9月1日は、本当ならば
出産予定日でした。
この日を、どんなふうに過ごすだろう、
死んでしまった子のことを思い
無事にやりすごせるのかと、
数か月前は不安でした。
いがいとね、あっさり過ごした。
この日は地区の防災訓練の日です。
集合場所に一応顔を出して、
すぐに帰ってきてしまいました。
旦那さんが出てくれるのでよし。
どうやら旦那さんは
今日が何の日か知らないみたいだぁ。
ふたりでオイオイ泣いてもしょうがないから
別にいいけどさ。
男なんてそんなもんだよね～
たったの３ケ月だけど
私のお腹にやってきてくれたのには
きっと意味があると
思いたい
『この方向性で合っているよ』
と知らせに来てくれたのかな
私もね、みんなみたいに
「ベビちゃん」
とか、言ってみたかったよ。
こそばゆい
会ってみたかったな～
わたしのベビちゃん
私ね～、バイト先ではお子ちゃまに
割と人気者なんだよ。
働いてるとこ見せたかったよ～。
ベビちゃんきっと憧れるよ
ﾌﾌﾌ
お子ちゃまがキラキラした目でかけよってくる職種なの
お年寄りに差し入れもらうこともあるよ
楽しみだな～、また会えるかな？
そんな日を夢見て
頑張りたいのはやまやまなんだけど。
もう貯金は底をつき・・・
治療を続けることはできなくなりました。
これが現実です。
言霊：皆様に可愛い赤ちゃんが訪れます♪
