Wise の口座を開設した。

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皆さん!

しばらく前から話題になっている Wise 使っていますか?


世界各国と送金や受取りが僅かな手数料で出来る送金サービスですが、今は独自のデビットカードを発行して海外での現金引き出しや買物も出来るように進化しています。


数年前から注目していたのですが、良く行く国には現地銀行の口座もあり、マレーシアの銀行が発行するデビットカードやクレジットカードで特に不便は無かったので今まで使っていませんでした。正確には数年前の日本一時帰国時に一度登録しようとしたことがあるのですが、住民登録は無し、マイナンバーカードは無し(当時はマイナンバーそのものが未発行)、銀行引落としで公共料金の領収書も無いという状況で、登録審査を通らず口座開設を断念しました。

今になって口座開設をした理由は、日本にある自分名義の銀行口座への送金が出来なかったこと。

マカオ旅行の際に少し高い時計を購入しようとしたところ、いつもは利用できるHSBC発行のクレジットカードがまさかの利用不可(理由は未だに不明)。なかなか在庫の無いモデルで諦めきれず日本の銀行が発行するクレジットカードで購入した結果、決済日までに銀行口座残高を増やす必要が生じました。普通預金はいつも必要最小額しか残高がなく送金必要額は約100万円。その送金が複数回失敗したので、今回の Wise 口座開設となった訳です。

今回はマレーシアの住所で手続きをしましたが、特に問題はなく即日開設となりました。

非居住者である日本人が、マレーシアに長期滞在中に口座開設するのは、さほど難しく無いようです。
必要だったものは①日本のパスポート②自分名義の電気・水道などの請求領収書 だけでビザ関係の書類は不用。但し、Wiseへの入金を考えるとマレーシアに銀行口座がないとかなり不便だと思います。

手続きは、ホームページかアプリから「アカウントを開設する」などで指示された通りに書類の画像やセルフィーを撮るだけと至って簡単でした。必要時間は1時間ほど、あっという間でした。サポートを含め日本語完全対応なのも◎です。




さっそくHSBCから相当額を入金し、自分名義の日本の銀行2行宛て送金してみましたが、数百円の手数料で僅か数分で送金完了と、脅威のスピードと低料金です。送金先の銀行を選ぶのも簡単で、通常の海外送金のようなSWIFT番号などは不用、銀行名・支店名・口座種別・口座番号だけと国内送金と全く同じです。


但し、マレーシアの国内法で非居住者のWise口座の残高は総額でRM20,000に制限されているようです。



便利だなと手続きしたのが Wise 発行のデビットカード。各銀行が発行するデビットカードと同様に世界各国で買物や現金引き出しが出来ます。自動両替機能がついているので、いずれかの通貨に残高があれば各々の通貨に残高がなくても使用可能なのも便利。クレジットカードのように手数料も加算されないのでお得です。


このカード、物理カードとデジタル専用カードがあって、どちらか一方でも入手可能。私は発行無料のデジタルカードだけを入手しました。即日発行でApplePay,ウォレットに登録可能なので不便はないとの判断です。(世界は現金レスを過ぎカードレスに入りつつあります。)もちろん物理カードを後日入手することも出来ます。


現金引き出しが大丈夫かに一抹の不安がありますが、シンガポールやタイでタッチ決済機のついたATM機をみた記憶があるので次の旅行で試したいと思います。


この記事、案件でも何でもありませんので、リンクやプロモーションコードなどはありません。Wise の登録方法や使用方法などは、YouTubeに多数の動画がアップされていますので、そちらをご覧ください。送金手数料割引などのクーポン付き動画もあったので、良く探して得をしてください。なお、登録手順などは日々変わっているようですのでアップロードの日付にはご注意ください。


追伸

日本居住の場合とマレーシア居住の場合では、Wiseサービスの内容やカード発行や利用に違いがあるのでご注意ください。この記事は、マレーシアの住所でアカウントを開設した場合のものです。