イスラエル、パレスチナ、

調べれば調べるほど、何が真実でどちらを支持するのが正しいのかわからなくなります。


他国にロケット弾を打ちまくり、民家に侵入して、残虐に殺戮し、人質をとるのも言語道断。


かといって、

報復として、人々の上に爆弾の雨を降らせるの胸が詰まります。


75年前に突然土地を追われたのも可哀想。

国連決議違反?の入植を進めるのも悪い気がする。


かといって、

テロしか国際社会に訴える方法がないのだ、

というのも ??


パレスチナには1994年からだけで、

優に5兆円を超える支援マネーなるものが注ぎこまれており、

他の地域の難民は全てUNHCR 国連難民高等弁務官 なる組織が行っているのに、

パレスチナだけはUNRWA 国連パレスチナ難民救済事業機関 

という特別な機関があり、ここだけで職員3万人、資金の使途も怪しいため、拠出をストップしている国も多いのだとか、

ちなみに日本も過去20年くらいで2500億円にのぼる支援をしているそうな。


そのお金、どこに消えた?


もうよくわからなくなります。



深く考えるのをやめて、

私の感性、価値観での話を書きます。



人様の金で生きるのはいやだ



これに尽きます。


一時的に病気や何かでお世話になることはあるかもしれない、

でも、自分達の暮らしくらい、自分達の力で賄いたい。


息子ちゃんには


お金持ちにならなくても、有名にならなくてもいい。

でも、できれば家庭を持ち、

きちんと働き税金を納める人になりなさい


と言っています。


もちろん、パレスチナの人々はいろんな事情があるのだろう、と思いますよ。


でも、75年間も、支援マネーで暮らすのはおかしい。暮らさせるのもおかしい。


ハマス側から見た事情〜みたいなテレビ番組で


飢え死にはしない、でも仕事もない。

実際の就業率は20%にも満たないのでは、


みたいな話がありました。

→だからテロに走るそうな


確かに、狭いところに押し込められて、

耕す田畑もないのかもしれない。


ただ、死なない程度の食べ物を与えられ、やることもない。国を出ることもできない。

家畜より辛いかもしれませんね。


それでもね。

知恵を絞るのが人間じゃないかと思うのです。

5兆円あったのですよ。


井戸を掘ることも、

発電所をつくることも、

科学技術にしろ金融にしろ、

本気になればなんだってできたんじゃないかと。


イスラエルが妨害したとか、それはしりません。


でもね、

日本だって焼け野原から立ち直った。

最初はアメリカに支配されたし、その過程で搾取もされたし、その仕組みが今だって残っていたりすると思います。

でも、日本人はがむしゃらに働いたし、

北方領土に住み着いたロシア人を襲撃もしなかったし、

アメリカでテロも起こさなかった。

同じ戦後の75年間ですよね。


必死で田畑を耕し、

工場をつくり、

車を、半導体を作った。

子ども達もよくも悪くも必死で勉強した。


イスラエルもそうでしょう。

パレスチナ人を追い出したのかもしれないけれど、

農園を作り、

都市を作り、

医療にしてもITにしても、世界有数の国を作った。


ユダヤ人だって、そもそもは国を追われて、

生き残るために金融だの科学だのに精通していったのじゃなかったでしたっけ?


小さくて資源のない国なんてたくさんあります。

シンガポールも台湾も然り。


75年間は境遇のせいにして、

誰かを恨んで、でもその支援で生きるには

長すぎる期間だと思うのです。


人を恨んで生きろ、恨みを持つ子を育てよ、

と。

そう仕向けている人達がいるのかもしれない。

でも、その洗脳のようなものを打破れるのはやはり自分達でしかないでしょう。


ただより高いものはない。

パレスチナ人はその身をもって人間の盾となり、

代償を払っているのではないか、

と思えるときもあるのです。


だからごめんなさい。

やっぱり

可哀想だけど、

そういう生き方は好きじゃない。


ただの好き嫌い論です。





戦争自体が理不尽で、

その結果も理不尽で。

第二次世界大戦を経た世界中の国民、市民は

程度の差はあれ、

その結果を受け入れて、発展してきたのだと思います。


昨日のNHKスペシャルでは冒頭に


パレスチナを国際社会が置き去りにしてきた、、


とナレーションが入っていましたが、


本当にそうなのでしょうか?




私は、この詩のように

自らを鞭打ちながら、日本を再興してくれたご先祖様達に感謝し、そして誇りに思います。

そして、いまだにこの詩が日本人の胸を打つことを嬉しく思います。




自分の感受性くらい


茨木のり子

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ