【転載、複製、自主発言を禁止します』
先日、母から電話が。
また言うてるねん。
「ママな。ずっと前からやけど、大阪に行こうかと思ってるねん」
認知症が大変なんは、本人に自覚がないこと。
足腰が弱ってるとか、どこそこが悪い、というような身体上の衰えやったら、本人に自覚があるやん?
「歩くのが大変やから、そんなんはでけへん」
と自分でわかる。
でも認知症は一切自覚がないどころか、自分はしっかりしてると思い込んでるから始末が悪い。
「◯◯さんにな、ホラ、アンタは知らんやろ?私が合ってるやろ?って言うたら、ホンマやなぁ、って言うねんで」
とケタケタと笑うけど…。
この会話は前後とまったく繋がりのない唐突なモノ。
私の頭の中は「な、なんの話ぃ?!?!?!」とでに。
こういう時は聞き流すしかないけど…。
この頃じゃ、ほとんど聞き流さなアカン。
まあ、アレだけ出たいと言うてるから、よその施設に移るのはその分マシかな、と期待をかけるワタシ。
従姉妹が昨日、母の内科検診とお薬をもらうので一緒に行ってくれたのですが…。
実は施設の人から、母はキャッシュカードの暗証番号は覚えているけれど引き出し方を忘れたので、友人のAさんに手伝ってもらっているらしい、と従姉妹は聞いていて、またコレも心配のもとに。
それで従姉妹が母にその件について聞いたら、
「最近はAさんに会ってない。お金の引き出しも、わかれへん時は銀行の人に聞いてるし、第一お金も最近は出してない」
と。
それで従姉妹が通帳を見たら、ですね。
4/8に8万、9日に1万、11日に2万と、この3日だけで11万円も出してるねん!
どこが「出してない」やねん。
最近じゃ母の話を100%間に受けてない理由がコレ。
嘘ついてるんとちゃうねん。
単に覚えてないねん。
お財布には4000円しかなかったそう。
従姉妹は、このままで行くと数カ月で施設の支払いがでけへんようになると心配していたので、私が行った時にまた補充するから、と安心してもらえるよう務めたんですが…。
6000円は使ったとして、あとの10万はどこに行ったん?!?!?!
私は友人Aさんを信用してない、というのも大きな心配のタネ。
こういうことを防ぐために、施設に入った当初は従姉妹にキャッシュカードも通帳を預かってもらってたんですが、被害妄想で母は取り返してしもたんですよね。
本音を言えば、認知症専門の施設に入って、キャッシュカードを取り上げていただきたい。
でもそれをすると、母は被害妄想と出掛けられへん不満から、一気に認知症が悪化してしまうと思う。
ホンマにどーしたらエエモンやら。
頭が痛い。
コメントでもいただきましたが、親が認知症という人は多いし、皆さんも同じ哀しみを抱えて乗り越えられたんですよね。
そういうお話を伺うと励みになります。
ありがとうございます。
昨日、次男が「ちょっと来て」と呼ぶのでベランダに出たら…。
鳥の巣!
鳥の巣は縁起がエエというから、ちょっと嬉しかった。
こんな小さなことでも心の支えになる。
どんだけ単純な私のココロ。
今日は差し入れランチ。
ご馳走様でした。
#InThisTogether
#AloneTogether
#Dementia
ひとりでもひとりぼっちじゃないから。
皆んなでお互いを思いやり、助け合い、励まし合ったら乗り切れるから。
今日も無事に過ごせたことに感謝して、明日も一緒に頑張りましょうね。
食いしん坊親子の旅NYCスイーツ編
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では、お元気で。
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