小学生のころ
学校から帰ると
きまって
近くの公園に遊びに行った。
その公園のすぐ脇を電車が
走っていた。
遊んでいるとやたらと電車は
右往左往通り過ぎていく
そろそろ帰る時間になると
友人たちで次の電車が来たら帰ろう
と示し合わせた。
しかし、あれだけ頻繁に通過していった
電車はなかなか来ない。
なぜか意識をむけて待っていると
来ないのだ。
そういえば
お湯もそうかな。
やかんを火にかけて
待っているとなかなか沸きそうで沸かない
なにか別なことを始めようものなら
途端に沸きまくる。
意識と無意識
意識の向け方によっては
これほど違うんだよな~
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