◌⑅⃝●♡⋆♡⃝ ˻˳˯ₑ♡⃝⋆●♡⑅⃝◌
このぶろぐは

昨年10月に結婚した

新婚いなりちゃんの
ぐだぐだな毎日を綴っています🌟
挙式後、引っ越して
一人暮らしの祖父と同居。
祖母は認知症で別宅介護後ホームへ入居。
てんやわんやの
いなりちゃんとだんなさん
時々がんこじいさんな
❁Everyday❁
◌⑅⃝●♡⋆♡⃝ ˻˳˯ₑ♡⃝⋆●♡⑅⃝◌
 
 
 
 
すっかり秋ですね…どんぐり
 
 
{640053AC-A964-418D-ADCD-BC7A79CAD874}
 
 
 
なんやかんやとしていると
最終更新日から
2ヶ月ほど経っておりました。
てんやわんやしてまして
すっかりブログの存在も
薄くなってきておりましたが
母にブログ更新しないの?と
聞かれたり
日々の記録をやっばり
残しておかないとな〜
と思う気持ちもまだあったりして
戻って参りました。
 
 
 
読んで下さっている方
いらっしゃるかしら。
いらっしゃったら有難き。
お休み期間中に
連絡を下さった方
ありがとうございましたぴんく
嬉しかった〜♪
 
 
 
 
 
さてさて。
何から話そうか。
 
 
 
 
前回の更新後
認知症の祖母はまた入院しました。
肺炎になりかけで
熱もなかなか下がらず。
そして、たくさん家族で悩んだり
いろんな話をしたりして
認知症祖母は
「胃ろう」の手術を受けました。
 
 
物を飲み込む力が極端に弱くなって
頻繁にむせるし
むせることによって
肺炎になりやすい。
窒息して死に至る可能性も
無きにしもあらず。
 
そこで、お医者様から
胃に穴を開けて
そこへ管を入れ栄養剤を流し込む
「胃ろう」を提案されました。
 
 
 
胃ろうをしたからと言って
完全に口から食事が
出来なくなるわけではない。
でも、口から食べることによっての
リスクはとても多い。
リスク回避だけなら
胃ろうは、もってこいですが
人として口から飲食が出来ないこと
それは、とても悲しいことです。
 
 
 
胃ろうをせず、そのまま衰弱していくか
胃ろうをして体力をつけるか
胃ろうをしても口から食事は
出来るようになりますが
一度、造ってしまうと
胃ろうを無くすことは
ほぼほぼ、無いそうで。
いわば、一種の延命治療。
命を延ばすための方法。
 
 
 
 
人としての尊厳の一つである
口から食事をとること。
 
生きていくため延命のための
胃ろう手術。
 
 
 
祖父、母姉妹は
まだまだ生きていて欲しい
一心で胃ろうに決めました。
 
 
 
 
実は、私自身は反対でした。
周りが満場一致で
胃ろう!と決まったので
私が反対の声を上げることは
しませんでしたが
私自身は反対でした。
 
 
それは、祖母が死んでしまってもいい
とかそんなことを
思っているわけではなくて。
いつも、ホームへ母が買っていく
たくさんのスイーツを
楽しみに嬉しそうに食べていた
祖母の姿が
私は好きだったから。
うまく飲み込む力が、もう無いにしても
最期まで食べさせてあげたい。
そう思っていました。
 
 
 
あと、もう一つ。
胃ろうが決まった日の
確か、次の日。
祖父の好物なものを作ったのに
「食欲が無いから」
とほとんど祖父が食べなかった時があり
その昼間に
 
祖母がこれから好きな物を
食べられなくなるのは
可哀想やけれど
しゃあないな
 
と言っていたこともあって
自分だけ好物を食べるのは
可哀想だと思ったのかもしれない。
となんとなく感じた
そんな日がありました。
祖父がそんなに気に病むのなら
やめておいたほうが
良いのでは。。
という気持ちが大きくなりました。
 
 
 
 
それでも、私だけ悩んでいても
答えは出ないので
祖父が食欲のでなかった翌日
ちょうど、週末だったのもあり
 
 
食欲どうですか?
今日、お寿司か鰻にしようと思うけれど
食べられますか
 
とメールをしました。
(最近は1階と2階にいてもメールぺろっ
お寿司と鰻は
祖父の大大大好物!
体調が悪いときでも
絶対に食べるくらい。
 
 
もし、いらないと言ったら
私が祖母の胃ろうを
反対だということをちゃんと言おう
もし、いると言ったら
私の取り越し苦労だと思って
このまま自分の気持ちは話さず
胃ろうに賛成しよう。
と決めていました。
 
 
返信は「たべる」でした。
本当に取り越し苦労だったのか
祖父が吹っ切れたのか
それは、今となっては分かりませんが
その晩、祖父とだんなさん、私の
三人で食べた鰻は
とびきり美味しかったし
いつもよりも多めの日本酒を呑んで
ほろ酔いの祖父は
幸せそうだったので
私だけの気持ちは消化しました。
 
 
 
 
 
そんなこんなで
祖母は胃ろうの手術をし
術後経過も良く
体力も戻って顔色も良くなったので
無事、退院しホームへ
戻ることが出来ました!
 
 
今となっては良かった!
改めて考えても
人間の尊厳など堅苦しく考える前に
祖母には生きていて欲しい。
認知症で会話もとんちんかんでも
誰かのことを忘れていても
いつでも祖母の手だけは
昔のまま温かいから。
いつまでもこの温かい手を
ぎゅっと握られるよう
長生きしてほしい。
シンプルにそれだけを想います。
 
 
 
もちろん祖父も!
同居での衝突もほぼ無くなって
お互い穏やかに暮らしているので
1日でも長く生きて
たくさんお寿司と鰻を食べて
たくさん笑っていてほしいなわははは
 
 
 
長々、書きすぎたので
その他の近況は
また次にうさぎ
 
 
 
 
ではぶーぶー