ドイツの大学に1学期通ってみて | ライプツィヒ日記

ライプツィヒ日記

大学生活やサッカーを中心にドイツのライプツィヒにおける日々を綴っています。

お久しぶりです。

前回の記事から早くも10ヶ月ほどですね。
 
適性試験に合格した後大学からも無事に入学許可をもらい明日からはもう2学期目が始まります。
当初は1学期目の終わった3月末に更新しようと思っていたのですが結局ギリギリのこのタイミングに、、
 
まあそんなわけで今回はドイツの大学に1学期通ってみての感想を少し書いてみたいと思います。
 
 
まず言えることとして、、
ドイツ語での大学生活は思っていたよりも大変でした。
 
DSHに合格したからといって所詮外国人としてドイツの大学に入学するための最低レベルをクリアしただけ。
大学で取り扱われるものは専門的な内容であり、一緒に学んでいるのは20年近くドイツ語を使って生活してきたドイツ人。
日本にいる感覚で普通の大学生活を送るなんて不可能なわけです。
 
話の内容を曖昧にしか理解できず伝えたいことも伝えきれない。
 
そんなことを授業が始まってすぐ痛感したわけで、なかなかに心を保てなくなっていた時期もありました。。
 
それでも時間が経てば人間慣れてくるもので、1学期目が終わる頃にはドイツ語にストレスを感じることもあまりなくなっていました。
 
いまでは貴重な経験ができたと思っています。
 
 
次に書いておきたいこと、、
それはドイツであっても学士課程は広く浅くであるということ。
 
この点において何か特別なものを期待していたわけではありませんが、僕がいまライプツィヒ大学スポーツ科学部で学んでいることのほとんどは、おそらく日本のスポーツ系の学部でも学べることなのではないかなといった感じです。
実際に1学期目にとっていた授業も解剖学,生理学,スポーツ哲学,スポーツ教育学,器械体操,ダンス,球技などとどのスポーツ系の学部でも学ぶであろうものばかりですし、この先のカリキュラムを見てもスポーツにまつわるさまざまなことを幅広く学んでいくのだろうなと考えられます。
 
このように日本と同じような広く浅くなカリキュラムであるため、より専門的な勉強がしたくてドイツのスポーツ科学部を考えるのであれば修士以上の過程に入るのがいいのかなと思っています。
 
もちろんドイツで学ぶということにメリットを見出すこともできますし、全ては目的によって変わってくるので一概には言えませんが。
 
 
さて、まだまだドイツ人の授業態度やシステムの複雑さなど書けることは色々とありますが疲れてきたので、、
感想についてはこの辺りでやめておくことにします。
 
もし1学期目のリアルな感想をもうちょっと知りたいという方がいましたら、こちらの記事も参考にしてみていただければと思います。
僕と同じタイミングでベルリンの大学に入学した友人が書いたもので、より多くの情報が上手にまとめられています。
 
僕としても質問等は受け付けていますので、なにか気になることなどございましたらお気軽にコメントしていただければと思います。
 
 
なおこの記事ではドイツの大学生活における明るい一面にはあまり触れられませんでしたが、僕自身はなんだかんだ日々楽しめているのでご安心ください。
 
その辺りについてはまた別の記事にて書いていければと思います。
 
 
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先日2年半ぶりにヨーロッパで働きたいと思うキッカケをくれた場所へ行ってきたのですが、自分自身の変化や現在地の確認とともに初心にかえるってこういうことかと実感することができました。
 
次がいつになるかは分かりませんがこれからも定期的に訪れたい場所です。
 
 
そんなこんなで明日からは2学期目が始まります。
ここからはしっかりとドイツ人とも競っていけるよう頑張りたいと思います。
 
 
それではまた。