日、一時1トン5968ポンドと前営業日比で1597ポンド(21%)下落、1日の下げ幅としては一時1466ポンド(16%)安となった4月29日を超え、遡及可能な1974年以降で最大となった(日本経済新聞)
米PPI、4月は予想上回る伸び-一部の主要項目は落ち着き示す
4月の米生産者物価指数(PPI)は前月比の伸びが市場予想を上回った、ただ、米金融当局が重視する個人消費支出(PCE)価格指数の算出に用いられる主要カテゴリーは比較的落ち着きを示した(ブルームバーグ)
インフレ低下の確信「以前ほど強くない」、金利維持を予想=FRB議長
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は14日、米国のインフレ率は今後低下するとの見通しを示した、ただ、第1・四半期のインフレ率が予想を上回ったことを受け、こうした見通しに対する自分自身の確信は以前ほど強くないと述べた(ロイター)
ユーロ圏、物価圧力の緩和継続 利下げ適切に=オランダ中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は14日、ユーロ圏の物価圧力は引き続き緩和しているとし、来年にインフレ目標が達成されるとの確信が強まっていると述べた(ロイター)
OPEC、世界需要予想据え置き 「OPECプラス産」予測に変更
石油輸出国機構(OPEC)は14日に発表した月報で、2024年の世界石油需要が前年比で日量225万バレル、25年は日量185万バレルそれぞれ増えるとする従来見通しを据え置いた(ロイター)
自民、都知事選の擁立見送りへ 党勢低迷、小池氏と連携も
自民党は、6月20日告示の東京都知事選(7月7日投開票)を巡り、独自候補の擁立を見送る方向で調整に入った、派閥の政治資金パーティー裏金事件による逆風を受け、4月の衆院3補欠選挙で不戦敗を含め全敗するなど党勢低迷が続く、3選を目指し出馬するとの見方が根強い小池百合子知事との連携を模索する考えだ、複数の党関係者が14日、明らかにした(共同通信)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
オランダでのイベントに出席したパウエル議長による発言がありましたが、「より高くより長い」政策金利を維持する姿勢を示しており、大きな反応は見られませんでした。
また4月PPIも公表されましたが、事前予想を上回る結果となったものの前回数字が下方修正されたため、ドル買い戻しは一時的でした。
一時156円77銭まで上昇したドル円は現在156円台中盤水準、1.0765まで下落したユーロドルは1.08台前半にまで上昇しています。
日本時間今晩21時半に、米消費者物価指数が公表されます。
▼株式
ダウ:39,558.11ドル(+126.60)
ナス:16,511.18(+122.94)
米PPI公表後のドル高一服が、株式市場を支えました。
▼債券
米10年債利回り:4.443%(-0.043)
実質金利:2.108%(-0.037)
期待インフレ率:2.335%(-0.008)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
米PPI、パウエル講演といったイベントを経て、米債利回りは低下しています。
▼原油
NY原油6月物は、1.10ドル安の78.02ドルにて終了。
70ドル台後半レベルでの横ばいが続いています。
▼金
NY金6月物は、16.90ドル高の2,359.90ドルにて終了。
今朝の国内金は、57円高の11,863円で終了しています。
PPI後のドル安を受け上昇、パウエル講演で上昇一服、NY時間外でもう一段上昇しています。
SPDR:831.93トン(変わらず)
▼白金
NY白金7月物は、33.80ドル高の1,044.60ドルにて終了。
今朝の国内白金は、157円高の5,197円で終了しています。
国内先限は2013年2月以来の水準に上昇、このときの高値は5,300円でした。
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