データを集積、分析、管理するためには
データベースが必須であると前回お話ししました
今回はデータベースに求められる条件の話です

世間にはサイズの違いはありますがいろんな所にデータベースが存在します
例えばクレジットカード!
クレジットカードには本人の個人情報が登録されていますので
利用履歴を分析すれば利用者の傾向がわかります
調べた傾向に合わせてDMが送られてきます
ほとんどの方に経験があることだとおもいます
この利用履歴を管理しているのがデータベースです
これは単なる1例ですが見えない所でデータベースが活躍している証拠です

データベースのイメージは「図書館」です
様々な資料(情報)を整理分類して保管しています

データベースの仕事は「データ」の保管となります
大切なデータなので紛失や破損は厳禁となります
またデータベースは同時に多数の人が利用します
代表格はグーグルの検索ですね
多数の人の同時利用でも壊れない頑丈さも必要です

これらの条件をクリアーするために考慮すべきことは
対象がデジタルデータであること
処理する対象がパソコン(CPU)あることです
つまり
パソコンの特徴に左右されるということです
皆さんはパソコンを利用していて「フリーズ」したことありますか?
「フリーズ」  いわゆる「固まった」という状態で
パソコンが全く反応しなくなります
救済方法は再起動しかありません

なぜ「フリーズ」が起こるのかは下記動画をご覧ください

https://youtu.be/Z8WUn4XGkbk

 

能力の高いパソコンは1秒間にこの処理を何万回行うことができるので
全体の処理として「速い」となるわけです
どんなパソコンでも1回に処理できるデータ量は決まっているので
このデータ量を上回るデータの処理があると「フリーズ」することになります

データベースではデータ量を「正規化」という処理をして
データ量を最小化することで「フリーズ」の発生機会をなくしています

次回は「正規化」についての話です