「金劔宮(きんけんぐう)」は石川県白山市にある神社です。
北陸最古の神社とも言われ、社伝では創建を崇神天皇3年(紀元前95年)となっています。
「金劔宮」と呼ばれるようになるまでは「劔宮(つるぎのみや)」・「劔神社(つるぎじんじゃ)」と呼ばれていました。
この神社がある場所「鶴来(つるぎ)」も「劔(つるぎ)」に由来していると言われています。
「白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)」や「岩本神社(いわもとじんじゃ)」などと共に白山七社の一つです。
富士山・立山と並び日本三名山の一つに数えられる白山は現在の石川県、福井県、岐阜県にまたがる山で古くから信仰の対象となっていました。
主祭神は、
・瓊々杵尊(ににぎのみこと)・・・邇邇芸命とも書きます。天照大神の孫で天孫降臨した神様です。初代天皇である神武天皇のひいおじいちゃん。妻は大山祇神(おおやまづみのかみ)の娘の木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)です。
となっています。
その他にも「大国主(おおくにぬし)」、「大山咋神(おおやまくいのかみ)」、「日本武尊(やまとたけるのみこと)」、「事代主(ことしろぬし)」、「猿田彦(さるたひこ)」などの神様が祀られています。
金劔宮は船井総研創立者の船井幸雄氏がおすすめする金運神社のうちの一つということで有名です。
船井幸雄氏は「イヤシロチ(弥盛地)」・「ケガレチ(気枯地)」というものを長年研究していたことでも知られています。
「イヤシロチ」とは磁場の安定した土地、「ケガレチ」は電子が枯渇している土地とのことです。
簡単に言うとエネルギーを与えてくれる土地、エネルギーが奪われてしまう土地ということです。
おそらく「金劔宮」は「イヤシロチ」にあたるということでしょう。
ちなみに他におすすめされているのは山梨県の「新屋山神社(あらややまじんじゃ)」、千葉県の「安房神社(あわじんじゃ)」です。
「金劔宮」の境内にはたくさんの摂末社がありますが特に船井氏がおすすめなのが「乙劔宮(おとつるぎぐう)」です。
「乙劔宮」では瓊々杵尊と木花咲耶姫命の子、「火遠理命(ほおりのみこと)/彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)」がお祀りされています。
他にも「天の真名井」や「義経腰掛石」などたくさんの見どころがある神社です。
是非訪れてみてください。