【論文の書き方ブログ】なぜか1文(1つの文章)が長くなる時の対処法 | 論文の書き方ブログ

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こんにちはニコニコ

 

論文のお悩みはいろいろあると思いますが、よくご相談いただくのが、「文章が長い」つまり「1文が長い」こと。

 

自覚症状がある方もいれば、先生から指摘されて初めて気づく方もおられます。

 

文章が長い、ということは、一応は文章をかけているわけです。

 

その意味では、「まったく文章が浮かんでこない」方よりは改善がしやすいようにも思います。

 

 

しかし、意外に「どう対処すればよいかわからない」という方も多いです。

 

そこで今回は、文章が長くなるときの対処法を考えてみたいと思います。

 

  1.1つの文章は最高で100字以内に

 

「文章が長い」かどうかの判断は、文字数を数えればできます。

 

理想的な文字数は、1つの文章で50~60字くらいです。

 

論文は引用をすることもあるので、もう少し上限を上げて考えてもよいですが、それでも、100文字以内に抑えたいところです。

 

書式設定にもよりますが、1行40字の設定であれば、2行半くらいですね。

 

それを超える場合は、「長い文章」とみてよいでしょう。
 

 

  2.対処法1:2つに分ける

 

一番、簡単な対処法は、2つに分けることです。

 

文章が長い場合、1つの文章に複数の話題が入っていることが多いです。

 

例えばこんな感じです。

 

今日は、会社に出社するとすぐに上司に呼び出されて、新しい業務に関するプレゼンをするように指示を受けたので、私はすぐにプレゼンの準備に取り掛かり、資料集めをして、退社までにすべての資料を読み終えた。

 

これで、句読点も入れて79文字です。

1行40字で設定していれば、2行です。

 

そう考えると許容範囲ではありますが、何だか読みにくいですね。

 

そこで、まず2つに分けてみましょう。

 

今日は、会社に出社するとすぐに上司に呼び出され、新しい業務に関するプレゼンをするように指示を受けた。

そこで私はすぐにプレゼンの準備に取り掛かり、資料集めをして、退社までにすべての資料を読み終えた。

 

いったん、これで進めてもよいのですが、気になる場合は、もう少し細かく分けてみてもよいです。

 

今日は、会社に出社するとすぐに上司に呼び出され、新しい業務に関するプレゼンをするように指示を受けた。

そこで私はすぐにプレゼンの準備に取り掛かり、資料集めをした。

そして、退社までにすべての資料を読み終えた。

 

このように、意味のまとまりごとに文章を分けていく方法があります。

 

  3.対処法2:不要な言葉を外す

 

確かに、文章を分けることで1つの文章を短くすることはできます。

上の例文は80字くらいの文章ですので、分けるだけで対処できると思います。

 

ただ、もっと長くなってしまうこともあるかもしれません。

 

その場合は、意味のまとまりで分けるとともに、不要と思われる言葉を外していく方法もあります。

 

上の例文で言えば、、黄色いマーカー部分は削除が可能です。

 

今日は、会社に出社するとすぐに上司に呼び出され、新しい業務に関するプレゼンをするように指示を受けた。

そこで私はすぐにプレゼンの準備に取り掛かり、資料集めをして、退社までにすべての資料を読み終えた。

 

リライト後

 ↓ ↓

今日は、出社するとすぐに上司に呼び出され、新業務のプレゼンをするように指示を受けた。

そこで私はすぐに準備に取り掛かり、退社までにすべての資料を読み終えた。

 

※会社に出社⇒出社は会社に出ることなので、「出社」のみでOK

※プレゼンの準備⇒すでにプレゼンをするように指示を受けたことは書いているので、「準備」のみでOK

※資料集めをして⇒「資料集め」も「準備」に含まれるので、削除しても意味は通じる

 

以上、簡単ですが、1文が長くなる時の対処法について考えてみました。

 

この方法は、例えば、要旨のような文字数が限られた文章を書く時にも応用できます。

 

「自分は特に当てはまらない」と思っているあなたも、もしかしたら、「1文長い病」の兆候があるかもしれません。

 

是非、一度、原稿を見直して点検してみることをおススメします。

 

もし、論文作業で行き詰ったときは、当社でもサポートを行っています。

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