データを集積、分析、管理するためには
データベースが必須であると前回お話ししました
今回はデータベースに求められる条件の話です
世間にはサイズの違いはありますがいろんな所にデータベースが存在します
例えばクレジットカード!
クレジットカードには本人の個人情報が登録されていますので
利用履歴を分析すれば利用者の傾向がわかります
調べた傾向に合わせてDMが送られてきます
ほとんどの方に経験があることだとおもいます
この利用履歴を管理しているのがデータベースです
これは単なる1例ですが見えない所でデータベースが活躍している証拠です
データベースのイメージは「図書館」です
様々な資料(情報)を整理分類して保管しています
データベースの仕事は「データ」の保管となります
大切なデータなので紛失や破損は厳禁となります
またデータベースは同時に多数の人が利用します
代表格はグーグルの検索ですね
多数の人の同時利用でも壊れない頑丈さも必要です
これらの条件をクリアーするために考慮すべきことは
対象がデジタルデータであること
処理する対象がパソコン(CPU)あることです
つまり
パソコンの特徴に左右されるということです
皆さんはパソコンを利用していて「フリーズ」したことありますか?
「フリーズ」 いわゆる「固まった」という状態で
パソコンが全く反応しなくなります
救済方法は再起動しかありません
なぜ「フリーズ」が起こるのかは下記動画をご覧ください
能力の高いパソコンは1秒間にこの処理を何万回行うことができるので
全体の処理として「速い」となるわけです
どんなパソコンでも1回に処理できるデータ量は決まっているので
このデータ量を上回るデータの処理があると「フリーズ」することになります
データベースではデータ量を「正規化」という処理をして
データ量を最小化することで「フリーズ」の発生機会をなくしています
次回は「正規化」についての話です