こんにちは。
フラワーフォトセラピストの内藤由貴子です。


桜吹雪の中、花弁をつかまえようとして

上手くとれなくて残念でした。

 


さて、映画『オッペンハイマー』は
ご覧になりましたか。

私は公開2日目に見に行ったので
かなり早くに見た方です。

見た動機は、たわいないもので
アカデミー賞にノミネートされた
日本の3作品、

『君たちはどう生きるか』
『ゴジラ‐1.0』
今回受賞を逃した『PERFECT DAYS』 

3本を観ていたので、アカデミー賞7部門を
受賞したこの映画も見たいと思ったからです。


ついでながら、主演女優賞をとった
エマ・ストーンの『哀れなるものたち』も
観ましたが、
最近観た映画では一番、面白かったです。 

衣装でも賞をとっただけあって素晴らしい。

なお、この映画も『オッペンハイマー』も
3時間かかります。でも、あっという間です。


さて、本題の『オッペンハイマー』です。
私は、この映画は日本人は見た方がいいと
思います。

いや、見るべきというか。
なぜなら、アメリカの核に対する本音が
わかるからです。


広島や長崎について、
ほとんど言及してないので、観る価値がない

という意見も一部にありますが、
観ていないからそう思うのかも…


ネタばれになるので、ごめんなさい。
ただ、ばれても映画の鑑賞は邪魔しないと
思いますのでご容赦ください。


観たからわかるのですが、
原爆の投下に至ったのは、
あくまで極論ですが、世界の流れのせい。


ユダヤ人だったオッペンハイマーは
当時のナチのファシズムへの恐れも強く、
ナチが核兵器を使用したら…という危惧
も強かった

これはドイツが敗れ、
ナチの危惧は消えたものの

次に
共産主義のソ連が台頭し、核兵器使用で

先を越されたら危なすぎる…という危惧が
浮上。


そこに、日本がいました。

アメリカという国は
そんな武器の利用先として

戦争を終わらせるという大義名分で


なかなか降伏しない日本を選んでしまった、
軍事施設のあるヒロシマが選ばれてしまった、

映画ではナガサキは、投下された後で名前が
出てくるだけでなぜナガサキに落としたのか
映画ではよくわかりません。

トルーマン大統領にオッペンハイマーが
原爆の被爆状況が予測より
凄まいことを伝えたとき

トルーマンは、ナガサキの名前さえ
思いだせなかったようで、
オッペンハイマーがナガサキの名を教える、
そんなシーンもあります。


特に長崎の被爆者が観たら、怒りよりもおそらく
落胆するのでは…と思ってしまいました。


この時彼は、「自分の手が血塗られたようだ」
と言いました。

彼は、開発前には原爆は善人まで殺すことに
躊躇もあったのですが…。



次もネタばれです m(__)m、

 

砂漠での実験をやって成功したとき、

核兵器を開発したマンハッタン計画の

メンバーは全員狂喜です。

広島に原爆を投下が成功したという一報での

喜びようは、

まるでロケットの打ち上げに成功したような
イメージです。


アメリカが原爆を落とした根っこには
これが、本音だとしたら…

アメリカの核に対する意識は
日本人が思うようなものとはずいぶん
違うことを認識させられました。


そして、ここで伝えたかったのは、
オッペンハイマーの罪悪感です。
一応、私は罪悪感の専門家なので。



彼自身は物理学者です。

仲間の物理学者の中には、計画に誘われて
「長い歴史のある物理学の行き着く先が
 爆弾なのか?違うだろ」
と断った人もいます。


しかし、ナチのことも意識にあったのか
やはり国のためにか

彼は核兵器開発に臨みます。


一方で水爆に移行することに熱心な学者も
いたけれど、それにはストップをかけ、
戦後は特に反対します。


また、実験前の段階で、ある計算式では、
核兵器で地球が破壊されるような可能性も
わずかながらあり、
アインシュタインにも相談しています。

 

 

戦後、オッペンハイマーは、
対立するストロースという政治家の画策で

共産主義の赤狩りの中、彼自身が
共産主義やスパイ疑惑で審議会?
(名前はよく覚えていません)で
審問される羽目になります。


ストロースは、もとより天才の彼に
嫉妬していたこともあり、

水爆関連でオッペンハイマーの反対により
自分のメンツがつぶされたことを
かなり深く根に持っていました。


アインシュタインとオッペンハイマーが
難しい顔をして話しているのも
自分を悪く言っていると思いこむような
俗物的な権力欲も強い人物です。


この映画でストロースは、

オッペンハイマーとの対比で
ずっと描かれています。


ストロースに象徴されるような核の背後に

そんな俗っぽい人間の欲求も原爆開発に

関係していることを無視はできません。


そんな中でオッペンハイマーは

自分が作ってしまったものが
予測を超える惨状になったという罪悪感は、

「自分の手が血塗られた」という
彼の言葉だけでなく、

でも戻れなかった自分の葛藤は、
どんなものだったのでしょう…

現実を見て、自分が何をしたのか

ようやく認識できたのかもしれません。


ところで、この投稿をお読みの方に

罪悪感があったとしても、
彼のような罪悪感とは異なります。

多くの人が生きづらく感じる

理由ない罪悪感と
 

オッペンハイマーのような具体的な事実が
元になっているものは
質が違うことは、念のためお伝えしますね。


何度か見てもっと理解したい
映画でした。




*世界平和を祈って選んだ写真です

 

世界が平和になりますように…

ではまた。

 

・・・・・

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