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2016/09/28 14:16

こんにちは。Trip Fiddleです。

現在販売しているオランダからの雑貨にも、動物モチーフのものがたくさんあるんですが、それらの中でも一押し、くまの壁掛けを追加しました!

 

オランダでもくまモチーフは人気があるようです。

考えてみると、小鳥や猫はわかるんですが、くまって、実物はなかなか「カワイイ」と結びつかない動物ですよね。

実際には、長い鉤爪や鋭い歯を持ち、一番小さい種類のマレーグマでも成長すると一メーターは超える大きさで、それだけ聞くと「猛獣」というイメージです。

 

それにも関わらず、「カワイイ」くまキャラクターが世界中で大人気。

 

例えば、テディベア。ドイツのシュタイフ社のテディベアは1900年初めから現在に至るまで、世界中で愛されています。

それから、くまのプーさん。ディズニーで映画化されていますが、もともとはイギリスの児童小説。

そして日本でも(そして韓国や台湾でも)くまモンやリラックマは世代を超えて人気です。

 

どうもくまと「カワイイ」が結びつくようになったのは、シュタイフのテディベア、くまのぬいぐるみによるところが大きいようです。プーさんもくまのぬいぐるみですし。(シュタイフのテディベアの誕生後に、プーさんは書かれています。)

くまのあのモフモフ感に注目したところがポイントだったのかもしれません。あの毛並みは思わず触りたくなってしまいます。絶対に襲われないとわかっているのなら…。

それに、小熊は確かにキュート。野生の小熊を見たことがありますが(増水した川に流されていました)、思わず子犬と間違えてしまいました。

 

くまのキャラクター化に関しては、その生態とも関係がありそうです。

二本足で器用に建ったり、両手を使って木に登ったり、獲物を捕まえたり。そんなどこか「人間っぽい」ところと、現在はともかく、私たちのすぐ近くで生活する身近な動物だったことで、恐れる一方、親しみがあったというのが、要因なんじゃないでしょうか。

これがライオンやトラだったら、モフモフはしていますが、多くの人にとっては、日常生活とは別世界に生きる動物、という感じです。そこに人間臭さをイメージするのも難しいですよね。二本足で歩き回るライオン…「カワイイ」イメージが浮かびませんでした。

みなさんはいかがでしょう?