<たとえば君が傷ついて くじけそうになったときは>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お久しぶりのエコです!

大晦日になってしまいました。

大掃除もせずに今年最後の日にこうしてパソコン打ってます。

 

私の筆力で意義ある内容が書けるかどうか大いに疑問だったため、この内容で書こうかどうかずっと悩んでたのですが、過去BBIで作った傑作動画を見たら勇気が湧いてきたので書くことにしました。

 

 

 

ここ最近の羽生君を巡る色んな報道に関して私なりに今考えていることを書きたいなと思っています。

(ちゃんと書けるか自信がない。)

 

 

 

 

私は勉強のため、そして知見を少しでも広めたいと思って、アメリカ、イギリスの新聞記事とか、信頼してるジャーナリストやコラムニストの方たちが紹介してる記事を結構読むようにしています。(前は難しい記事は気が進まなかったけど、今はAI翻訳が本当に精度が上がってものすごい便利になりました。)

 

 

そしてまあ随分前から日本の報道について色々感じていましたが、深く考えないようにしていました。

でも今回羽生君についての週刊誌報道に関して思うところがあり悶々としていて、ちょうど旦那さんがいたのでこの間とっつかまえて彼にまくしたてました。←穏やかに言えば?

 

 

「イギリス、アメリカで日々報道されていることで日本でほんとに報道されない、もしくは言及されても温度差がものすごくあることの一つに気候変動の問題がある。

日本ではあまり大きく取り上げられないし、危機感を持って報道されてるとは言えない。

こんなに国民がこの問題に関して知らされないままで良いのか私は心配になる。」

 

ということと、

 

「私はファンだから羽生君に関してとりわけそう思うけど、ゴシップ報道が多すぎるし、本当に報道されるべき大事なことをいつもメディアは報道していない気がする。イスラエルとパレスチナの問題もアメリカと報道量が違うのはそれはしょうがないかもしれないけど、あまりにも内容に差がありすぎる。」

 

「どうしてこんなに一個人のプライバシーを侵害したり名誉を毀損したりすることがメディアには許されるのか。」

 

などなどと私が言ったところ、旦那さんは一言

 

<プレスフリーダム=つまり報道の自由度

が低いからね。>

 

と言いました。

 

 

「報道機関やジャーナリストが独立性を保てず、政府やスポンサー企業の圧力下でしか物を言えないからそういう報道内容になるわけでしょ。メディアだけの問題じゃない。」

ときっぱり。

 

 

「エコちゃんは週刊誌が自由に私人の名誉毀損記事を書くのが許せない、規制して欲しいって言うけど、どうしてそうなっているかわかる?報道の自由があるからそうなっているんじゃなくて、その逆だよ。自由がないから今みたいな報道しかできないんだよ。

権力から独立した状態ではなく、自由にものが書けない、報じられないからゴシップ報道が多くなるんだよ。

それが誰を利するかって言ったら時の権力者やメディアをコントロールしている企業でしょ。

彼らは規制なんてしたくないんだよ。自分たちにとって不都合になるんだから。

報道に携わってる人なら誰だって有名人のゴシップよりも気候変動問題や政治とカネの問題、イスラエルとパレスチナの問題を報じることの方が公益性が高く報道すべきことだってわかりきってる。でも、自由がないからできないし、したとしても表面をなぞるだけにとどまるし、彼らに不利になるようなことを言えないんだよ。」

 

 

「どれくらい独立性が担保され、透明性を保つことができるかがその国のプレスフリーダムに懸かっているわけだからね。」

 

*広告主にどれくらい依存しているか。広告主の意向に合わせた報道をしていないか。

*政府から圧力を受けていないか。権力に都合の悪い報道をすると不利益がある場合、メディアは自主規制や報道内容の制約をせざるを得ない。

*消費者が速効性、刺激を求めすぎていやしないか。クリックされるために量産される記事を作らせているのは消費者という側面もある。

 

 

つまりプレスフリーダムが低い国というのはメディアが独立できていないということで、その状況を生み出しているのは時の政治や権力であり、そしてそれを選んでいるのはエコちゃんでもあるということだよ。

(ちなみに旦那さんはアメリカメディアについてもめちゃ批判しますけどね…)

 

私はむき−−っとなりました。

 

 

そして今までずっと悶々としてても考えないようにしていたのですが、そういえば報道自由度ランキングとかあったなと思ってみてみました。

 

 

 

このランキングの信憑性とかは私にもよくわかりませんけども、G7の中で日本の報道の自由度は最下位とされています。

その原因とは

 

 

↑より抜粋

 

 

原因は大企業の影響力がメディアに自己検閲を促す風潮だとされている。

企業にとってプラスにならない情報の報道を、ジャーナリストやメディアが自主的に控えてしまうのだ。

いっぽうでは公的な存在である政府からの圧力を感じるという声もある。

より報道の自由度を上げるためには、メディア自身の忖度の廃止はもちろんだが、政府による報道の自由をめぐる環境改善が求められるだろう。

(あと他の記事を読んだところ特定秘密保護法が施行されたことも大きな原因の一つのようです)

 

とのこと。

 

 

 

昨日毎日新聞の貝塚さんがインスタライブで話した内容を私はお友達からざっくり聞きましたが、ちょうど私が↑のようなことをずっとぐるぐる考え続けていたところだったので、組織内で個人ができることの限界とか色々考えてしまいました。

 

 

政治とメディアと広告主がそれぞれ(少しでも)独立して、忖度せずに大切なことを透明性を持ってきちんと国民に知らせる機能を果たせるようになるには、何がどう変わっていけば良いのだろうか。

それは個人を責めたりするようなことではもちろんなく、そしてメディアだけを槍玉にあげて批判したり否定することでもないと私は感じます。(その時にすぐ具体的に内容を批判、指摘すべきメディア報道ももちろんあると思います。そしてそれもとても大事なことだと思います。)

 

 

羽生君が辛い思いをしているだろうことのその背後にあるのは、私達が暮らす社会の抱える非常に大きく重要な問題であって、彼と特定メディアのクソ記事だけのことではなく、私自身も様々にその未成熟さを顧みて意識を変えて向き合わなければいけないことなのだろう、と思いました。

 

 

今までずっと無関心でいたけれど、全ては地続きであって、自分事として捉えなければいけないことなのだと2023年の大晦日に痛切に感じています。

 

 

********

 

 

なかなかうまくかけなかったし、他にも論点はたくさんあると思うのですが、今の私の精一杯で書きました。

読んでくださってありがとうございます。

 

 

後半日で今年も終わりです。

 

 

 

 

<たとえば君が傷ついて

くじけそうになったときは

必ず僕がそばにいて

支えてあげるよその肩を>

 

 

 

 

久しぶりに見たこの動画の冒頭の歌詞が何度も脳内でこだまします。

 

本当に色んなことがあった2023年が暮れてゆきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

素晴らしい動画(自画自賛)なのでもしよかったらぜひ御覧くださいね!

 

 

 

 

 

 

 

新しい扉を、開いていきましょう!

 

 

エコでした。

今年もお世話になりました。ありがとうございます。

 

ばいちゃ!

 

 

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