tripfiddle は、現在準備中です。

2016/09/20 14:58

こんにちは。Trip Fiddleです。

現在、オランダからの雑貨を販売中ですが、オランダについてどんなイメージをお持ちでしょうか?

 

実際、何人かに尋ねてみました。

「チューリップ・・・」

そう言って止ってしまった人がほとんどでした。

それくらい「遠い国」になってしまったオランダですが、本当は日本とは結びつきが深い国なんです。

 

日本とオランダの古いお付き合い

江戸時代、日本は鎖国政策をとっていましたが、その当時でも交流のあった国がオランダです。「蘭学」という言葉を昔々社会の授業で習った記憶がありますが、そうです。当時、西洋の学問は「オランダ語」で学ぶものでした。オランダとの交流がなければ、日本の初期の科学技術発展はなかったかもしれませんね。

 

そんな当時、最先端の技術を学ぶには必須だったオランダ語。

実は日本語にもその影響を受けた言葉がいくつかあるってご存知でしたか?

まず「お転婆」。もうこれは完全に日本語!という気がしますが、「テンバ」というオランダ語に接頭辞の「お」がついたものと言われています。

それから「メス」。外科の手術等に用いられるあの器具で、それ以外の呼び方はない、メスはメスでしょ!と思いますが、元はオランダ語だったんです・・・イギリス人に「メス」といっても通じませんから(たぶん)。

そして「レッテル」。今の20代は「ゆとり世代」なんてレッテルを貼られてしまっていますが、この「レッテル」もオランダ語。英語だと「ラベル」ですもんね、そういえば。

 

日本とオランダの現在のつながり

 オランダとのつながりは「今は昔」の話だけではありません。現在も、関係が大ありです。鎖国時代が考えられないほど、今は世界との貿易で成り立っている日本ですが、ヨーロッパ最大の貿易港であるオランダのロッテルダムからは多くの品物が輸入されています。そしてそれ以上に多くの日本の工業製品がロッテルダムを通してヨーロッパへと輸出されています。

 

ユニークな戦略を次々打ち出して人気を集めている「ハウステンボス」。このテーマパークも「オランダの文化を満喫する」というコンセプトが出発点でした。開園当初訪れた際は、チューリップが咲くのんびりした敷地をゆったり散策し、オランダって長閑で良い国なんだろうな、と感じた記憶があります。(人気のないエリアも多く、思えばまさに業績不振の真っ只中だったんでしょうね。。。今では想像できない姿です。)オランダ語で書くとHuis Ten Bosch。「森の家」という意味になるそうです。

それから、手ごろでお洒落な家具や雑貨を購入できる「イケア」。私も色々お世話になって来ました。北欧ブランドとして名が通っているんですが、実は現在、その本社はオランダにあります。

 

そしてちょっとしたお洒落なカフェやバーでは必ずと言っていいほど見かるハイネケン。これもオランダの会社です。実際、大きなハイネケンのトラックが小さな街中を走っていました。もちろん、オランダで入ったどのレストランにも、ハイネケンは置いてありました。。。

  

日本人も大好きなオランダのもの

以前のブログでも紹介しましたが、ミフィーの故郷もオランダ。私も大好きなミッフィーの作者、ディック・ブルーナはオランダのユトレヒト出身です。小さい頃、うさこちゃんシリーズを愛読していましたが、大人になった今でも、その類まれなデザイン力に心を奪われてしまいます。

オランダにはそんな芸術的素養が養われる豊かさがあるのかもしれません。

日本で、そして世界で、ミッフィーに負けず劣らず!?人気のある画家、フェルメールもオランダ出身です。謎の多い画家としても知られますが、陶器の街として有名なデルフトでその生涯を過ごしたと言われています。

 

いかがでしたか?

なんだかオランダがちょっぴり身近に思えて来ませんか?

旅人にも優しい国でしたので、ぜひ、いつの日か、あなただけのとっておきを探しに、オランダへの旅に出てみて下さい。

それまでの間、オランダからの雑貨達で旅心を慰めていただければ何よりです。