令和4年9月27日。

元内閣総理大臣の、故安倍晋三氏の、国葬が行われます。


この国葬が、ある分野の分岐点になると言えると思います。


それは、国葬直前に突如現れま

東大有志により制作されたとされる、AIによる安倍さんの声の復元です。
(東京大学が直接的に介入して作られたものではありません)

この制作については、発案、構想、作成期間として、約2ヶ月かかったんだと思います。
もちろん岸田首相が、このことを知っていて、わざと9月に国葬にしたということではありません。
2ヶ月という時間があるのを知って、技術のある人が、急遽作ったのでしょう。
つまり、現在のAIの技術の程度を見せつけているとも言えます。
注目すべき点は、AIが伝えるメッセージにもあります。

若者向けのメッセージと、国民(大人)向けのメッセージに分けられていますねキョロキョロ

若者から見える安倍さんへの視点と、
国民(大人)から見える安倍さんの視点が違うことを意識して作られています。
もし、自分が違う世代の人間だったら、世の中は、どう見えるだろうと考えたことは、ありますか?
思考とは、視点をズラしながら考えるのが、コツなのです。

若い人から見える今の日本と、
高齢者から見える今の日本では、全く違って見えるはずです。
そういうのを計算されて、内容も踏まえて、このメッセージは復元されたのでしょう。

この国葬が意味があるものだったと知るのは、かなり先のことになります。

今回の国葬は賛否両論になり、ちょっとした騒ぎになってしまいました。
国葬が悪いというよりは、決め方が悪かったと思います。
そして、旧統一教会の件以外にも、今回のことで、国民の多数派の意見より、自民党が決めたことは強行されることを実証されました。
自民党が悪いのではなく、選挙の際に、それを選択した多数派の国民が批判を受けるべきであって、結局誰の責任でもありません。

いずれにしても思わぬ形で、あの時「国葬」でよかったね、という日が来ます。

そうでなければ、なんとなく風化されて、安部さんが亡くなって悲しいねという想いだけが残るかもしれません。

改めて、ご冥福申し上げます。