MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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ベトナム・カンボジアを歩いた14日間 58 - アンコールトム⑪ バイヨンのおサルさんと、象のテラス(2024年1月17日/6日め)

2010年7月26日 アンコールトム・象のテラスで。(長男と長女・14歳/中3)


1月17日(日)- 6日め


アンコールトムに来ています。


アンコールトムの城門である、南大門です。


バイヨンは修復工事中で、
第二回廊の内側では、ほとんどのエリアに、
入ることができませんでした。


あきらめて東塔門を出て、しょんぼりと歩く多動夫。前方にたくさんの車が停まっていますが、ここにはかつて、ゾウに乗るためのやぐらがありました。おや?サルがやってきました。

気をとりなおして、サルの写真を撮る夫。😄

サルは観光客慣れしているようで、逃げようともせず、私たちを見送ってくれました。ナーガの手すりがきれいに残っていますが、これは日本の支援事業で、最近修復が終わったものだそうです。

東塔門の石畳テラスより少し低くなっている部分は、聖池だったところです。塔門の入口部分の両側に身を清めるための池があるのは、アンコールワットと同じですね。^^

サルくんの後ろにあるのが、ナーガの手すり。その奥に聖池があり、左奥にバイヨン寺院が見えます。

サルくんとはここでお別れ。

東塔門の前にあったパネルです。このバイヨン寺院の修復作業は、2022年から2025年まで、3年間の日本国政府支援事業となっており、現在も、日本の支援の下に修復工事が行われています。すでに、東塔門のナーガや経蔵の修復を完了したそうで、現在は第二層から第三層へ向けて、工事は佳境に入っているようです。

イエップさんのトゥクトゥクに乗って、再び出発! ご覧ください。建ち並ぶ遺跡群です。

実は、アンコールトムの中にあるのは、バイヨン寺院だけでなく、たくさんの遺跡が、そこかしこに残っているのです。

「大きな街」と名づけられたアンコールトム。たしかに大きいです。そしてバイヨンの周囲には、こんなにもたくさんの遺跡が、今も残されています。


まさに、
「バイヨンだけを見て帰る」
というのは、あまりにももったいない。
…という感じです。


にもかかわらず、私たちは今回、
バイヨンだけを見学して、
次のスポットに行きました。
それは、14年前に訪れた時、
アンコールトムの中の遺跡を、
いくつも訪れているからです。
(つまり今回は、
 「前回の旅のおさらい」みたいな感じでした。)


アンコールトムの中にある、
ほかの遺跡については、今回は歩いていないので、
14年前の写真を掲載させていただきます。
(古い写真でスミマセン。)


14年前のことを、実はあまり覚えていないのでが、
当時の写真を見てみると、
バイヨンの次に私たちが向かったのは、
「象のテラス」でした。


広大なアンコールトムの中心にあるのがバイヨンで、象のテラスは、その少し北にあります。


【象のテラス】
バイヨン寺院の北にあるテラスで、ジャヤヴァルマン7世によって造られました。このテラスは、バブーオンの入口からライ王のテラスまでの南北300mを結んでおり、一番高い中央部と両端の高さは4m、それ以外の部分の高さは3mほどになります。
かつてこのテラスでは、祝宴や式典が行われていたと言われています。テラスの壁一面に象の頭部の彫刻が彫りこまれていることから、近年になって「象のテラス」と呼ばれるようになりました。


象のテラスです。両端の部分の高さは4m、それ以外の部分は約3mです。

象の下にもぐってみました。

南北にのびるテラスの壁一面に彫られた、象の彫刻。壮観です。

たくさんのゾウが、まるで行進しているようです。すごい。😄

象のテラスのそばには、かつてはテラスの一部であったと思われる石が、散乱していました。

これはきっと、ゾウさんの頭に載せられていた、お帽子。🙂

ビンゴ!😄


次回は象のテラスの上に上がり、
王宮跡へと歩きます。


(つづく)

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