グッドドクター・名医の条件 シーズン5(TVドラマ)2021年 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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日々接した情報の保管場所として・・・・基本ネタバレです(陳謝)

シリーズ一覧
season1 2017年  saeson2 2018年

season3 2019年  season4 2020年


シーズン5(全18話)2021年   BS松竹東急で再放送(2023年) 

キャスト
ショーン・マーフィー   - フレディ・ハイモア
リア・ディラーロ         - ペイジ・スパラ
マーカス・アンドリュース - ヒル・ハーパー
アーロン・グラスマン    - リチャード・シフ
アレックス・パク          - ウィル・ユン・リー
オードリー・リム        - クリスティーナ・チャン 外科部長
モーガン・レズニック  - フィオナ・グーベルマン
アッシャー・ウォルク    - ノア・ギャルヴィン
ジョーダン・アレン       - ブリア・サモーネ・ヘンダーソン 
マテオ・レンドン      -  オズヴァルド・ベナヴィデス
セイレン・モリソン       - レイチェル・ベイ・ジョーンズ

感想
今回からアンドリュースはマーカスと表記。
流産のショックから何とか抜け出し、結婚に向けて胸を膨らませるリア。って、彼女ちょっと太り過ぎだな・・・
病院内をあちこち覗き回る「困った」患者が、実はこの病院の経営者となるセイレンだった。童顔だがけっこうなオバさん。
セイレンの行う改革は合理的な様に見えて、実は経営優先の不十分なものだった。反発するリム。セイレンはマーカスと肉体関係になり、味方に取り込もうとする。
薬の有効期限切れという失態で新生児が死んだ事で、病院運営に決定的な不信を抱くショーン。
第10話で、皆の団結により年金基金総会を利用して、セイレンを退場に追い込んだ。そして病院は元に戻った。
14話では幻覚キノコで病院内が大騒ぎ(これは面白かった)
番組制作プロデューサー ソフィア提案の、結婚を題材に番組を作る事で結婚式の費用を浮かせる提案に乗ったショーンとリア。
だが最後のドタン場で式を断念する二人。
そんな二人のために病院スタッフが、結婚式をプレゼントする。
その式の晩、リアが男に刺される所で本シーズンが終わった。
ああ、気になる~~

シーズン6は、今のところWOWOWで観られる様だ(又はレンタル)BS松竹東急で観られるのは1年後かな・・・


あらすじ
第1話 新たな始まり 
ガーデンウェディングで夢を見るリア。婚約パーティー準備中。
名も知らない女と朝を迎えるマーカス。妻とは離婚。
マテオ・レンドンがリムに会いに来た。問題は解決したとの事。
マテオはカリフォルニアで医師の仮免許を得たが、就職で苦戦。
1件目:少年の扁桃摘出。中の腫瘤は子宮ガン由来だった。
産まれる時に産道で母親から感染。上の子と母親の検査結果では手術が必要だが、仕事のため子を優先してと言う母親。弟がいるが信用なし。だがパクが弟の立ち直りを知って母親を説得。

上の子と母親の手術は成功。マテオの助言が役に立ったリム。
2件目:息切れ、頭痛のセイレン・モリソン。尿が泡立つと言う。腎臓系の検査を指示するモーガン。ADHDでリタリンを飲んでいるという。その副作用かもしれないと指摘するジョーダン。

その後も様々な質問を重ねるセイレン。院長室や他のエリアを見て回る。CTで腎臓に病変が見つかる。生検のための絶食を無視し物を食べるセイレン。次いで足のむくみが見つかる。
様々な検討が進められる中、リムの手術を見に行き口を出し、そこで倒れるセイレン。彼女に振り回されるスタッフ。
病名を知っているから指の色をコンシーラーで隠している、と指摘するマーカス。レイノー症候群による強皮症。
よって腎臓腫瘍は良性。7年前に診断されたと言うセイレン。
それまで3年苦しんだ。医者への不信。
2週間前に強皮症の薬を止めてあなたたちを試した。

リア自身の手配で行われた二人のための婚約パーティーで、デビーと離婚した事を皆にぶちまけるグラスマン。
その夜、結婚式の準備にはボクも協力すると申し出るショーン。

理事会でマテオの採用について発言するつもりのリムだったが、思いのほか早く終わってしまった。この病院が買収されると言うグラスマン。その相手はセイレン・モリソン。

第2話 セイレンの改革
新病院「エシキュア」の方針を説明するセイレン。
「皆健康でハッピーに」
1例目:妊婦アビーが出血で刑務所から運ばれて来る。

彼女は、1人目の子供に不凍液を飲ませて終身刑で服役中。
無事出産したが赤ん坊は低栄養であり母乳が必要。パクが婦警の隙を見てアビーの元に赤ん坊を連れて来て母乳を飲ませる。


その後赤ん坊にチアノーゼが出て不凍液の成分が検出された。
不凍液を飲ませた疑い。アビーは「誰も傷付けない。母親よ」
ショーンとの会話から、赤ん坊の血液をガスクロマトグラフにかけるモーガン。分子レベルでは不凍液成分と異なる(プロピオン酸)これは体内で出来た(アビーの母乳) 彼女の無実が判明。
2例目:陸上選手の高校生 マデリン。軽いと思われたが肺に腫瘍(メラノーマ)があり骨にも転移(ステージ4)
落胆するマデリンに付き添う母だが彼女は反発。育て親は2年前に死んだ。産んだ親は強制送還で娘を手放した。確執が残る。

マテオがショーンからヒントを得て「遺伝子改変T細胞療法」を提案。主治医のマーカスは反対するが、マテオを支持するリムに賛成したセイレン。手術は成功。

譲ったマーカスを認めるセイレン。母と話し始めるマデリン。「友達から始めれば家族になれるかも」

多岐に亘って職員の事を熟知しているセイレン。

ショーンの自閉症、リアの経歴。

グラスマンには無料診療所で懐柔。

第3話 駆け引きの極意
挙式まで2ケ月。ショーンが書いた招待状をポストに出しに行くリアは「マーシー・マーフィー(ショーンの母)」の宛名の招待状を手許に残した。


1例目:27歳男性。自転車で顔面から縁石に激突した。3D-CTの結果3回に亘る手術が必要と判明。保険でカバー出来る費用に収まらないため、その判断に反対するセイレン。患者はロードバイクに1万ドルもかけておいて保険は削った・・・
手術が2回で済む方法をジョーダンが提案し、それで進めるがトラブル発生。それをショーンのアイデアで切り抜ける。
2例目:2年前にてんかん予防の装置を頭に埋め込んだ女性。メーカがサポートを止めたため外さないと危険。それに代わる改善法が必要。マテオが提案した、けいれん時の脳波をモニターしながらの手術を、リスクが大きいと言って反対するセイレンに、マーカスは辛抱強く説得して手術を了承させた。マテオをサポートするマーカスを評価するセイレン。
グラスマンは病院から一歩離れて気晴らしをしているが、ショーンやマーカスが入れ替わりに来て相談。
手術着やハンドソープなどの不満を溜め込むショーンは、遂にそれをセイレンにぶつける。意外にも受け入れたセイレン。
仲良く病院を出るリムとマテオは、外壁に掛かるショーンの大看板を見つける、「多分彼は承知していないわ・・・」
そこには「ショーン・マーフィー医師 自閉スペクトラム症」の添付文が。

第4話 理性と感情
セイレンに抗議するショーンだが「感情でなく理性で見直して」
1例目:出血と嘔吐の少女ホリー。「慢性偽性腸閉塞」であり、父がネットで調べた通りだった。それを褒めるセイレン。

手術にも口出しされてイラつくショーン。腸は部分切除にしてくれと言い張り、その後リツキシマブを使っての治療を主張する父。だがその後悪化して小腸の全摘が必要になる。怒りをぶつけるショーンは退席させられる。
あの看板を見て希望を持った人がいる事を知り冷静になったショーンが、父親の話をヒントに結腸にチューブを挿入し、減圧して消化管を守る方法を提案。手術は成功。
2例目:咳が1ケ月止まらない女性ジーナ。検査の結果「特発性肺線維症」であり移植しか手はない。別れて17年の息子に連絡したジーナ。だが来た息子は捨てられた事を責める。
幸い適合するドナーが見つかり手術しようとするが、その肺にガンが見つかり中止に。状態が悪化する中、病院側は息子にドナーにならないかと提案。母親は拒否したまま意識不明に。
息子がドナーとなり手術は成功。
モーガンが卵子凍結に取り組んでいる事を知るパク。
グラスマンがレストアに苦労している車を動く様にしたリア。
看板を受け入れたショーン。

第5話 好感度スコア
セイレンが受診患者の、医師に対するアンケート結果でスタッフを評価する制度を提案。1位はマテオ。ショーンは最下位。

評価アルゴリズムを直させると言うリアを断るショーン。
1例目:ローサ・カスティーヨ。今グアテマラに行っているマテオの紹介だが、実は彼の元カノ。微妙なリム。体内に多数の動脈瘤があり取りきれない。医療費がかさむ事に不満のセイレン。
結局マーカスがローサを郡立病院に転院させた。
その病院まで行って手術するリム。術後、ローサがマテオと別れた理由を聞き考え込むリム(待つ辛さ)
2例目:アゴに挫傷を負ったソンさん。付き添う娘のエミリー。ヘイトクライムで客にやられたもの。警察に届けようと言う娘を止める父。手術中発作を起こし脳腫瘍が発覚したが、その手術も断るソン。患者・家族の評価を高めたかったショーンだが「嫌われても父の命が大事」と言いエミリーに手術を決心させた。
手術は成功したが、娘のショーンに対する評価は低く、そのデータを閲覧したリアは管理者権限で削除してしまった。
マーカスを食事に誘うセイレン。

第6話 1つの心臓
モンタナ州パラダイスで草野球を楽しむグラスマンを訪ねるリア。ショーンの事で助言を貰いたいが冷たくあしらわれる。


1例目:外傷で運び込まれる青年ブライアン。腹部挫傷で危険な状態。ショーンが受け持つ。昏睡状態に陥り、パクは心臓のドナー待ちをしている少年の母親に連絡して呼び寄せた。だがパクの話をショーンは拒否(移植担当医はドナー担当と話せない)
結局父親は息子をドナーにする事を了承するが、その心臓には問題があり、パクは激怒。ショーンは学生時代に培った刺繍の技術でそれを直し、移植に提供。ブライアンが提供した臓器で63人が救われたと聞き、そのリストを遺影に報告する父親。
2例目:ニーラの視神経腫瘍を発見したモーガン。ニーラの会社で3000人の診療契約の可能性があり、休止状態の診療所を継ぐためにベストの治療をしたいとセイレンに頼むが、シンクロトロン加速器による治療は高額過ぎとはねつけられる。保険の範囲内の手術で視野は50%しか残らなかったが、感謝するニーラ。
セイレンから診療所を任されたモーガン。
マーカスとセイレンが急速接近(ベッドイン)

第7話 失われた信頼
1例目:家を売りモンタナに行こうとしているグラスマンを元妻のイラーナが訪ね、現夫 スニールの認知症治療を懇願。

検査の結果脳腫瘍が原因と判明。手術リスクがあり、投薬と放射線で多少延命するしかないと言うグラスマンに、前のあなただったらやったと食い下がるイラーナ。実施された手術は成功。
リアが、評価データを削除した事を告白。激怒するショーン。
2例目:結婚式場の下見をするショーンとリア。その帰りに交通事故に遭遇。妊婦が巻き込まれた。胎児は正常だが、骨折の母体を優先するなら帝王切開での早産が必要。
子供を優先させたい母親だが容体が急変して、帝王切開に切り替え。子供は未熟児で呼吸なく、PGEを投与するが改善せず。

実は薬が使用期限切れで、他の同薬も同じ。結局子供は死ぬ。
リムはコスト優先の運営が問題だとセイレンに怒る。

全員にリスクが及ぶから慎重に行動して、と牽制するセイレン。
涙を流して大きく乱れるショーンを抱きしめるグラスマン。

第8話 届かぬ思い
職員にカウンセリングや休暇が必要な者は申し出る様に言うセイレンは、病院が訴えられる可能性を示唆し慎重な対応を求める。


1例目:飲酒運転の自損事故で足を骨折したフィル。振られた末の事故。ひどい状況だったがショーンとパクで対応。彼女のモニカが手術中見舞いに来たが、友人以上になれないと言って去る。
2例目:2週間前に尻の整形手術をしたキャンディス。座れないという。多数の膿瘍が見つかる(脂肪注入の弊害) 除去手術の最中に低酸素状態になる。血管に脂肪が入り塞栓を起こした(心肺と脳) マーカスの処置で危機を脱する。
セイレンは、子を亡くした母親から慰謝料20万ドルでサインを受け取った。解雇した薬剤師からも退職金を条件にサインを入手。
セイレンを許せないリムは、リアから病院買収の契約書を入手し、解雇された薬剤師フリームスを味方につけ検事総長に談判するが不発に終わる。それをセイレンに知られた。
リアとの結婚取りやめまで考えたショーンだが、グラスマンの忠告に耳を傾け、和解しようと動く。

だが今度はリアがショーンに不信を持ち、結婚どころか同居も解消すると言い出す。

第9話 彼女の反乱
ショーンの住まいから出たリアは、ジョーダンの部屋に転がり込む。セイレンはキャリアアップを口実に、サンノゼの外傷センター長のポストをリムに提案。反発するリムはグラスマンに相談するが反応は弱い。一方マーカスは外科部長に任命された。
1例目:息子を車イスから移そうとして転び肩に受傷したジョー。簡単と思われたが骨破片が神経伝達を阻害して、除去しても右腕にマヒが残った。また転倒で頸椎が圧迫されている。これを治そうとするのはリスクが大きい。父は片腕では息子をケア出来ないと根治手術を希望。だがその結果下半身マヒとなる。
一方息子コーディの歩行障害(歌舞伎症候群と言われていた) は、検査の結果すい臓腫瘍による低血糖と判明。自分が失敗した事から断る父だが、皆の助言で手術させる事を決心。成功した。
2例目:事故で声が出せなくなったネリー。

姉の車に同乗して事故に遭った。確執が残る妹。声帯の移植を検討中だが、外頸動脈に問題があり手術は出来ないと主張するショーン。何回も練習してメドをつけたマーカスに、一応同意して手術が始まる。途中で大出血して死亡判定が出かかるが、本人の血液凝固因子により止血され手術は成功。
だが手術そのものを、やってはいけなかったと怒るショーンは、病院の体制が悪いと言い「辞めます!」と叫ぶ。
リアに相談されていたグラスマンが「やろう」とリアに言う。
リアとショーンは和解(幼い頃のイジメ問題が根底にあった)

第10話 闘う者たち
辞めると言うショーンを引き留めるグラスマンとリア。
セイレンが病院に害を及ぼした例をライターに書かせて、買収に出資している年金基金に圧力を掛ける計画があると言うリア。
買収成立まであと8日。勤務継続を選ぶショーン。
1例目:親友ドミニクから提供を受けて肝移植したダイアン。その半年後に肝臓がん発症。提供された肝臓に微小がんがあった。手術しても余命数ケ月だが、君のおかげて9ケ月命をもらったとドミニクに感謝するダイアン。手術は終わり家族での語らい。
2例目:妊婦のグレース。代理母で、自分以外の子を数人産んでいる。症状急変。膀胱肉腫があり、安全なのは中絶してからの治療だが、グレースは子供を優先してと頼む。グレースが過去に息子を事故で亡くしており、その贖罪のため代理母をしていると知るジョーダン。胎児も守る形の手術を始めるが大出血。アッシャーのアイデアで乗り切った。2人の連係と褒めるマーカス。
一方セイレンは計画を妨害するため、リムたちを解雇すると宣言。また皆が今まで病院に与えた損害についてのレポートを作って脅した。今なら失職だけで済む・・・
協力を求めるセイレンに、微妙な反応のマーカス。活動しているリム、グラスマン、パクに対しショーン、モーガンも協力する事となった。
モーガンは、治療費削減のシワ寄せでニーラの視野を確保出来なかった件を公表した。
そして年金基金総会の当日。グラスマンらの前に現れたセイレン。そこにマーカスが現れる。


持っていたのは自分自身の身辺調査。セイレンとの不適切な関係も明らかにされている。「買収してもうまく行かない。理事会にも話をつけている」と言うマーカス。
「あとは全部あなたで何とかするのよ」と言って去るセイレン。

第11話 家族の絆
結婚式を延期する事にした2人。「ボクたちは今を生きる・・」
再び「聖ボナベントゥラ病院」の名が掲げられ、院長となったマーカスがリムの外科部長復帰を宣言した。元々不当人事だったと微妙なリム。診療所は閉める事になった。モーガンの告白により支援が打ち切られたため。
救急で交通事故を起こした家族が運び込まれる(父、母、娘)
父親の足は絶望で左足は切断。左腕だけは何とか助けようとマーカスが動くが、命を助けるには切断しかないと言うリムと対立。
一方母親は脳出血で緊急手術。同時に心臓弁に問題を起こす。
比較的軽傷だった娘のアイラに父母の状況をまともに話すショーン。驚くジョーダンだが、アイラにはそれが向いていた。
母親のエイレンの治療を巡ってリム、マーカス、グラスマンで揉める。夫々が譲らない中で危篤状態になる患者。
そんな時にアイラが突然倒れる。肺動脈の枝が損傷している。
父親の腕の血流再建をやり遂げたマーカスに冷たいリム。
危機を脱した父親の事をアイラに話すが、会いたくないと言う。実は交通事故の原因はアイラだった。

ショーンは弟のスティーブが死んだのは自分のせいだと話し、それでも様々な要因があったと言って、アイラを慰める。

父親に会うと言ったアイラだが症状が急変。胸腔からの大出血。

すぐに手術開始しないとダメだが、マーカスやリムは母親に掛かり切り。開胸して処置を始めるショーン。

到着したマーカスが「よくやった、マーフィー先生」
父、母とも危機を脱してアイラと話す。

「マーフィー先生、ありがとう」とショーンにハグするアイラ。
アイラが父に作ってもらったという話に倣って、自分で作った指輪をリアに差し出すショーン。感激のリア。

第12話 恋人たちの時間
ベッドでオナニーしているところをショーンに見られて気まずいリア。最近擦れ違いが多かった。変に気を回すショーン。
1例目:空港で倒れて運び込まれたカメラマンのマリエル。受診を嫌がる彼女は保険が切れており、それで不法移民だった事が恋人のアイザックにばれ、彼が去ってしまう。肺の生検で結節と判明し、渓谷熱と診断された。強い抗真菌薬の服用が必要。
症状が急変し緊急手術。何とか成功して小康状態を保つ。
アイザックが戻って来て「済まなかった、僕はもう逃げない」
2例目:やや肥満の女性ブレンダが痔と診断され、手術が必要と言われたが逃げ出した。デートの予定がある。45歳でバージン。研究に夢中で未経験のままここまで来た。大学時代の友人ビクターに打ち明け、初体験する事になったという。万一の出血に備え病院で「やれる」様配慮するスタッフ。無事結合出来たが膣けいれんで抜けなくなるハプニング発生。その後無事手術は終了。
マーカスが院長事務に忙殺されているシワ寄せで、グラスマンのところに皆が相談に来る。マーカスに、ソフトボールチームを作って、チームの一員である事を示せと言うグラスマン。
他流試合でソフトボールをやるマーカス。皆が話しかける。
予定を決めてSEXをしようと決めたショーンとリアは、試合を途中で切り上げ、ベッドイン。

第13話 痛みを乗り越えて
クラブへ遊びに行く話をするリアとジョーダン。そこに入って来たショーンは固まる。「ボクはジョーダンを無視する」
ジョーダンが取り組む摂取型センサー開発の相棒になるリア。


引っ越して欲しいと言うモーガンに難色を示すパク。
1例目:指先に自分で磁石を入れたトレント。化膿している。母のキャリーが小言を言う。以前は抗菌薬で治ったと言うトレント。右手には中から光るディスプレイを埋め込んでいる。


母が父親と離婚したのが不満。激痛を訴えたため緊急手術。埋め込んだものは全て除去されたが、右手首に入れたLEDで関節が損傷され、もう動かない。ショーンが人工手関節手術を提案。

「サイボーグになれる・・・」本音で話す母と息子。関節手術は行われた。
2例目:神経障害性疼痛を訴えるケイラ。何年も前から苦しんでいる。若くして起業家となった有名人。障害のある脳の部位を焼灼する手術を提案するモーガンに「ロボトミーと同じ」と反対するパク。グラスマンも説得して手術が決まった時、ケイラの後見人だという兄ジャスティンが反対。父母が死んだ後薬物に溺れたケイラ。その時から後見人になっている。

ケイラにはそれが束縛。モーガンの説得で話し合う兄と妹。

素直に妹への心配を話す兄。二人が仲良かった頃に戻りたいと言うケイラ。手術に同意した兄。術後痛みは取れ、傷害も残らなかった。
パクが引っ越しを躊躇していたのは費用の面から。モーガンに負担してもらう事をプライドが邪魔していた。和解する二人。
センサー開発で暗礁に乗り上げているジョーダンとリアだが。ショーンの「無視する」で「もしセンサーがショーンみたいだったら」と解決の糸口を見つける(電力消費問題)

第14話 騒がしい一日
医師の半分が学会で不在。その間にパーティーを開催する職員。
なかなか食べられるものがないショーンに茶々を出すリア。
1例目:若者ジェイク・カーン。キャンプで足をナタで打って指切断(指はビニール袋に)執刀するリムだが、患者の足からヘビが顔を出して驚く(幻覚)そして吐く。
パーティーの参加者が次々と、ハイになったり気持ち悪くなる。
モーガンにキスをしまくるパク。グラスマンの指示でスタッフは院内留め置き、新患受付けは中止。マーカスもおかしくなる。
2例目:屋根修理中に落ち頭蓋骨骨折した患者。グラスマンの処置が遅いのを批判するショーン。多忙の中でショーンがグラスマンの患者に降圧剤を処方し喘息を起こさせた。叱るグラスマン。
スタッフ症状の原因が食べ物と睨んでハイ気味のリアを使い、ヒアリングをさせるモーガン。
アッシャーは親しくなりかけたジェロームに「ボーイフレンド」と言ってしまった事を苦にしていた。それをパクに相談。



一方リムの隣のベッドにいたマーカスが、急に起き出して壁を登ると言い出す。笑うリム。
グラスマンが行う遊走脾の患者の手術から外されたショーン。
リアとの共同作業で原因をスィートポテトだと特定したモーガン。食材提供はジェローム。家に戻って食材チェックさせた。
グラスマンに、ショーンは優秀だと弁護するジョーダン。
そんな中パクが急に虫垂炎になり、原因物質が特定出来ないと手術に入れない事が判明。クミンの瓶に幻覚キノコ(サイロシビン含有)を入れていた事を思い出すジェローム。手術可能!
皆手が空いていないためパクの手術をジョーダンが行うことに。
指切断の患者の心臓に問題があり、手術する時ショーンを参加させたグラスマン。手術は成功。脾臓のオペで君を外すべきじゃなかったと謝るグラスマンは、ショーンを酒に誘った。
回復したリムとマーカスは、夫々の自宅で電話を繋ぎ「スパイダーマン2」を同時に観ていた。 

第15話 誰かの希望
リアが15分おきに目覚ましを鳴らすのでイラつくショーン。
1例目:外傷で少年ケビンがが運ばれて来る。眼窩と肋骨骨折だが本人は転んだと言い張る。施設で暮らしている。ケビンのスケッチブックの絵を見て驚くマーカス。だが読み書きが出来ないケビン。ピカソもそうだった、私もだと言うマーカス。

ディスレクシア。手術後縫合部から出血。自分でやった(退院したくない)実は施設で5人にやられた。ハッピーアワーと称して出来ない事を理由に殴られる。君には才能があると言い、施設に掛け合い里親の手続きをするマーカス。
2例目:何十年も肺の補助装置「フランク」に入っている物理学者のジョーン。原因はポリオによる脊髄損傷。姪のソフィーはルポライターで、伯母の病気を紹介して多くの患者を勇気付けた。
大動脈弁の手術を行ったが「フランク」が故障してリアが修理するハメに(自働車整備の腕を買われて)だが直ったものの再故障。'50年代に製造中止になった部品が必要になり、探しに行くリアとソフィー。何とか部品を入手しフランクは直ったが、本人の気管支が破裂して緊急手術。成功したもののフランクでの生命維持が難しく、ショーンが後弯形成術プラス骨セメント固定を提案。だがもういいと諦めるジョーンに、教え子からのTV電話を見せるソフィー。手術を決心するジョーン。成功し新しい可搬式の補助装置になる。それをジーン(・ケリー)と名付けた彼女。
ソフィーはショーンとリアの結婚式を、費用持ちでドキュメンタリー番組にさせてと頼む。受け入れた2人。
またジョーダンとリアで開発中の、摂取型センサーの相談をグラスマンが受けてモメる(上から目線)その後和解し協力体制に。

第16話 ショーンの葛藤
ショーンとリアがする、朝のハミガキ風景。
ソフィーのチームによる番組取材にややナーバスの二人。
なれそめの説明をしながら出勤。好きな様に喋るショーン。
各メンバーの取材承諾を取って回るソフィー。

マーカス、リムもいつもと雰囲気が違う・・・
この日、パクとショーンが行う手術が指導医になるための試験。
1例目:熱傷で運び込まれたレイナ。体表面の10%以上に熱傷。
2度の熱傷と判断したショーンは、必要な検査を指示し緊急オペ。ショーンの特別な力を褒めるマーカスだが、患者が急変し取材カメラを排除するショーン。手術は成功したがレイナの具合は良くならず、頬を押すと異常に痛がる。取材記録をつぶさに見直して、3度の熱傷だったのを2度と判断ミスした事に気付いたショーン。再手術が必要。取材を巡って双方が対立する。
取材のストレスの中で苦しむショーンだが立ち直り、再手術を成功させる。娘が自分の顔を怖がる事にショックを受けるレイナ。
ソフィーはレイナに、自身の小人症のことを話す。

「人生に打ちのめされても立ち上がれる」
娘に、ママのハグは変わらないと話すジョーダン。
ショーンは、ミスも含めて映像は全て使っていいと言った。
「ママ変わったでしょ?」と言うレイナに、目は一緒と言う娘。
2例目:梁の下敷きで腹腔内出血のブラッドはパクが担当。
安全な術式で取り組むパクだが、再び消防士として働きたいと熱望するブラッド。リスクの高い術式が必要となり、モーガンの協力でシミュレーションを行うが、確実に成功させるためリムに執刀を頼んだパク。だが手術中に危険な状態となる。パクは安全な術式への変更を決心した。手術は成功したが、ブラッドの現場復帰は無理。「命を救うにはそれしかなかった」と説明するパク。
インタビューの終盤で、人の目が気になる時もあったけど、二人でいればそれで十分、と締めくくるリア。
パクに、試験が合格だった事を伝えるモーガン。
最後にサプライズのパーティーを用意したソフィー。
Policeの「Every Breath You Take」をバックにクレアが現れて歌い始め、みんなとハグをした。

 

第17話 夢の結婚式
ショーンらの結婚式で来たクレアも、インタビューを受ける。
リムが顔を出す。グアテマラで外科部長を打診されているクレアは、難病の男児ルチョを連れて来ていた。向こうでは対応不可。
腎臓に腫瘍(腎血管筋脂肪腫)があり心臓、脳にも腫瘍がある。各手術に1チームづつ必要。纏める監督にクレアが手を上げる。
リムの担当患者が頻拍を起こす。投与する筈の薬が入っていなかった。昨夜の担当はビラヌーバであり、事情を訊くリム。
昨夜彼氏のオーウェンと問題を起こしたという。母の死の時支えられたが、今は彼が辛い時で八つ当たりされる。このままじゃダメと、事務職に換わりシェルターから通うよう勧めるリム。
ルチョの手術の順番で各チームが揉める。彼にサッカーをさせたいクレアは「今日腎臓をやって脳は明日」と宣言する。
腎臓の腫瘍摘出手術中に出血。腎摘出の話が出る中、クレアが適切な処置を行って乗り切った。腕を上げたと褒めるリムがビラヌーバの話をすると、今の貴方は冷酷さが目立つと言うクレア。
リアが選んだ「極上のエレガンス」の式プランに引っ張られ、ショーンの衣装がきつくなった。着付けに耐えるショーン。
ビラヌーバがリムに退職願いを出す。シェルターには電話せず。
一方ルチョが脳出血を起こし、血栓で脳室が塞がり腫瘍にアプローチ出来なくなった。脳のオペを先にすべきだったと言うショーン。プランは思い付かず「ルチョは死ぬ事になる」
ルチョの両親に連絡を入れたクレアは、そっと彼の手を握る。


ソフィーのセットしたパブに皆で入ろうとするが、そこのネオンを見て急に術式を思い付くショーン。低出力レーザー照射。
その処置で血栓が溶け。手術は成功した。
初めて会った時もあなたは少年を助けた、と言ってショーンをハグするクレア。「ステキな男性になったわ・・・」

 

二人を追うソフィーとカメラクルー。

そして結婚式当日。何とかタキシードを1時間弱着られる様になったショーンにドレス姿で「話がある」と言うリア。

一方出席のために来ていたビラヌーバに退職願いを返すリム。
「このままじゃ無理。だから私の家に来て。友達として」
 

番組を意識し過ぎたと言うリア。でもこんなのイヤ!
ソフィーの前で結婚式はしないと宣言する2人。


みんなの式って思ってたけど間違ってた・・・
「幸せになって、自分たちらしく」と握手するソフィー。


第18話 愛する人へ
ベッドでパンケーキを食べるショーンとリア。

新婚さんごっこをしているが限界。

裁判所への結婚届けの予約を取るショーン。
リムの家で暮らし始めたビラヌーバ。
両親が来て驚くアッシャー。
1例目:9年前から脳幹梗塞で、首から下がマヒ状態のステフ。

モーガンとパクが担当。僅かに動かせる指先で意思疎通。
重い肺炎に何度も罹り、抗生剤も効かなくなって来た。肺剥皮術が必要だと言うモーガンだが、高リスクだとパクは反対。


手術を希望するステフ。そして手術は成功したが、指が動かなくなり、意思疎通が出来なくなってしまった。アイ・トラッカーを勧めるパク。ステフの病気前の音声が残っているため、感覚運動皮質に電極を埋め込み脳波を解読して音声データに繋ぐ手術を提案するモーガン。ステフに伝える様指示するリム。手術は成功。
初めてのテストで「愛してる」と彼に言ったステフ。
2例目:アッシャーの父親は末期の肺ガン。もって1年の診断。


「奇跡はお前を通じて行われる」とカルテを渡す母親。
父親に検査計画を説明するショーン。
検査前に話をする親子。かたくななアッシャー。父の容体急変。
胸水が濁っており、悪性のためガンは広がって行くとの診断。余命は1年ではなくあと数週間。それを父に伝えるスタッフ。ユダヤ教の安息日が始まると言って、病室でその準備を始める母親。
スタッフが皆安息日の儀式に参加した。

私の願いは安らかに神の御許に行くことだと話す父。アッシャーはジェロームにキスをして「これが僕だ」と言って去る。
胸水が溜まるのを「壊れた蛇口」とアッシャーが言ったことで断続的な胸水排出法を思いつくショーン。これで1年は生きられると父に説明するアッシャー。回復まで1週間の入院が必要。家族はコミュニティから離れたまま死にたくないと言う父。

もっと生きられるんだから手術して、と頼むアッシャーに「分かった、やろう」その父の姿をじっと見ているジョーダン。
 

ジョーダンがアッシャーに、父親が来たのは病気を治すためではなく、あんたと仲直りするためだと告げる。
礼拝堂で母と話すアッシャー。父親をこのまま逝かせてあげようという考え。反発する母親。父さんを愛してるから死なせたくないんだよね。戒律なんて関係ない・・・
部屋で話し合う両親を見るアッシャー。


退院して家に戻る父と母を見送るアッシャー。

 

ジョーダンは、前の式準備の時、リアが着たかったドレスの事を知っていて、その時の写真をプレゼントしていた。


結婚手続きの前、皆に挨拶しに来た二人。

二人に衣装を着せ結婚パーティーを開いたスタッフたち。

マーカスが即席神父。

楽しく皆が飲み明かす中、グラスを取りに行ったリムだが、部屋でビラヌーバが倒れているのを見つける。彼女の相手オーウェンに刺された。まだ去っていなかった彼に刺されるリム。