8月、12歳の誕生日とお盆 | わたしが実際にやってみたグリーフワーク&セラピー

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小学生の息子を病気で亡くし、絶望のどん底からはいあがるためにやってみていることをまとめています。意識的に試すようにしているというよりは、必要なときに必要なものごとや情報がおのずとやってきて、流れにのるままに実践している、という感じです。

8月は、息子の誕生月です。

12歳になりました。小学6年生の、夏です。

 

今年も、私たち夫婦からのプレゼントとして、

大好きだったカメラ用のおおきい三脚を用意しました^^

 

下の子が、「自分のおこづかいでお兄ちゃんにプレゼントを買う」と言いまして、

息子の好きだったジブリアニメ「天空のラピュタ」に出てくる飛行石のアクセサリーを買って、プレゼントしました。

 

そして、手作りケーキをつくりました。

以前はきょうだい二人で作っていたケーキ・・・。

小さい二人に自由にデコレーションさせると、あるものなんでものせちゃうので、見た目はカオスなのですが、食べたらすごくおいしかった♡

 

今回は下の子一人にまかせてみました。

 

 

うん、なかなかの出来ですね♪

 

下の子が、お兄ちゃんの写真をもって、お兄ちゃんの役をして、「お誕生日の歌」をみんなで歌って、「フーッ」とふきけしてくれました。

 

 

もう、泣くこともないかな、と思っていましたが、

生まれたときのことを思いだしたら、やっぱり泣いてしまいました。

 

 

生まれたときから、こういう人生なんだって、決まっていたんだよね。

いまではそう思えます。

そういう人生を自ら選んだ、とても高貴でたくましい魂の持ち主。

 

私をお母さんに選んでくれて、本当にありがとう♪

息子くん、愛してるよ!

 

 

 

 

そしてお盆。

盆提灯の組み立ても、下の子がしてくれました。ありがたい・・・。

16日は送り盆で灯籠流しに参加しました。

去年、手作り灯籠を作ってなかなかよかったので、

今年も夫が本体を制作、息子のすきだった宇宙戦艦ヤマトをイメージして、船型です。

半紙に絵を描いたのは、下の子と私。

下の子が描いたペンギンズ。これも息子の大好きなアニメで、

入院中、看護師さんがペンギンズのイラストを印刷してくれた紙を、ニコニコ笑顔で見ていたっけ・・・。

 

 

 

 

 

16日当日は悪天候で、水辺に近づくことが危険だったため、

合同法要だけ行いました。

 

18日の夕方、湖での灯籠流しが行われました。

 

 

 

 

他の方の灯籠にまぎれて見失うことがないので、手作りはやっぱりいいなあ(笑)

 

 

 

 

西の、輝く夕陽にむかって灯籠が流れていきました。

なぜか沖へ行かずに、私たちのいる岸辺にどんどん近寄ってきて、

ついには岸にぶつかってとまってしまいました。

 

その様子が、「ぼく、もうちょっとだけ、こっちの世界にいたいよ」と、息子が言っているような気がして

泣いちゃったさ・・・。

 

 

お父さんが手でそっと動かして、再び流れていきました。

 

 

お盆。

ひかりの世界とこちらの世界をつなぐゲートが開く3日間。

期間限定で戻ってきた魂は、こちらの世界を懐かしいって、感じるのでしょうか。

お盆が終わるとともに、大人の魂はまた戻っていったのでしょうが、

こどもの魂は、戻っていく儀式は行いますが、

きっとまたすぐ、こっちの世界に遊びにきてるんじゃないかな(笑)

自由に行き来しているように思えます。

 

それが、小さいうちに寿命を終える、という特別な人生をやりとげた、

光輝くこどもたちへのご褒美なんだよね、って思っています^^