まずは台風による被害のお見舞いをもうしあげます。

電気、水道も未だ復旧してない地域もあり、1日でも早い復旧をお祈りいたします。

 

また、今回の台風は東京でもかなりの被害が出ました。

夜2:00ぐらいから雨と風が強まり、屋根からはミシミシと音がなり一睡もできませんでした。

朝のニュースを見て目を疑ったのは高圧の鉄塔がなぎ倒されているのを見て背筋が凍る思いでした。

 

 

次の日、知り合いの安否と微力ながら発電機と水を車に積み一路、千葉に向かいました。

途中、東北電力、関西電力、自衛隊等の車が多数走って成田方面に向かっておりました

東京から幕張を超え、成田で降りたのですが、まずは信号機が消えておりました。

道路上にはなぎ倒された倒木や屋根、鉄板など障害物だらけで、今回の台風の威力をまざまざと目の当たりにしました。

 

そして、電話にて確認はしておりましたが、弊社のシェアリング架台を使用していただいている施設の確認に行きました、道中、道路は砂だらけで民家は所々倒壊しており、何も出来ない自分の力のなさと住民の顔を見ると辛くなり、写真など取れなかったです、しかし、自分の業務は太陽光発電所の架台作りです、それが事故や二次災害を起こさないようにきちんと確認することが、ここへ来た理由だと自分に言い聞かせ現地へ向かいました。

着いた途端、安堵の光景が!!!全くなにもありません、杭の引き抜かれた跡や負圧のかかった場所やパネルの飛散等もなく、歪みや曲がりも何もなく、やっとホットしましたが、あまりの暑さと湿度で、洋服を着たままサウナに入っているかのような状態です。

 

しかし、近隣の農家の方々の被害状況を見たら、悲しくなりました。

 

その後、野立ての架台の確認にも行きましたが、全く被害はなく安心しました、これだけの風速・風圧にも耐えるということが実証を通じて立証できました。

 

気象庁のデータから見ると今回の台風は雨よりもカゼ台風だったようですね

しかも日最大風速・日最大瞬間風速ともに観測史上1位です、構造設計耐力超えてます、しかし現実は壊れないです、しかし、北風だったら何らかの被害が出たかもしれません。

幸いにも風による被害データと架台の安全に関する立証ができたことは不幸中の幸いであったとおもいます。

 

また、他社のシェアリング架台も確認してきましたが、やはり部材や組み方に検討の余地はあるように思います。

 

また、台風による塩害もこの後、あるかもしれませんので、各発電事業者様の点検をお願いいたします。