富山⋆キラリ

⋆一期一会を大切に⋆
富山在住アラサー女子のゆるふわ徒然日記¨̮⑅*

№.10 被災経験を通して 前編

2016-04-19 23:05:26 | ✐震災関連
以前の記事で
東日本大震災での被災経験について
ちょっとだけ触れましたが
もう少し
お話したいなと思うことがあるので
改めて書いてみようと思います。

「備えあれば憂いなし。」

よく言われることですが
実際のところ
自分が被災者になるとか
避難を強いられるとか
想像してみても
実感が湧かない方の方が
多いんじゃないかなと思います。

よく富山県の方から
お聞きするのは
立山さんが守ってくれているから
地震だけでなく台風も少ない
というお話。

私の実感としても
富山県は
冬場の降雪は多いものの
気候が安定していて
落ち着いている
住みやすい土地だなと思います。

それでも
絶対に地震に遭遇しないとは
言えません。

富山県内ではなくても
出張先や旅行先などで
地震に遭遇するかもしれませんし
なにより私自身
似たような話を
よく聞かされました。

「福島県は地盤が固いから
地震が来ても大きな被害は受けない。」

小さい頃から
祖母の口グセでした。

新潟県中越(沖)地震の時も
宮城県沖地震の時も
ほとんど被害を受けずに済み
福島県は
本当に住みやすい土地だ、と。

でも現状は
皆様ご存知の通り
5年の歳月が流れた今でも
避難生活を送られている方がいます。

東日本大震災に関しては
津波を被ったことが
状況を悪化させた
一因ではありますが
それでも
宮城県沖が震源地にも関わらず
福島県でも複数の市町村で
震度6強の地震を観測し
福島県の中でも
関東寄りに位置する
私の地元でも
道路の陥没による通行止めや
ライフラインへの影響を
受けました。

同じように
富山県が震源地にならずとも
過去に震源地となった新潟県や石川県
お隣りの岐阜県などで
東日本大震災クラスの地震が起きた場合
影響を受ける可能性は
限りなく高いと思います。

実際に
新潟県中越(沖)地震の際や
能登半島地震の際に
揺れを経験したというお話を
聞くこともありますし
日本が地震大国である以上
被災の可能性は0ではありません。

物資的に備えておくことが
1番良いことだとは思いますが
保存しておく為のスペースを
確保しないければいけませんし
なかなか難しいことだと思いますので
せめて頭の中で
もし自分が被災した際に
どうすれば良いのかを
シュミレーションするという備え方を
お勧めします。

何もしないでおくより
考えてみるだけでも
効果的なことだと思います。

普段は
震災について考える機会も
少ないでしょうし
いつもいつも地震が来るかもと
身構えていることも出来ません。

だからこそ
今回の熊本地震のように
特に日本国内で事が起こった際に
自分には関係ない話だと
ただ眺めて
終わらせてしまうのではなく
ほんのわずかな可能性でも
もしかしたら
経験するかもしれない災害に対して
真剣に考えるチャンスとして
捉えてもらえたらなと思います。

❁衣里❁



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