富山県警山岳警備隊の本は警備隊出身者や
警備隊自体が本を出されていたりもしますが、
今回は小林千穂さん著の【劔の守人 富山県警山岳警備隊】を
長野県のように北アルプス、中央アルプス、八ヶ岳など山域が点在するのに比べ、
劔岳周辺に人員を集中できることを差し置いても、
富山県警山岳警備隊を見掛けると畏敬の念を抱きます。
『落ちるなら富山県側へ!』
この言葉を痛感する1冊でした。
※鷲羽岳は長野・富山県境ですが、鷲羽池は完全に長野県内なので、
池で佐清失敗した際には、長野県の出番でありまする。
→大変重要な記述を致しました。
富山県警山岳警備隊関連書籍は、
今までも多数出版されておりまして、
この本には記載が無いのですが、読売新道(赤牛岳)などの
陸の孤島での遭難事案が記述されており、
まぁ、あんな所で疲労行動不能になったら、オシマイよねぇ~
と思ったりもしましたん。
富山県警航空隊はヘリコプター1機しかありませんが、
表紙にあるように、機首側に縦のオレンジラインが入っておりまする。
ちなみに、長野県警航空隊には、
やまびこ1号とやまびこ2号がありますが、
NEWやまびこ1号にはオレンジのラインは入っていないにゃ。
ココ、試験に出やすいポイントなので、アンダーライン
ちなみに、やまびこ2号にはオレンジのラインが
縦に入っておりますにゃ。一目瞭然のはずにゃ。
そうそう、良いこのみんなは長野県警察官を目指そうにゃぁ~
ちなみに、警視庁には狭い東京にも関わらず(島嶼部を除く)14機のヘリコがあって、どれがなんだかわっからねぇ~のにゃ。
神奈川県警は4機保有してますが、4機とも機種が異なるのにゃ。
そんでもって、県警ヘリつるぎが整備等で飛行出来ない場合は、
富山県消防防災ヘリ「とやま(→東方航空に運航委託)」がおるのにゃ。
共にレオナルド式139型(やまびこ1号、やまびこ2号に同)にゃ。
消防防災ヘリと言えば、長野県はアルプスにゃ。
ヘリコプターの名前で、カタカナって珍しいにゃ。
2021年6月に蓼科山で見掛けたにゃぁ~。
ぶぅ~んと山頂一周遊覧飛行をしておったにゃぁ。
いつこいくらい、再三再四記載をしてますが、
長野県で山岳遭難により以下架電をすると…
110番→長野県警航空隊+αの出番
119番→長野県消防防災ヘリ+αの出番
富山県は110番、119番共に富山県警の出番になるにゃ。
118番をすると、「海上保安庁です」とぶっきらぼうな応答があるにゃ。
電話番号は間違えちゃダメにゃ。
諏訪湖で溺れても、諏訪の海と言おうとも、海保に電話をしちゃダメにゃ。
いつもながら、話題が飛んでイスタンブールになりましたが、
長野県内での山岳遭難ですと、ケンケーとそうたいきょう(体操の協議会ではない)が
出動することが多く、そうたいきょう(遭対協→漢字で書けよ)は
日当、食費、諸経費を請求するので、山岳保険に加入しましょうにゃ
というお話にゃ。遭対協って県からお金が入っているし、遭難者には費用請求できるし、良い商売にゃ…と思ったことは1度もないにゃ。
いやさぁ、富山県警は室堂警備発出所から
隊員個人でも走って出動するじゃん、しかも昼夜天候を問わず。
長野県って、人員が集まるのを待って、集団でトボトボと歩いて出動するじゃん。
しかも、『二次遭難の危険があるため』と、
捜索できない理由捜しのプロじゃん
まぁ、山岳遭難に関しましては山歩きをする方、しない方を含め
様々なお考えをお持ちでしょうから、客観的事実だけ記載して、
オシマイとするにゃ。
一般的な交通事故で失われる命も、海難事故で失われる命も
スキー、スノボなどで失われる命も、そして山岳遭難で失われる命も、
同じひとつの命に変わりませんので、どこまで予算を充当させるのか…
それは各地方自治体に依る所でありますにゃ。
それらを踏まえて、あっちこっちへお出掛け下さいませにゃ。
このポスターのおねぇ~さん、書籍にも以下リンクの番組でも登場しているにゃねぇ。大きくなったら、富山県警に入ろうにゃぁ~。
オークスの日に
テレビ東京で富山県警山岳警備隊を中心とした放送がありましたん。
興味関心がありましたら…
※配信終了:6月16日(日)まで