ドバイ観光に便利な鉄道!「ドバイメトロ」を紹介! | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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当ブログの記事でも写真付きで発行方法などを紹介していますのであわせてご覧ください。

 

日本でも買える!ドバイで使えるSIMカードの紹介

 

 

 

 

 

 

今回は場所が変わりまして、アラブ首長国連邦、ドバイの情報をお届けします。

 

ドバイ観光に便利な交通手段!「ドバイメトロ」を紹介! 

アラブ首長国連邦、ドバイは狭いようで横にとても長い面積のある都市です。

そんなドバイ観光の際に便利な交通手段が「ドバイメトロ」です。

ドバイメトロは2つの路線がドバイ政府道路交通局(RTA)によって運営されており、ドバイの主な観光地へとスムーズにアクセスすることができる観光客の強い味方であり、地元の足としても愛されています。

今回はドバイ観光で利用することの多いであろうドバイメトロについて、利用方法から沿線の様子まで、詳しく紹介をしていきたいと思います。ぜひ最後までお楽しみください。

 

先にも説明したように、ドバイメトロには2つの路線があります。

ドバイ国際空港の少し先、Centre Point駅とExpo2020駅及びJabal Ali駅より分岐してUAE Exchange駅とを結ぶレッドラインEtisalat by e&駅とCreek駅を結ぶグリーンラインの2路線です。

レッドラインとグリーンラインは途中のUnion駅とBurJuman駅で交差をしており、両駅で両線を乗り換えることが可能です。

また、レッドラインは途中のJabal Ali駅よりExpo2020駅方面とUAE Exchange駅方面へ向かう線路が分岐していますが、運行形態としてはCentre Point駅からExpo2020駅の間を運行する電車と、Jabal Ali駅からUAE Exchange駅の間を運行する電車で系統が分かれており、主な観光地エリアで利用するレッドラインの電車はCentre Point行き及びExpo2020行きになると思います。

 

運行時間帯について掲示されていました。

ドバイメトロは基本的に朝5時頃~深夜0時頃までの運行ですが、端の方の駅では22時台後半に最終電車が出発してしまうところもありますのでご注意ください。

尚、毎週金曜日は深夜1時頃まで終電が延長されるほか、毎週日曜日は朝8時台からの運行になっています。特に日曜日は早朝に到着しても電車がありませんのでご注意ください。

 

 

ドバイメトロを利用する際にはICタイプの乗車券を購入する必要があります。乗車券は各駅の自動券売機にて発売しています。

乗車券は全てノルカード(Nol Card)というICカード乗車券となっており、まず1回限りの乗車券はノルカードレッドというカードで発売されます。ノルカードレッドは紙式の切符の中にICチップが埋め込まれており、改札の出入りの際にタッチをして使います。

カード代金も一緒に請求されていますが、ノルカードレッドはカード代金を払い戻すことはできません。使用後は記念に持って帰るなどしましょう。

 

 

券売機の操作方法を簡単に説明します。券売機は初期画面でアラブ語と英語のどちらかが選択できますので、今回は英語を選択しました。

尚、ドバイメトロでは駅や車内の案内表示、放送等も全てアラブ語と英語で行われています。

1回乗車券の方は「Nol Tiket」を選択し、次に1回乗車券か、1日乗車券かの選択肢が出ます。

1回乗車券の場合は「Single Trip」を選択してください。

 

次に乗車したいクラスを選択します。普通車は「Regular」なので、普通車でよい場合はそちらを選択してください。

「Gold」はグリーン車のような区画で、座席指定はできませんがワンランク上の快適な空間に乗車できます。ゴールドクラスについては後ほど詳しく説明します。

 

 

その後は到着駅の選択に移ります。様々な形で到着駅を探して選択できますが、最もわかりやすいのは「MAP」だと思います。

路線図から到着駅を選択して乗車券を購入することができますので、初心者には最もわかりやすい方法です。

 

最後に支払いです。支払いには現金(ディルハム)のほか、国際カードを含む各種クレジットカード、デビットカード、ノルカードシルバーの残高より支払うことができます。

希望の支払い方法を選択して、料金を支払ってください。そうすると、下からノルカードレッドに印刷された1回乗車券が出てきます。

 

1日に何度もドバイメトロを利用する予定のある方は「Daily Pass」(1日乗車券)が便利です。

1日乗車券を購入すると、購入した当日、ドバイメトロとLRTの全線、ドバイ首長国内を運行するRTA運行の路線バス(Eから始まるインターシティバスやドバイ首長国外へ行くバスを除く)などが1日乗り放題になります。

お値段はレギュラークラス(普通車)用が25ディルハム(カード代を含む)です。他に少し割高ですがゴールドクラスが乗り放題になるタイプもあります。

1日乗車券を購入したい方は、券売機の操作の際に1回乗車券の購入と同じ流れで進み「Daily Pass」を選択して購入してください。

 

数日間ドバイに滞在し、何度かドバイメトロなどの公共交通機関を利用するという方は、ノルカードシルバーを購入すると便利です。各駅の自動券売機やバスターミナル等で購入できます。

ノルカードシルバーはチャージすることで繰り返し使えるタイプのICカードで、ドバイメトロ、LRTのレギュラークラス、RTAの運行する路線バス(ドバイ首長国外へ行くインターシティバスを含む)で利用できるほか、ドバイメトロの駅構内にある売店での買い物にも使えます。

但し、ノルカードシルバーを利用する場合、残高不足で改札口を入った場合は改札内ではチャージができず、高額の罰金が科されます。改札に入る前に必ず十分な残高がカードに残っているかを確認するようにしましょう。

このほか、同様の形でゴールドクラスが利用できるノルカードゴールドも発売されています。

 

 

ドバイメトロのホームです。暑い国であるため空調がしっかり入っており、スクリーンタイプのホームドアも全駅に完備されていて、転落事故を防止しています。

ホーム上には駅名標と次の電車が後何分で来るかを示すモニターが設置されています。

 

 

ドバイメトロでは2種類の車両を使用して運行を行っています。全車両5両編成です。

この車両は開業当初より活躍している日本の近畿車輛製の電車です。ドバイメトロでは最も数の多い車両でよく見かけます。

レギュラークラスの車内は前向きもしくは後向きのクロスシート(ボックスシート)が主体の座席配置です。また、ドア付近には大型荷物置き場が設置されています。

 

 

こちらはアルストム製の車両で、2018年より増備されました。

こちらの車両は混雑緩和のためか車内は中向きのロングシートが並び、一部の座席は折り畳み座席になっています。

 

 

ドバイメトロの全ての車両にはゴールドクラスという上位のクラスの車両が連結されています。

ゴールドクラスは少しゆったりとした座席を配置し、快適な移動空間を提供しています。但し、座席指定はなく、JR東日本の普通列車グリーン車のように全席自由席となっています。

満席の際は立席となり、ドバイメトロの場合は立席利用でも払い戻しなどはありません。また、ゴールドクラスの乗車券でレギュラークラスに乗車することもできませんので注意が必要です。

運賃はレギュラークラスの倍額となっており、各駅の自動券売機でゴールドクラス用の1回乗車券や1日乗車券を購入するか、カード残高でゴールドクラスに乗車できるノルカードゴールドが必要です。

ゴールドクラス用の1回乗車券と1日乗車券はノルカードシルバーの残高を使用して券売機で購入することも可能です。

ゴールドクラスの連結位置はレッドラインがExpo2020駅寄り、グリーンラインがCreek駅寄りの先頭車両前寄りになっています。ドバイメトロは自動運転のため運転台がなく、ゴールドクラスでは前面展望、後面展望が楽しめるのも特徴です。

 

 

ゴールドクラスの車内の様子です。近畿車輛製の車両はビニールレザー張りのゆったりとしたクロスシートが並びます。座席配置は横並びの2人掛けと1人がけが主体です。

ドア付近には大型荷物置き場も設置されています。

 

 

こちらはアルストム製の車両のゴールドクラスです。

座席配置は近畿車輛製と変わりありませんが、座席は少し硬めになっていて座り心地はあまりよくないと感じました。

 

ドバイメトロの乗車の際にはやってはいけない禁止事項がいくつかあります。

まず、駅や車内では飲食が禁止されています。ガムを噛んだり、水を飲むのも禁止です。

次にレッドラインのCentrepoint駅寄り、グリーンラインのEtisalat by e&駅寄りの先頭車は終日女性専用車です。これは宗教上厳格に定められていますのでご注意ください。

最後に車内での居眠りについては禁止とよく書かれていますが、これについては柔軟に運用されており、終点駅について目覚めないなど明らかな場合などは罰金が科されます。帰宅時間帯などに軽く居眠りをする程度の乗客は多く、完全に禁止されている行為ではないようです。

しかし、盗難などの防犯上の観点もありますので、車内でぐっすりと眠るような行為はやめましょう。

このほか、抜き打ちで乗車券のチェックなどを行うことがありますので、こういった際には必ず起きていて、乗車券類を提示しなければなりません。

上記の禁止行為を行った場合、高額の罰金が科されることがありますのでご注意ください。

 

また、ドバイメトロは終日に渡って混雑している傾向があります。途中駅からはレギュラークラスは着席できないことも多いのでご注意ください。

また、朝の7時~9時頃、18時~深夜にかけては出退勤のラッシュアワーとなり、電車が日中以上に大混雑します。この時間帯は直近の電車に乗車できないケースが起こるほど混雑が激しくなり、ゴールドクラスでさえ着席が難しいこともあります。

荷物の多い時やお子様連れ、お年寄りの方はできる限りラッシュ時間帯の利用は避けるようにするか、比較的スペースに余裕のあるゴールドクラスの利用もご検討ください。

 

 

ここからはドバイメトロの魅力について紹介していきます。

ドバイメトロはほとんどの区間が高架区間を走行しますので、車窓からドバイの街の様子を楽しむことができます。渋滞する道路を横目にスムーズに走行しますので、定時性も高いです。

 

 

旧市街地周辺などの一部区間は地下区間になっています。地下区間の一部の駅ではとてもこだわった装飾などがされていてとても雰囲気がよいので必見です。

(写真はAl Ghubaiba駅の様子)

 

 

続いては主な駅の様子をお届けします。

まずはエミレーツ航空に乗ってドバイに到着した際に利用することになるレッドラインの「Airport Terminal3」駅です。

ドバイ国際空港の第3ターミナルに直結していて、大変便利になっています。

 

 

こちらはレッドラインの「Burj Khalifa/Dubai Mall」駅です。駅名の通り、ブルジュ・ハリーファとドバイモールの最寄り駅となっていますが、ドバイモール方面へ向かう場合、駅を降りて1km近くある連絡通路を歩いて移動する必要があり、少々大変です。

 

 

ドバイモール内の駅への連絡通路への入り口と、連絡通路内部の様子です。

連絡通路内は空調が効いており、動く歩道も整備されていますが、やはりかなり長い距離の移動となります。

 

 

こちらはグリーンラインの終点である「Etisalat by e&」駅です。

この駅は連絡通路の先に大型の駐車場が整備されているほか、駐車場の先にはバスターミナルもあり、鉄道とバスの乗り継ぎが便利です。

 

 

こちらはグリーンラインの「Abu Hail」駅です。この駅もバスターミナル併設で、シャルジャ首長国方面へ向かうインターシティバスに乗り継ぐことができます。

1階のバス乗り場付近には建物内にバスの待合スペースも設けられていて、空調の効いた室内でバスを待つことができます。

 

以上、ドバイメトロについて紹介してきました。

ドバイメトロは主にレッドラインを利用すれば、ドバイ国際空港と主要観光地を巡ることができ、ドバイ観光の頼もしい足になってくれると思います。

ぜひドバイへ訪れた際にはドバイメトロを利用した観光を楽しんでみてください。

 

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