日本人の5人に1人は水虫だって知ってました?
しかもそのうちの半分は爪水虫になっているというのですから驚きですね。
爪水虫は通常いきなりなるのではなく、足にできた水虫を放置することによって引き起こされることがほとんどです。
たかが水虫と甘く見て治療しなかったがために、非常に治りにくい爪水虫になって後悔するというパターンです。
治りにくい水虫といえば、爪水虫の他に角質増殖型の水虫があります。
これはかかとなど角質層が分厚いところにできるため、薬が届きにくいので治りにくいのです。
これで病院に行ったら、きっと飲み薬での治療を勧められると思います。
塗り薬でも治らないことはありませんが、範囲も広く白癬菌が届きにくい深部にある水虫には、飲んで内側から治すのが確実という訳ですね。
白癬菌はどこにいる?
日本中で2割の人が水虫ですから、白癬菌はどこにでもいるものだと思っておいた方がいいですね。
その中でも、不特定多数の人が集まる場所で、なおかつその人達が裸足になる場所には、ほぼ100%白癬菌がいると思って間違いないです。
例えば、
- スーパー銭湯
- ゴルフ場の大浴場
- スポーツジム
- 温泉
- プール
- スパ
- 岩盤浴 などなど
このような場所に行った際に気を付けること
白癬菌は水虫の人の皮膚から剝がれ落ちた皮膚などにくっついて落ちています。その皮膚を踏んだり触ったりすることで、今度は自分の皮膚にくっつきます。
でもこれですぐに水虫になる訳ではありません。
白癬菌が皮膚に付いても、角質層に侵入するまでに24時間以上かかりますので、要はそれまでに洗い流してしまえば問題ありません。
水虫になりたくないのであれば、とにかく洗うことです。通常の入浴で白癬菌は簡単に落とせます。特別なことは何もありません。
ですから、このような場所に行った際は、特に注意してください。
靴の履きっぱなしで蒸れないように
仕事などで靴を一日中履きっぱなしで足が蒸れやすい人は要注意です。
もちろん、蒸れても白癬菌がいなければ水虫になることはありませんが、高温多湿の環境は雑菌が最も好みますので、一気に増殖する恐れがあります。
最近では女性の方にも、水虫になる人が増えていて、男女比は1対1と言われています。
蒸れやすいブーツは連続して履かないこと、またストッキングはこまめに履き替えることが大切ですね。
靴は最低でも3足持って、毎日履き替えるべきです。天気の良い日には天日干しすることも殺菌効果があります。
まとめ
今回は水虫予防のための基礎的なことを書きました。
基本的には毎日の入浴で十分水虫予防にはなりますが、白癬菌が付いた状態で足が蒸れた場合は危険です。白癬菌が増殖して通常より早く感染してしまうかもしれません。
このような場合はウエットティッシュなどでこまめに汗などをふき取ることが効果的です。
上に挙げたような、白癬菌が多く潜んでいる場所に行った際は、いつも以上に清潔にすることを心掛けて下さい。