こんにちは。

 柴田しずかです。

 

 なかなか更新できないんですよねぇ~。

 仕事中は、集中しているからそれほど苦痛に感じないけど、帰宅後にぐったりになります。

 

 コロナストレスで、本来は元気だった人も、うつっぽくなったりしていて、

慣れているとはいえ、傾聴疲れがすごいの・・・・。

 で、頭をリセットするために、動画見たりしてたら夜中になって、あぁ!寝なきゃ!?と、現実逃避から戻ってきて、次の日に備えると。

 

 そんな毎日です。

 

 

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    保身で問題行動を取る人

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 書き出しで、わたしの現実逃避のことを書きましたが、今日は「見たくない現実を避ける人」のお話です。

 

 たくさんいます。

 たぶん、年齢を重ねても、誰しもやっているのではないかと思います。

それが、社会生活・人間関係に支障が出ない範囲で、人前で見せないだけで。

(わたしで言えば、夜中まで一人で自分の好きな音楽聴いたり、むやみに夜更かししたり、糖分とりまくったり)

 

 それで、何食わぬ顔して、また社会生活に戻っていきます。

 

 だけど、自分が現実逃避していることを悟られないようにしているつもりでも、明らかに「保身」に徹していて、

その言動・行動が、かえって状況がこじれている人がいます。

 自分が怠けていると、他人から指摘されないように、怒鳴り散らして相手の言葉かけを受け入れないようにしている・・・とかね。

 

 仕事柄、そういう人と会うこと多いので驚きはしないし、本人が「生きづらい、自分を変えたい」という思いを強くもっていなければ、

とくに、そこを指摘することはしません。

 

 だけど、周囲に悪影響を与えるような人には、「あなたは逃げている」を正面から伝えないといけない場面もあるのです。

 守らないといけないルールを守らない、怒鳴ったり・暴れたり・最悪は何かを破損したり、他人に手をあげたり、その他犯罪寸前の人とか。

 

 ただ、本当に正面から告げると、気持ちの逃げ場を失ってしまい、

とんでもない行動に出る人が多いので、事前にある程度シミュレーションをしてから、問題の人とのセッションに臨みます。

 それは、何度か経験していて、1対1の対話なら、日ごろ本人が無意識で使うワードから、ある程度想定内で収まるるのですが・・・。

 

 1対1で対応していた人が、大きな問題を起こしてしまい、

複数の立場の人たちとの連携プレーに移行しなくてはいけなくなり・・・。

 

 事例説明として、本人の特性を10人くらいに伝えなくてはならなくなりました。

 それも、事前準備する余裕がないから、資料もなく。

 

 「まずは、本人の特性と今までの経緯」の説明を求められ、

それは、わたしの言葉ではすぐに伝えられるのですが。

 

 悩むのが、2点。

・自分の考察が合っているか?

 事例検討会とかやったあとならよいけど、今までは守秘義務の観点で、他の人には事細かに話してなかったから。

 もちろん、非常時用に記録は保管しているけど。

 相談援助にしても、カウンセリングにしても、教材では、スーパーバイザー(自分の見立てが合っているか、次の支援方針はどうするかなど、助言をしてくれる人)がいるように書かれているけど、現場ではそんな立場の人を配置できる余裕はないので、

個人の力量で対応することが多く。

 

 ・2つ目は、専門用語選び。

 全員が職種がバラバラ。

福祉職、心理職、医療職、管理職もいる。これらに属さない人もいる。

 とくに、福祉と心理は、同音異義語が存在するので、使い方が難しい。

(例をあげると長くなるので、今回は割愛)。

 

 その場で悩んだのは、たぶん15秒程度。

 とりあえず、ケースを短い逐語で表現しつつ、家族や学歴、問題行動の内容は言えて、それ以外はあまくまでも憶測が入っていることを前置きして、説明した。

 

 いくつも質問が飛び交い、ひとまず関連する人全員の意識合わせをして、

今度は担当者会議のセッティング。

 まず、本人をその場に連れ出すにはどうするか?

 

 今度は、それで悩んでいます。

 

 普段なら、職場の人や同業者に相談してみるのだけど、

なかなか考えがまとまらなくて、文章にしてみました。

 

 ブログとしては、面白い記事ではないかもしれないけど、

「人の相談に乗るって、すごいよね。その場で解決するんでしょ」と、多職種の友だちなどに言われるのですが、

そんなことはなく、けっこう悩むものなんですよーということも伝えたくて(これも、ある種の現実逃避かな。発信して気持ちを楽にする人って、けっこう多いですよ~、わたしを含めて)。

 

 というわけで、そろそろ寝ないと、明日の朝一から予約が詰まっているから、

自分のスイッチをオフにして、一度脳内を空っぽにします。

 

 今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。