こちらには、かなりお久な更新です。

 

このブログの帯ドラマコーナーとしてcomicoにて私の作品をずっと掲載していましたが、あのサイトはキャラのアイコンに吹き出しが出るのが最初気に入って良かったんですが、いかんせんかなり扱いにくく、時間と手間が相当かかってしまったというのが使用感です(あと、サイト自体も重い)。それにあそこは脚本形式での投稿となりますので、あまりスタンダードではないなという感じもしました。

 

よりまして、今回は一番有名(?)なサイト『小説家になろう』の方を初めて使ってみることにしました。色々と怖いですが(苦笑)。

とりあえず、過去comicoに乗せた中から『最弱不死身ロボ・オクマーマ』を原典として、こちらに小説形式でリニューアル連載することにしました。

 

『最弱不死身ロボ・オクマーマR』

https://ncode.syosetu.com/n6434ft/

 

『R』と付けた理由は、リニューアル、リメイク、リベンジ、令和など色々な意味が込められています。

(これに着手して題名決めた時はまだ5月前で、新元号不明だったんですけどね。偶然に元号が令和だったので、その意味でもハマってしまった)

原典の方は自分でも色々と反省点が多かったので、かなりの大幅カットや再構成で長さ半分くらいになるかもです。

 

主人公は一見かわいい幼児キャラで「子供向け童話作品」のような皮をかぶっていますが、堕落した欺瞞まみれの戦後日本に対するアンチテーゼまみれなハード作品(念のためR-15指定)ですから、大きく読み手を選んでしまうと思います。

 

そもそも現代日本人の大半は、幼少期からそういう日本の欺瞞から目を背けるような教育を学校で叩き込まれ続けているわけですからね。若者を中心に、一部の方々はネットのおかげでその欺瞞から目覚め始めていますが……今なおそっちが多数派状態。それは承知で書いている作品ですから、仕方ないですね(私の文章が下手なのを度外視しても)。

 

いじめやブラック企業は無くならず、利権や既得権益を持った者だけが圧倒的有利な構造、非現実的な憲法9条を守り続け、拉致被害者が未だ取り返せないどころか逆に核やミサイルで脅され続け、北方領土や竹島など領土は一方的に取られまくったまま、事なかれ主義が横行し、司法行政立法みんな腐っており、国民も荒んで自分のこと以外無関心なノンポリだらけ……。

こんな日本の現状に対し、私が表現したい思いが作品の節々にどうしても込められてしまっています……。

 

よく、「エンタメに思想は不要! 面白いと思うか思わないか、それだけが全てだ!」という意見を聞きます。

それも、ごもっともです。

エンタメに徹するなら、そういう部分は出来るだけ排除して、単純に面白いものを作るのがエンタメとして良作だと私も思います。

私もcomicoに載せた別の作品『ふたりのプロレス』などは、完全に思想とか関係ないエンタメ作です。

 

でも、それはそれであっていいし、もう一方でそうでないものも同時存在して欲しいとも個人的には思っています。

だからこのオクマーマRについては、あえてそういう方向性で書いている部類の作品です(自分自身への戒めも込めて)。

 

特撮ヒーローでおなじみ、宮内洋さん曰く『ヒーロー番組は教育番組である』という名言(?)があります。

私も自分なりのヒーローとして、オクマーマを同じ気持ちで描いているつもりです(オクマーマは、正確に言えばヒロインなんですけどもね)。

 

どんなことでもいいので、建設的なご意見を常に募集中です。

(ここのコメ欄でも、ツイッターでも、小説サイトのコメントでも、どこでも大歓迎です)