高速バスで台中から高雄へ!統聯客運1621路 臺中車站(大智北路)→建國客運站(高雄駅) | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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当ブログの記事でも写真付きで発行方法などを紹介していますのであわせてご覧ください。

 

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高速バスで台中から高雄へ!統聯客運1621路に乗車! 

巨業交通306路で台中駅へ到着した後は、バスを乗り換えて、統聯客運(Ubus)1621路 高雄行きに乗車しました。

1621路は台中と高雄を結ぶ國道客運(高速バス)路線です。安価で快適に都市間を移動することができ、とても便利な路線と言えると思います。

同区間では國光客運の路線とも競合関係にあるほか、朝馬地域を発着する和欣客運の路線も並行して運行されているため、1621路はこれらとは異なるルートを走行することで差別化も図っています。

今回は1621路の乗車の様子や特色などについて紹介していきたいと思います。

 

 

統聯客運1621路は台中と高雄の間を1日8~16便運行しています。

ダイヤについては変動が大きいため、統聯客運のホームページにてお確かめください。

尚、2024年5月現在、臺中轉運站が閉鎖されてしまったため、統聯客運の高速バス路線の台中駅の乗り場が変更になっており、臺中車站(大智北路)バス停が新たなバス乗り場になっています。

臺中車站(大智北路)バス停は臺鐵台中駅の豐原寄りの高架下、大智北路沿いにあります。高架下なので雨に濡れることなく待つことができるほか、統聯客運の乗車券窓口、待合室もあります。

 

 

1621路のバスは基本的に3列シート・トイレ付車両での運行で、今回もその仕様のバスが充当されていました。

車内はドア側から1列+2列の3列シートが並び、座席は枕付きのレザーシートになっています。リクライニングも倒れ、高雄までの3時間程度の道のりを快適に過ごすことができます。

トイレは車内中央の階段を下りたところ、非常口の近くに設けられています。

 

 

各座席にはUSB充電ポートが完備され、携帯電話、スマートフォンなどの充電ができます。

また、頭上には明るさを調節できる読書灯も完備されています。

矢印の先にある色のついたボタンは降車ボタンになっていますので、読書灯操作の際に間違えて押すことのないようにご注意ください。

 

 

バスは台中駅を時刻表通りに出発。土曜日の便ですがあまり混雑はなく、半分以上が空席という寂しい乗車率でスタートです。

出発後は車内灯が消され、明かりが必要な方は読書灯などで調整する形となります。

バスは台中駅を出てすぐに右折をし、臺鐵の線路沿いを一度北へ向いて走ります。

 

 

途中、細い道に入りながら臺鐵の線路の反対側へ出て進路を南向きに変え、台中駅の裏口側を通過していきます。

 

 

このバスですが、台湾大道を朝馬方面へは行かず、鳥日方面へ向かって下道を走行します。

朝馬方面については台北~高雄間の路線が中港轉運站へ停車することでカバーをしており、統聯客運の台中~高雄間の路線は鳥日経由で運行することで途中停車地の差別化を図っています。

道中のガソリンスタンドには台中客運の高速バス車両が給油している様子が見られました。

恐らく運行を終え、新鳥日駅近くの車庫へ帰る途中に給油しているのでしょう。

 

 

バスは臺一乙線と言われる一般道を彰化方面へ向かって南下します。

途中で台湾高鐵の線路とも交差します。現在はこの近くに鳥日客運南站という新しいバス停ができましたが、この時はまだ成功嶺站という別のバス停で乗降扱いをしていたので、立ち寄っていません。

鳥日客運南站は臺鐵の新鳥日駅近くに設けられているようで、臺鐵、台湾高鐵、臺中捷運からの乗り継ぎが便利になっているようです。

 

 

バスは成功駅の近くを走行し、臺鐵の列車とも並走しながら走ります。

この日は成功嶺站での乗客がいなかったため、バスは通路をして先へ進みます。

 

 

バスは成功駅の少し先にある王田交流道より中山高速公路へ入ります。

ここまで台中駅から50分ほどかかっており、下道の区間は少し長く感じられますね。

 

 

王田から2区間ほど高速道路を走り、彰化交流道でバスは一度高速道路を下りました。

 

 

彰化交流道の少し先にある統聯客運彰化交流道站にバスは停車し、ここで台中側最後の乗車扱いを行います。

ここからは数名の乗車がありましたが、最終的な乗客数は合計10名程度となり、土曜日にも関わらずとても寂しい乗車率となりました。やはり台湾の高速バス、明らかに以前より需要が減少してしまっているように感じますね。

彰化交流道站での数分停車後、バスは出発し、先の交差点で大胆にもUターンをして高速道路へ戻ります。

 

 

再び彰化交流道へ戻ってきたバスは中山高速公路へ入り、引き続き高雄へ向けて南下していきます。

 

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台中駅を19時33分に出発した便ということで、真っ暗の車窓の中をバスは南下します。

嘉義や台南などの途中のインターチェンジ近くは街があり少し賑やかですが、その他の場所は田畑が広がる長閑な場所で、暗闇を貫いていくようにバスはエンジンを回して走っていきます。

速度は終始90~100km/h程度で、とても安全運転を行っています。統聯客運の高速バスは基本的にこの程度の速度で走るイメージがありますので、安心して利用できると思います。

 

 

彰化交流道站から1時間45分ほどノンストップで走り、バスは岡山交流道に到達。ここで車内灯が点灯し、一度高速道路を下りました。

 

 

前を走るバスに続くように、バスは統聯客運岡山站に到着。少ないですがここでもお客さんを降ろします。ここからの夜間の足は限りなく少ないと思いますが、ご家族らしき方がお出迎えにきている様子を見ることができました。

岡山站から高雄方面へ向けてバスに乗車することも制度上は可能ですが、さすがに窓口が閉まっている時間にそのような需要はなく、バスはすぐに出発します。

 

 

バスは岡山交流道から再び中山高速公路へ戻り、高雄方面への進路へ進みます。

 

 

ひとつ次の楠梓交流道でもバスは一度高速道路を下ります。

 

 

続いてバスは統聯客運楠梓站に停車。ここは乗車と降車でバス停が異なり、路肩にある降車専用のバス停で降車扱いを行います。ここでも乗客が少ないながらも降りていきました。

 

 

楠梓站を出た後も再び高速道路へ戻り、中山高速公路を引き続き南下していきます。

 

 

鼎金系統交流道では旗山方面からの高速道路などとも合流し、バスは高雄市街地に近づいてきました。

 

 

そしてバスは高雄交流道で中山高速公路を下り、ここからは高雄市街地の下道へと入っていきます。

 

 

高雄交流道を下りてすぐ、バスは捷運技擊館站バス停(MRT技擊館駅)に到着しました。

ここでも降車扱いを行い、まとまった人数の乗客がバスから降りていきました。

ここは降りてすぐの所に高雄捷運(MRT)の技擊館駅があり、乗り換えにはとても便利なバス停です。

 

 

捷運技擊館站を出て、残った少ない乗客で終点の高雄駅を目指します。

この次に大順三路口というバス停にも停車するのですが、この日は降車予約がなかったので通過となりました。

途中、廃線となった臺鐵の高雄工場への引き込み線跡とも少しだけ並行して走ります。

 

 

廃線跡とは少し並行した後にお別れとなり、バスは左折をして建國路へと進みます。

建國路は臺鐵の縦貫線と並行していますが、臺鐵の地下化に伴い、地平の線路跡地は再開発が進んでいるようです。

 

そしてバスは台中駅から3時間20分ほどで終点の高雄駅前、建國客運站に到着しました。

所定の所要時間は3時間となっているので、20分ほどの遅れでの到着となりました。

特に渋滞等があったわけではないのですが、台中市内の下道区間などが以前とルートが遠回りになっていますので、遅れが出てしまった可能性があると思います。

 

 

バスは高雄駅から少し離れた降車専用バス停(旧國光客運バスターミナル前)に到着します。

高雄駅へはそばの歩道を前方へ数分歩くと到達しますので、不便な場所ではありません。

 

台湾の都市間高速バスは全体的に需要が低下していて厳しい環境にあると聞かされていますが、週末でもこの乗車率というのは本当に厳しい状況に置かれていると身をもって実感させられました。

台湾へお越しの際は便利で快適な高速バスで各都市へご旅行されてみてはいかがでしょうか。

当ブログでも引き続き台湾の高速バスの良さを発信できればと考えています。

 

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