壁の向こうになにがある? 18

 

 

 

おふどうさまカードは絶大なパワー

 

 

 

 

「生きている死者からの手紙 72」(1914年の出版、ノンフィクション)

        エルザ・バーカーによる記録

        金澤竹哲・訳

 

健康長寿&安楽死を、正心調息法&らくらく毛管運動で実現しましょ。

https://www.youtube.com/watch?v=TkUHQtQVZFc&list=PLbPRSTyFexIqLs9eYPCF84D4nS62I20vU

Raku Raku Workout (らくらく毛管運動)

 

らくらく毛管運動は、脳梗塞で両手が痺れたとき

 

 

 

「生きている死者からの手紙」(1914年の出版、ノンフィクション)

        エルザ・バーカーによる記録

        金澤竹哲・訳

 

 

手紙34 ライオネルの旅立ち(1)

 

 私はライオネルを失った。彼は逝ってしまった――すべての人間がたどる道をと言いかけたが、もちろん、すべての霊がたどる道、それは地上へ戻る道だ。

 

 先日、ライオネルが、われわれ二人のお気に入りの休息所で、物思いにふけっているのを見た。ここは、以前手紙に書いた、木々の生い茂る山腹の麓にある小川のそばの小屋のことだ。

 

 しばらく待っていると、少年は目を開けて私を見た。

 そして、「お父さん、ぼくの大好きな先生があした結婚するんだ」と言った

「どうしてそれを知っているの?」

「だって、ずっと耳をすましていたんだもの! ちょっと地上へ戻るときは、いつも先生のところに寄るんだ。ぼくがそばにいても、先生にはわからないけどね。それで、少し前から、なんとなく感じていたんだ」

「どうして?」

「だっていまの先生は輝いてるから。前はなかったのに、先生のまわりに光が見えるようになったんだ」

「光の原因がわかるかい?」

「たぶん、先生が”恋”とかいうものをしてるからじゃないかな」

「おまえは特別に賢い子供だ」

 ライオネルは、大きく素直な目で私を見た。

「子供なんかじゃないよ。ぼくはこの丘と同じくらい、お父さんやほかの誰かと同じくらいに年をとっているんだ。ぼくたちは終わりも始まりもない永遠の命なんだって、お父さん話してくれたじゃない」