マインドフルネスのすすめ

マインドフルネスのすすめ

こんにちは。らい子です。今日はマインドフルネスについてお話ししたいと思います。

 

マインドフルネス(mindfulness)とは、意識的に「今」に注意を集中させる、瞑想ようなものです。させるのことです。 日本でも様々な媒体で取り上げられているのでご存知の方も多いかと思いますが、欧米では近年注目されているようで、ここカナダでは頻繁に耳にします。

大学のカウンセリングセンターでもマインドフルネスの無料セッションを毎週開かれていたので、たまに顔を出していました。そこで、いつでもどこでも誰でも簡単にできる、マインドフルネスを取り入れた、マインドフルネス式リラクゼーション呼吸と言わんばかりのものも教わりましたので、ご紹介いたします。

 

呼吸するたびにお腹が浮き沈みしますよね。お腹の上に手の平を置き、この呼吸に伴ったお腹 の浮き沈みを感じながら、自分の呼吸にだけ集中して、他のことを何も考えない、というものです。トレーニングです。

 

呼吸だけに集中するというのは、簡単なようで以外と難しいのです。私も慣れないはじめのうちはしょっちゅう違うことを考えてしまいました。例えば、「外の車うるさいな」とか、「今日の夕飯何にしよう」など、 つい他のことに考えが向いてしまいがちです 。

 

このトレーニングで大切なのは、呼吸だけに集中すること。そして別のことを考え始めた時、「あ、今違うこと考えている」ということに気づいて、自分自身を「今」に引き戻すということなだそうです。

 

正直、当初カウンセラーや心理学者たちにこれを教わったとき、これが何の役に立つのだろうかと思っていました。しかし、毎朝5分このトレーニングを続けるようになってから、次第にその大切さを実感するようになりました。

 

私は簡単に言うと物事を深く考え、悩みすぎてしまうタイプなのですが、 直接「今」や、明日、来週などの「近未来」とつながりの薄いことがほとんどです。まだ先の将来のことを悩んだり、過去のことはああすればよかった、こうすればよかったなどと考えたりしてしまいます。大学カウンセラーによると、私のような不安症の多くは、過去や未来に捉われてしまい、「今」に生きていない人が多いのだそうです。

 

この呼吸トレーニングを続けることで、実生活で何かに悩み始めた時に「あ、今自分『今』にいないな」と感じて、戻すことができるようになってきました。まだ練習は続いています。現在進行形です。

 

誰にでも簡単にできるトレーニングです。よかったら皆さんもお試しくださいね。

 

尚、このブログでは皆さんからのご意見やリクエストなどを随時受け付けております。「このことについて書いて欲しい!」など何でもありですので、コメント欄に遠慮なくお寄せくださいね。

 

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