あのトラブルの内容は何だったのか

13.2.25

この物語はフィクションです。

決めつけない探偵はウズテレビ局職員ゼトコと元アイドルのイナカとのトラブルについて考えている。

前提として誰も嘘を言っていないこととする。

イナカは声明文にて、暴力行為はなかったとしている。全て自分のせいであるとしている。

ウズテレビは関与が疑われているシマナカプロデューサーは会の設定を含め、トラブルがあった当日の出来事については一切関与していないと言っている。ゼトコについてはセンシティブな出来事であること、人権侵害になりかねないことが起きたという認識がある。それはセクハラ案件よりも上位の出来事であり、社内の極少数しか知らずに話を進めてきた。

ゼトコは精神的に強いショックを受けており、体調面でも悪い状況が続いている場合もある。特定の食べ物が食べられなくなり、スーパーにも行けなくなった。トラブルの内容を知られずにウズテレビを辞めることを希望した。

決めつけない探偵は例の出来事がなんだったのか、常連客から教えてくれるように依頼があった。決めつけない探偵はあくまで憶測であること、この件は示談が成立していて口外されるべき内容ではないため、1つの可能性にすぎないことを理解してもらった上で、推理することを承諾したのだった。

暴力行為はなかった。この言葉は重い。そして、暴力の意味は広い。なぜならば暴力というものは、時に直接的なものに留まらず、精神的な嫌がらせなども暴力になり得るからだ。決めつけてはいけないが、ここでは肉体的な暴力行為はなかったと判断したい。被害女性は精神的な病を患っており、精神的に大きなショック受けたことはウズテレビも認めている。つまり少なくとも精神的な部分での暴力的な行為はあったはずだが、その部分をも暴力というカテゴリーに入れた場合、イナカ氏は暴力行為がなかったと声明文に書けないということになる。これは重要な意味を持つ。

ここからは言葉を慎重に選びたいところだが、肉体への暴力がなかった場合、行為には同意があった可能性が出てくる。もしくは行為自体がなかった可能性もある。少なくともゼトコはイナカと二人きりになるのを知っていて、イナカのマンションに向かっている。そのことがトラブルの内容を表に出せない要因の1つになっており、外部の者にとっては事態を迷宮化させている。同意がなかった場合の行為は暴力となり得るからだ。

ウズテレビ側がわざわざ「一切」の関与を否定していることから、そのトラブルの内容はテレビマンが関係していると別の意味でもややこしくなる性質を含むものではないかと考えることができる。決めつけてはいけないが。それでいて、精神的なショックを受けかねないこととは何か考える。それはつまり、いやここはもう少し勿体振りたいところだが、次の段落では言及せなばならないだろう。

それはつまり「撮影」に関することではないだろうか。行為があった場合は隠し撮りがバレてしまった。もしくは堂々とスマホを取り出して行為を撮り始めた。行為がなかった場合は前日のバーベキューの映像を盗撮していたのがバレてしまった。それとも全然関係ない過去の女性との行為を録画していたのを見せられた。何かの間違いで見せてしまった。などが考えられる。

それがウズテレビが「一切」の関与を強く否定した理由になるのではないだろうか。テレビマンが関与していたとなれば、機材の提供や設置したのかとか、他の芸能人の家でもそのような下衆な撮影に協力していたのではないかという別の疑惑が生じてしまい、事態をさらにややこしくしてしまう。そうなる前に実際にウズテレビのテレビマンが関与していないのであれば「一切」の関与を否定したくなるのも理解できる。

またこれとは異なる話ではあるが、イナカ氏が元いた大手事務所にも所属していたことがある後輩タレントが数年前にネットで業界の暴露話をしたことがある。女性アイドルが行為を撮影されて、その映像が口封じの手段に使われているという内容だ。これに似た手口で行為を撮影し、女性へ更なる行為を要求したり、他の女性を紹介させるとか、映像を漏洩させるという脅迫にまで発展するような事態を想像してしまい、ゼトコが精神的に大きなショックを受けたとしても不思議ではない。

行為がなかった場合でも他の芸能人との行為の映像を何かのきっかけで見ることになり、精神的なショックを受けてしまう可能性はあり得ると思う。その場合は示談が成立するかどうかに関わらず、それを知った一部のウズテレビ職員にとっても口外しにくいセンシティブな出来事である。イナカ氏の好感度は地に落ち、芸能活動はできなくなってしまうだろう。

むしろ同意が有無であるならば争点になる余地が残っているため、全て自分が悪いと宣言し、直ちに引退することもなかったであろうと考えられる。決めつけてはならないが、イナカ氏はトラブルをお笑いコンビ下町の竹本(たっちゃん)に相談していたのではないだろうか。それで竹本は自身のスキャンダルについては同意の有無を争点にして訴訟を起こすにまで至った。イナカ氏については趣旨の異なるトラブルだったため、争うことはできず、やはり全面的にイナカ氏にとってイメージダウンが大きい内容だったことが推察される。

ここまで考えて、腑に落ちなかった点もいくつかある。ここでは2点について言及する。

ゼトコが特定の食べ物が見るのも嫌になったのは、行為に使用されたことを連想させるが、その場合は暴力の範疇になるだろうと考える。そのトラブルがあった時、イナカ氏の部屋にあった食べ物がそれだったのか、料理を振る舞った時の食材に使用されていたと考えれば、辻褄は合うだろう。しかし、この部分の不可解さは残る。

もう1つはウズテレビの社長などがゼトコに面会しようにも体調が優れず、会って話し合うことができなかった時期があったりなかったりしたことだ。精神的に大きなショックを受けると、肉体面に不調が現れることもあるだろう。しかしそれにしては身体の不調が長く続いていたのではないだろうか。それも良くなったり悪くなったり。これは決めつけてはいけないが、もしかするとイナカ氏から受けた精神的なショックとは異なることが体調不調の要因になっている可能性はないだろうか。もしくは精神的なものから来る体調不良と同時に何か別の要因を併発していたのではないか。

当初、ゼトコの入院は副作用ではないかとSNSで噂されていた。2023年の夏頃であるから、あれの何度目かの接種のタイミングだったとしても不思議ではない。もしそのことによって体調が悪くなったとしても本人してみれば、精神的なショックが身体面にもあらわれたと感じ、とても不安に過ごした日々だったのではないだろうか。こればかりは担当した医師が慎重派か推進派かによって、どこまで真実を伝えられたのかという別の疑問の余地が残ってしまう。医師が極度の推進派だった場合、ゼトコの体調不良をその精神疾患によるものだと伝えて、副作用的なものであることには触れていない可能性もあるのではないだろうか。そうでなければ、今もいつ来るかわからない体調不良に怯えながら、フォトエッセイ本を作ったりグラビア撮影などの仕事をしているということになるだろうか。決めつけてはいけないが。

決めつけない探偵は手を膝につき、深呼吸した。

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