過活動膀胱とは、頻尿だけでなく尿を我慢する事が出来ない尿失禁の症状も含みます。
原因は神経因性と非神経因性の2つに分けられますが、その対処法の一つとして薬の利用が有ります。
実際に薬局やドラッグストアではこうした市販薬の扱いがある場所も存在しており、過活動膀胱で悩む人が購入して利用しています。
一般的に薬物治療を行う場合に利用される薬の一つが抗コリン薬です。
膀胱の収縮の伝達物質の働きを抑える効果が期待できる物で、膀胱の異常な収縮を抑える働きが期待出来ます。
こちらは主に処方薬となりますので、お医者さんから処方箋をもらう必要があります。
過活動膀胱に有効な漢方の市販薬 八味地黄丸
女性は男性に比べると筋力も弱く、さらに出産等の影響により骨盤底筋の働きも弱まってしまいがちです。
そのため、頻尿に悩まさている人も珍しくありません。
中には5分程度で排尿したくなってしまう人もいます。
しかし市販薬を上手に活用すれば、徐々に排尿を我慢する事が出来る時間が延長されて行き、2,3時間は我慢が出来るようになる場合も有ります。
八味地黄丸等が良く利用される物で、病院に行かなくても入手する事が出来ます。
八味地黄丸配合の市販薬には
クラシエ八味地黄丸
ジェントスルーコーワ
ハルンケア
ユリナール
などがあります。
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過活動膀胱にはサプリメントも有効
さらに薬だけでなくサプリメントで対処する事も可能です。
女性の過活動膀胱にはペポカボチャ種子エキスが有効とされています。
古くから薬用ハーブとして使われていることもあり、トイレの回数や夜トイレに起きる回数が減る女性も多いです。
最近、頻尿などに効果があると発見されたイソサミジンなどを使う方も多いようです。
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過活動膀胱の市販薬を使う時の注意点
ただ市販薬を利用する場合は、自分で判断して服用する事になります。
中には沢山飲む方がより高い効果を期待できるのではないかと言って、通常の1.5倍から2倍以上の量を飲んでしまう人もいますが、大量に特定の成分を服用すると副作用が出やすくなってしまいます。
この場合は口が乾いたりする等の症状が出てくる事もあるので、自己判断で飲みすぎてしまうのは避けます。
また市販薬は病院で処方される薬に比べると薬の強さ自体も弱目になっていますが、持病があり他の薬を飲んでいると、その薬との相乗効果によってどんな反応が出るか分からない場合も有ります。
実際に市販薬を利用する場合、既に飲んでいる薬がある時は医師・薬剤師に相談してから過活動膀胱対策の薬を使用します。
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