.WEリーグ第12節 ホーム C大阪戦
アルビレックス新潟レディース 1-0 セレッソ大阪ヤンマーレディース
WEリーグ第12節の今日、アルビレックス新潟レディース(新潟L)はホームにセレッソ大阪ヤンマーレディース(C大阪)を迎えた。C大阪とは前期の昨年末にアウェーで対戦し、0-1で敗れている。優勝を狙うためには勝利が必須といってよい。
試合は序盤、C大阪がやや攻め込むが、新潟Lも反撃する。
そして前半34分、左前線から園田瑞樹がクロスを上げると、相手選手がクリアする。そのこぼれ球を走り込んできた滝川結女が右足でシュート。ボールはゴールマウスに飛び込み、新潟Lが先制した。
追加点を奪いたい新潟Lだが、リードは1点のままで後半に入った。
後半28分、C大阪はPKを得る。直前、自陣PA内でGK平尾知佳が相手選手を倒してしまったのだ。新潟Lはこの日最大のピンチだ。
しかし、このPKを平尾が横っ飛びでキャッチし阻止する。自分が与えたPKを自分で止めた!
その後もきわどいシーンがあったが、新潟Lはなんとか切り抜け、勝ち点3を得た。
こうなると、他の3強の1チームぐらいには負けるか引き分けで終えてほしいのだが、そうはうまくいかない。というか、I神戸も浦和も東京NBも全て勝利した。東京NBは、追い着かれても、最後はしぶとく勝ち越す。これが強豪のメンタリティーというものだろうか。
結局、上位4チームの勝ち点差は変わらなかった。
新潟Lの守備は堅牢なのだが、得点力に欠ける。
これは勝ち点で並んだ時、得失点差で極めて不利になる。
次節はすぐに浦和との対戦、しかもアウェーゲームだ。
前期は勝っているが、浦和の攻撃力は侮れない。
この試合が今後の優勝争いを見据えると、大きな山場になる。
シーズンダブルで勝利を掴んでほしい。
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