Festina lente!〜悠々として急げ〜   

Festina lente!〜悠々として急げ〜   

日々の希望は、フィギュアスケーター羽生結弦さんの存在。さまざまなこと。さまざまな幸せについて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気づけば、いつも隣にいて、
笑顔を向けあっていた。

心から楽しんでいるのは
2人の表情を見ればわかった。

ライバルであり、同志であり。

時に、周りのざわめきに飲み込まれそうな時でも
いちばん理解し合える関係に見えた。
 

なぜなら、崖の上で行われる闘いの場に

立てた者は限られているから。

 

その厳しさ、極限の緊張感を

知っているというだけで
お互いに特別な存在なのだと思えた。

そして今、新たな道ができた。

それぞれが進む方角は違い、
道は離れていくように見える。

 

けれど、スケートを愛している限り、
いつかどこかで合流するかもしれない。

私はその交差点に立ち、
特別な瞬間を見届けたい。

 

そんな夢がまた生まれた。

 

この旅立ちに彼が贈った言葉に、

安堵と希望を感じながら。

 

 

いつか、彼らがじっくりと

語り合う日が訪れますように。

 

ふたりで、飽きるほど話して、

笑い合う日が。