こんにちは。
前記事では、こころの美しさを感じるものを求めて日々送っている方々は、フィギュアの知識がなくても、結弦くんの演技に敏感に反応する(感動する)・・そういう方がわたしの周りには多い、ということを書きました。
なんか、結弦くんファンだけがそういうのを求めて生きているかのように受け止めさせてしまったのではないかと、ちょっと気になりまして(だいぶ経ってからだけど )、少し補足しますね。
まず、あの話はあくまで、前記事に登場した方々、自分の周り(あ、自分のことは見てません)に限った話だと捉えて頂ければ嬉しいです。
他の選手を好きな人は心の美しさを求めてないのかと言ったら、そんなことはないですよね。宇野くんにそれを感じる方だっているはずだし、清純な感じの方で、大輔さんやあっこちゃんのようなステップがよく観れた時代にそのステップが好きだとか、感動したとか、4年くらい前ですが、言っていた(今は会えない)知り合いもいます。
それに、宇野くんや大輔さんの上体の使い方のうまさ、という処から伝わる世界観、ネイサンのステップから伝わるクールな爽快感から、内的な美しさにつながるものもありますし。
結弦くんのファンの中にも、感じてる方も多いのではないかと思います。わたしも感じるし。
ただ・・
結弦くんはたましいを覚醒させるかのようなテーマをスケートに籠めてくるじゃないですか。
自分の歩いてきた道のりを振り返るものが、観る人自身の人生を振り返させるものになったり、人の苦しみをその身に刻むような、燃えるような、力尽きるほどの熱量が、人の苦しみを昇華させたり、・・戦うことの意味を観るものに考えさせるものになっていたり。
結弦くんの演技は、その世界の中に入っていっていく・・だけで終わらず、その先のところまで、ときに人生の歩き方を変えてしまうことがあるほど、こころの深くを衝いてくるんですよね。
そんな選手は、ほんとうに、まれだと思う。
今のうちだけですよ。リアルタイムで、そんな選手を観れるなんて。。
ロンカプの音楽表現、世界観は衝撃だった~~
Sponichi Annex サイトのスクショより
ToshIさんとのこれ、ToshIさんのたましいを動かしちゃったからね・・!!
どうしてそうなるんだろう・・という話ですが。
結弦くんって、ちょっとした気遣いや判断が正解だったり、人のこころにも届いたるするものが多いですよね。
ぶれない芯持つ美しさも、少年のような純粋さも、ロックの悪い子してても嫌らしさが見当たらないのも悪い子したら、雑味のない鋭いかっこさだったり、というのも・・
追記します:そうなんです、どこを切り取っても、すっきりしてるってこと! そこです、そこ!
内心の声(たましいの声というか)に忠実に生きているからだと思います。
傑出してるんですよね、そういうところが。
傑出してるから、そのスケートには、長年のファンでなくても感じることができる。そして生き方を究めたいと意識している方には、どこかこころの波長が、いきなり合うんでしょう。農場の元社長さんたち、その意識が強い方たちであることは確かです。
他の選手では、そんな深いところまで、なかなか感じられるものではない・・
そこまでの深いもの、持っていないわけではないと思うんですが、そのような自分の深さを引き出している選手がどのくらいいるかというと、なかなか見かけない・・
でも、それが普通であって、別に悪いわけでもなく、結弦くんが異常 (良い意味)なんだと思います。
2022年北京リンピック フォト・アルバム「FIGURE SKATERS 25」より
幸せな時間だったね
そして、それは誰のファンであろうとなかろうと関係なく、感じれるものだと思うんです。
宇野くんファンや大輔さんファンだって、結弦くんのそのまれなる個性というものを感じる方はいらっしゃるのではないかと、私は思ってるわけですよ。
だから、前回の記事は、どっちのファンが上とか下とかという話ではなく、
たましいレベルで生きているとしか思えない結弦くんの生き方が反映している個性
・・というものに焦点を絞った話、と捉えてもらえると嬉しいです。
ただ、ですね・・
技術面、どっちが上かって話になったら、引く気にはなれないです。
技術はいまだ、結弦くんがいちばんだと思ってる。
勘違いさせてますよね、あの②の女史さんたちを。
結弦くんのスキルを紹介する、こんな動画を見つけました。
結弦くんは、クロスがめちゃくちゃ少ない。つまりトランジションが濃くて、ジャンプするための助走がめっちゃめちゃ少なくて、ハイリスクなのに、それでも高難度ジャンプを美しく決められるし、ステップもシームレスに加速する・・
この技術が、誰にもまねできないレベル、であるにもにも拘らず、その違いが点数にほとんど反映されないような採点になっているんですよね。
動画の解説者がPCS要素に12点を付けててくれてます(ただ、SS 9.75つけるのは少なすぎと思う)。
ジャッジの問題、採点ルールの問題のいちばんの元凶は、ISU。
結弦くんが目立ちすぎるのを面白く思わない(???)組織が何かしてるのか。。
こういう方々が選手への評価を操作している話を、以前よりも見かけるようになった。
ISUは、トランジションや音の解釈までなくそうとしてるって本当なんですかね。
結弦くんがずば抜けているところを、さらに削り落としにきた、って感じですよね。
曲がった評価が選手を傷つけ、選手のファンの勘違い、誹謗中傷を引き起こす一因になっているのを知っているのだろうか。。
責任を感じてほしいです。この問題、どこに伝えると変わっていくんでしょうね。
それと、フィギュア本が、結弦くん特集で次々出てきていますが、公式試合での採点基準のあり方やジャッジの採点の仕方を検証するような、専門性の高い読み物がそろそろ、もっと出てきてほしい・・なんて、はかない願いを持ってます。
結弦くんを褒めそやす(褒めまくる、でした!)ことばばかり並べてほしいわけじゃない。選手たちの技術きちんと検証する記事を集めたいんですよね。そういうのを待ち望んでる結弦くんファン、多いのではないでしょうか。
他選手のファンにわたしの価値観を押し付けて相手が仕方なく相づち打ったんですよね、というコメントを書いてこられた方が居らっしゃったのですが、歪曲した憶測ですから、承認致しませでした。返信に代えて書きますが。。
お互い突っ込んで話ができるような間柄の相手だから、①や④の方にあのような話ができたのであって、そこまでの間柄じゃないあの②の女史とは、そんな話なんてできないものです。
でもたまたまきっかけができちゃったので、また機会があればその時には、彼女に見てきたままを話せたらいいなと思ってます。
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Ice Jeweles を読むと、北京での結弦くんの4A挑戦のすさまじさが伝わってきました。
痛み止めでもって感覚を失ってなければ、足が上体を支えることができただろうなと思うと、つくづく前日の捻挫のことが悔しくてならないです。結弦くんは、負傷して葛藤して最後に注射、怖れるものがなくなって、それがあったからこそいい集中ができた、とは仰ってるけども。
当日の公式練習のとき・・「オリンピックで滑りきることが、痛みに耐えるということだけでできるなら、いくらでもすると思っていました。」という結弦くんのことば・・
理想と絶望的現実との気の遠くなるような距離を、一気に縮めに行く、ということがもう、あの「死ににいくような」ものになってる。その壮絶さと精神力の強さに、もう、震えました。
そして、あの「報われない」ジャッジの結果があろうが、誰が褒めようがくさそうが、数字結果には表れない、到達した場所の幸せな世界。
結弦くんにしかわからない、世界。
結弦くんは、なんて幸せで、そして、なんて孤独な・・
孤独な幸せの世界に居るんだろう・・と思うと、なんともいいがたい感動で・・
また泣けてしまいました。
永久保存版だね
案の定、アメリカに渡ったマニリンがかなり完成形に近いものを跳んできて、正直、複雑な気持ちになりましたが、・・でもね・・
初の成功者かどうかより、結弦くんのように、4A込みで音の表現を隙間なくつなぎながら、世界観を見せていくことが、できるのか・・そっちですからね、価値が大きいのは。
結弦くんを踏み台に誰が何をしようが、北京で成し遂げたことと「羽生結弦のスケート」の価値は揺るがない。そう信じてます。
KISS&KRY北京五輪Premium号より
「羽生結弦のスケート」をこれからも楽しみにしてるよ
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ブログのことですが、しばらくお休みします。
5年に一度の仕事の山場に差し掛かってきました。ピークは7~8月で、その後の処理次第で10月に戻ってこれるかな、というところです。
ブログの休みに入る前に、書きたかった話もいろいろありますが、タイムリミット。再開したときに機会を見て書こうと思います。
修正しました
ここに新型コロナワクチンのことを書いてたのですが、削除しました。
再開後にまた改めて書きますね、すみません
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再開まではロムラーに徹しますね~
再び自分が書き出すころには、結弦くんの現役のこともはっきりしてるのでしょうね。
「IceJewelsvol.16」より
またね~
結弦くんの足を思うと、1年は休んで~~(´;ω;`)、でも理想の演技を早く実現させてあげたい(´;ω;`)、と思うけども (ほんとはあのロンカプと天地様をまた観たい‥!!(≧ڡ≦*))。
結弦くんにとっていちばんいいで選択ができることを願ってます。
それでは、いつもお付き合いくださる皆さま、これまでありがとうございます。
秋にまた戻るまで、お元気でお過ごしくださいませ。