勝てる人ってFXならどれくらいいるの?
そんなふうに思ったことありませんか?
「FXなんて、やめたほうがいいよ…」
あなたは、そういう事を誰かに言われたことありますか?
以前に、ある独身女性のお客様から相談を受けました。「家族、特に父親からFXをやることに猛反対を受けている・・・」
「なんでですか?」と聞いてみました。「そんなもんで金が稼げるわけないだろ!」十言うことを、そんなことをいつも彼女は父親から言われていたそうです。
「だから、家で部屋にこもっていると、FXやってるんじゃないかって、すぐに疑われるんです」と話してくれました。
でも、本当にFXで儲けることは難しい事なのでしょうか? FXで実際に勝てる人の割合は、どれくらいなのでしょうか? 為替相場に参加している人なら、きっと誰もが気になっている事でしょう。なので、ちょっと調べてみることにしました。
我々に取引環境を提供してくれているOANDAの調査データによれば・・・ 利益を上げている人たちの割合は約36%とのことでした。
僕自身、この数値を見た時には、正直かなり多いなという印象を受けました。なぜなら、相場参加者のうち3人に1人が利益を上げているということだからです。
一般的に言われてるような相場参加者の8~9割は負けている・・・ そのような説と比較すれば、もしかしたらあなたも僕と同じように感じるのかもしれません。
今までにいろんな方々の話を聞いてきました。その結果、FXでは特に初心者に近ければ近い人ほど、勝率を重視する傾向がある事は以前から感じていました。なので、勝率を重視している人の割合について調べてみました。でも、正確な数値の統計データが見つかりませんでした。
ですが、調査を進めていく中で、勝率の高い投資家には以下の特徴があることが分かってきました。
勝ち組に対して負け組が損切りになる回数は、同じ期間で比較した場合に9.26倍も多かった。
高いレバレッジを使わないのが勝ち組。高いレバレッジで勝負するのが負け組。そのような傾向が顕著にある。
具体的な数値は範囲が広すぎるためにデータで示すことは難しい。でも、確実に勝ち組はリスクリワードを重視している。そのことが明らかになった。
意外にもFXでお金を増やせている人は、約36%と多かったです。しかしながら、すべての為替相場参加者を対象にしたデータではありません。あくまでも一つの業者による調査です。なので、データにも多少の偏った傾向はあるかとは思います。
だから、相場参加者の全体像とは言えないかもしれません。ですが、勝っている人たちの実態を知れたことは悪くないことです。
ポジションサイズを抑える。適度なリスクコントロールを行う。リスクに見合ったリターンを狙う投資スタイルが勝率を上げる。そういうことが重要です。特に大きく勝っている人ほど、リスクリワードをより重要視しているということです。
一般的には危険なやり方だと言われているハイリスク・ハイリターンの方法でも上位に入る人がいました。なので、投資スタイルには個人差があり、一概にひとまとめには出来ない。その事も併せてお伝えしておきます。
どちらにせよ、正しい方法で取り組めば、FXで勝てる可能性は高いということです。仕事でも、スポーツでも、勉強でも、どのような分野であろうと、周りの人たちより抜きん出ることができるの人のほうが少数派です。ですから、FXだけが特別に難しいということはないはずでしょう。
人より良い結果を出せる人が少ないのはFXだけじゃありませんね。その他の分野でも同じことです。だからこそ、FXだけが特別に難しすぎるということはない。それが、僕が導きだした結論です。