浅井輝彦@名入れの貴公子

浅井輝彦が自腹で名入れグッズを作成する実録レポート

祝・星5つ!デコじゃがりこ

はい、またお会いしましたね。「名入れの貴公子」の浅井輝彦です。もう名前を覚えていただけましたか?

前回は名入れグッズの単価を下げ過ぎた反省もあり、今回はもう少しバランスのいい商品を探してみることにします。といっても、もう目星はつけてあるんですよ。自分で言うのもなんだけど、流石でしょ。浅井輝彦、だてに名入れの貴公子を名乗ってるわけじゃないんです。 その目をつけていた商品は・・はい、タイトルですでにネタバレしている「じゃがりこ」です。前回と同じ「お菓子」カテゴリーですが、大手カルビーの商品ということもあり、かなりメジャーですよね。みなさんもご存知なのではないでしょうか。素材であるジャガイモの食感を活かすというより、一回すりつぶして固めたあの感じ、私もキライじゃないです。意外とスナック系のしょっぱいお菓子で名入れできるもの少なかったこともありますし、今回は、これで行ってみます!

 


 

今回発注した商品

【基本情報】
 商品名:デコじゃがりこ
価 格:2,725円(1セット12個入り)・送料600円(10セットまで)
※いずれも税抜き価格

デコじゃがりこ1個あたりの単価は、(2,725+600)×1.08/12=299.25 ということで約300円です。 ちなみに、じゃがりこ12個入りの値段は、某通販サイトで約1,800円〜(送料含む)。1個あたりに換算すると約150円、近所のスーパーで買うと、100円以下でも買えると思います。

 

注文サイトについて

デコじゃがりこ

名入れのサービスは、前回と同じDecoto(デコット)さん。名入れのサービスは、サッポロビールさんのように各メーカーが自前でやるところと、ここみたいに、企業と組んで名入れだけのサービスを行ってるところに分かれるようです。 サイト自体のテンプレートは一緒ですが、商品ごとにイメージを変えて作っていて、ブラックサンダーとは大分印象が違います。前回マイブラックサンダーでも使っているので、操作で迷うことはありませんでした。初めての方でも難しくないと思います。

 

ラベルのデザインは「もうひとがんばり」

この間、サッポロビールさんのラベルを作ったばかりなので、余計にそう思うのかもしれませんが、ラベルのデザインはもうひと頑張りしてほしいところです。

フレームの種類は34種類とやや少なめ。じゃが りこのパッケージ自体、かなりカジュアルなので、大人っぽい雰囲気のフレームとか、バリエーションを広げるのが結構難しいのかもしれません。それにしても、年賀状のテンプレートみたいに、画像を複数入れられるフレームとかがあってもいいかなと思います。8月末時点で、まだ夏用のフレームしかなかったので、季節のものを早めに追加したりするといいんじゃないでしょうか、ハイ。

スタンプは現在100種類。デザインは、よく言えばファンシー、悪く言うと子どもっぽいモノが多い気がします。せっかくキリンのキャラクターもあることだし、キリンのフレームやスタンプを増やすといいかなって気がします。設定画面の白い四角の外にスタンプを配置すると、はみ出した部分は切れてしまいます。もちろん印刷可能なエリアがあるのはわかりますが、写真の外側にスタンプ押せないのは非常に残念です。。。

メッセージで選べるフォントは、カジュアルな書体を中心に5種類です。明朝系とか楷書、行書はなくてもいいですが、じゃがりこのロゴに負けないぐらい、太くて力強いフォントがほしかったです。

 

配送、その他のサービス

今回は、日にちを指定せず、配送時間帯だけ指定して注文しました。発注から納品までに要した時間はちょうど1週間。このぐらい早いといいですね。もちろん、指定の時間帯にちゃんと届きましたよ。あと、領収証がwebページで発行できるのも楽チンでいいです。

このサービスで一番の特筆すべき点は、ラッピングサービスかもしれません。正確にいうと、ラッピングまでして届けてくれるサービスではなく、商品用のラッピング用品を一緒にお届けしますよ、あとはお客様でラッピングしてくださいね、というモノです。ラッピングセットが4種類あって、注文の際にそのセットを頼むと一緒に届けてくれます。透明の袋+花付のワイヤー2種類(各540円)または、透明の袋+リボン付のワイヤー2種類(各500円)から選べます。 ※いずれも1セット(12個)分。

数が100個とか200個とかに増えてくると大変そうですが、1セットぐらいならたいした手間とも思えません。何より、商品のサイズに合わせたラッピング用品を準備してくれているだけでもポイント高いです。あえて希望を言うならば、袋の種類も増やしてもらえるとありがたいですね。せっかくじゃが りこをオリジナルのパッケージにしたのだから、透明の袋で見せたいのはわかるんですが、もらう側としては、「わ〜、何だろう?」というワクワクした気持ちでパッケージを開けるステップが省かれてしまうのが、少々残念な気がします。でも、ラッピングセットを用意する姿勢は高く評価しましょう。

 

仕上がりについて

大きさの割には軽い段ボールが届きました。期待と不安の入り交じる気持ちで箱を開けます。

お~、想像よりもずっとよいできです。これまで注文した名入れグッズの中で一番といっても差し支えないでしょう。って、まだ3つ目ですが・・・

パッケージ全体はツルっとしているのに、オリジナル印刷の部分だけ、吹付けて印刷したようなちょっとマットな仕上がりです。印刷のことはよくわかりませんが、きっとベースの部分とオリジナル部分の印刷工程が違うんでしょう。特に気になることはありません。にじみやカスレもなく発色もいいです。

ラベル部は3種類のデザインで作成可能です。

よく似ていますが、3種類のデザインがあるのわかりますか?できあがりを見ると、もっとガラッとデザインを変えてもよかったかなーという気もします。でも、差し上げる方には原則一つしか渡らないのでよしとしましょう。

浅井輝彦、野間口徹さんに似てるってよく言われます。

【パターンA】えっ、誰かに似てるって?そうですねぇ、浅井輝彦、誰に似てるかといえば、ここ数年は野間ロ徹さんと言われることが多いです。あれ?ご存知ないですか?数年前の朝の連続ドラマに出てた「岩手こっちゃこいTV」のディレクター役だった俳優さんです。気になった方はググってみてくださいね。

 

別パターンのデザインラベル。

【パターンB】使用した画像は、全て「ちゃんりおメ一カ一」で作成しました。
「浅井輝彦」の名前が少し読みづらいですかね。

 

もう一つ別パターン。服も替えてみました。

【パターンC】ちょっと服も替えてみました。

 

本体を裏から見たところ。

裏面に名入れサービスの宣伝が。メーカーとしては「へぇ〜、おもしろいな」と思ってくださる方にまた新たな利用者となってほしいのでしょうが、贈る側としては、名入れのからくりと原価等がバレバレになるので、あんまりうれしいものではないです。

 

入力内容確認画面。

1セット12個のパッケージは全て同じデザインである必要はなく、最大で3種類のデザインと、それぞれのデザインを何個作るか選べます。普通、こういったサービスだと全部同じデザインになるか、違うデザインにすると追加料金が発生したりするんですけど、料金そのままでデザインの種類と個数がある程度自由に選べる点はなかなかいいんじゃないでしょうか。今回は3種類のデザインを均等に4個ずつにしました。

 

品物自体の満足度

★★★★★

今回はGoodです!まず、仕上がりがキレイな点、それに3種類のデザインとそれぞれの個数が選べる点、適度なサイズと軽さで持ち運びに便利な点、ブラックサンダーほど安っぽくない点等。(ゴメンなさい、ブラックサンダーがダメだったというわけではないのです。値段が違うので単純な比較はできないのですが、過去の実例が少ないもので。。) じゃがりこ自体かなりメジャーな商品なので、そこに自分の顔写真とメッセージが入ってたら、差し上げた方へのちょっとしたサプライズになりそうです。注文した後に「たらこバター味」のデコじゃがりこが追加されたので、そちらも気になります。

 

どんな用途・お客様に使えるか

サイトではサラダ味は誕生日のお祝いやノベルティに、たらこ味は結婚式のプチギフトや出産のお祝いに、というキャッチフレーズがありましたが、逆の用途で使っても全然問題はなさそうです。働いている方には、残業時の小腹満たしに、主婦の方やお子さまにはおやつ用に、甘いモノが苦手な方にもイケそうです。ノベルティとして渡すには、どの年代・性別にも喜ばれる、万人受けすると思います。プレミアム感をつけるために、期間限定商品も選べるとなおうれしいですね。 注意しなければいけないのは、賞味期限が商品到着時に45〜90日と、少し短めな点。配る相手を決めておかないと自分で大量に消費することになるかもしれません。

 

浅井輝彦の総合評価

★★★★★

名入れグッズ作り始めてから3つめで、初めての★5つです!商品の仕上がり、コストパフォーマンス、その他のサービス等、大きなマイナスポイントがなく、バランスがよかったですね。

 


 

今回の商品にはかなり満足しました。ただ、パッケージ自体は紙製なので、食べたあとは捨てられてしまう運命なんですね、きっと。まあ、食品のノベルティとしては致し方ないことなのでしょう。でもこれがアルミ缶やガラスのボトルだったりしたら手元に残しておいてもらえるのかな?いや、缶に印刷ってコストムチャクチャかかるでしょとか、廃棄の手間がかかるモノを差し上げるのはお客様にも環境にも悪いんじゃないのとか、浅井輝彦、貴公子として多いに悩む問題でもあります。そこらへんは、また次回以降の研究材料とします。それでは、浅井輝彦がお送りする「名入れの貴公子」次回もまたお楽しみに。