山梨に来てインパクトが大きかった出来事。
それは病院の個室で訪問カットさせていただいたこと。
カットといっても抗がん剤の影響で髪の毛はなく
実際にはお顔そりのみ。
事前に 余命あと数日、数時間かもとお聞きしていた。
きれいな顔で旅立つ目的の訪問カット。
早朝病院に向かい
景色のいい上の階に行くと
部屋にはご家族がいて
意外なことに少し和やかな雰囲気だった。
残された時間を出来るだけハッピーにしよう、とそんな気持ちを感じました。
私は挨拶をしたあとは
何も話す言葉はなかった。
その時湧いてきたのは
病気を治療するのはお医者さんの役割だが
今こうしてお顔をきれいにさせていただき
その時の準備を整えることが
今の私の役割だという 当たり前の事実。
大きい小さいの問題じゃない。
それがミッションだ と感じた。
体重も減っていてお顔の凹凸はくっきり。
お顔そりの間酸素吸入器を取り外させていただき
まゆ毛や耳毛 鼻毛までカットして
旅立ちの準備を整えさせていただきました。
あれから数年経ち 今年2019年。
先月
いよいよ今年1番達成したい新規事業がスタートできる と思った矢先 先送りになった。
その原因がつかめているなら次につながるので方法を変え早速チャレンジ。
今年夏の店舗外活動からも
新規事業スタートのためのヒントを得よう。
高校野球山梨県大会決勝。
一発勝負のトーナメントで
優勝候補が当たり前のように勝つ凄みを体感できた。
流れをたぐりよせた
守っていながら攻めているかのような守備。
弊店の早朝カットはそういう発想なので
とても参考になりました。
手づかみ という発想が面白い。
エンターテイメントの店、元気な空間でした。
最後は 絵本作家のあんびるやすこさんの画展へ。
それぞれのキャラクターは
自身で短所と思っている部分があるが
実は短所のすぐ隣に長所があるという
あんびるさんの世界観。
オールマイティでなくとも
何かひとつ磨くことで道は拓く
そういうメッセージを感じます。
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今年の目標達成のための勝負所は
9月か12月。
仕切り直しにはなるが
よしもう1度やってやろうか
店舗外活動を通じそういう気持ちになりました。